第9話
鈴木 : 空だ。ダンジョンに空がある。
鈴木君は満を辞して5階のボスと戦うのだと扉を潜ったのであった。
いやそこまではいいのだが、この心地よい風、そして天気がいいのだが暑くない丁度いい気温。知らない花がいっぱい咲いてる。
こんなん俺死んだ?天国?ってなるのがぽっちゃり君なのである。
鈴木 : そっか、俺死んだんだな…スマホも圏外だ。
自分の現状を知ったふうになり確信している顔である。
知ってるのである。高レベルの魔物の圧は時より人の生命活動を諦めさせるという。
実際にパワーレベリングでゴーストが主体の場所を小さな白魔法使いの男の子を数人連れ行った時にボス部屋で悲鳴を聞き男の子達が気絶。そのまま回復魔法も受け付けずに起きず数人死亡したという悲しい事件もあった。
俺は2レベル…チュートリアルボスに挑むには気持ち5から10必要(パーティ)とYouTuberのピコちゃんが言っていた。
くそ!今更だけどなんて無謀なことを!まだやりたいことがいっぱいあったのに、家族にも申し訳ない気持ちだ…
ああ、せめて!せめて死ぬならピコちゃんの年末誕生日ライブを見てから死にたかったのデュフ!?
アン : ピク!!
生きてるわよ!っと頭をペシっと強めに叩かれてびっくりだよ。僕たち主従関係じゃないの?優しくして欲しいなぁ
パイシル : ピクゥ〜ピククゥ〜
主様大丈夫だよぉ〜私が癒してあげる〜と頭をさすられる
なんや可愛すぎるだろバブゥ!はっ!?俺は何を
アン : ピクピクピクピクピク!
アンが真っ赤な顔でピクピク抗議しながらペシってした所をさすってきた。
妖精たちによるダブルヨシヨシである。
まあ感触はあるし、
鈴木 : 死んでないか…ならここは?というか2人とも来てた厳つい鎧どこいったの?
アン : ピクゥ?
パイシル : ピクゥ〜
要領が掴めない。上をくるくるしてる。
鈴木 : それにしても気持ちいいな。
マナを通して持ってたバールが緩くなるのを感じ再度マナを注ぐ
鈴木 : 危ない。ならまだダンジョンなんだ。気をつけなきゃ。きっと俺が知らないだけでどっかにコボルトがいるんだろう。それにしても、
視界に入るのは花草土だ
鈴木 : どこにいるんだ?
アンがパイシルが後ろを見てる。
??? : 何故 人の子が ここに?
鈴木 : え?
後ろを振り向くと可愛い、いや綺麗だ。
優しい目をした女の人が立っていた。
足元まで伸びてるエメラルグリーンの髪、終わりは見えない。そして羽が生えてる。綺麗だ。心なしかキラキラしてる気がする。服は本当に普通のワンピースだ。古き良き妖精のような… あとおっぱいでかいですね。
え?
鈴木 : も、もしかして、妖精…さんですか?
頭いかれてると思われるかもしれない質問なのは分かる がもうそれにしか見えないんだもん!仕方ないやん!
??? : 私のことを 妖精と 呼びますか。 あなた達もこの子と一緒に?
アンとパイシルが彼女の上クルクルピクピクニコニコウンウン言ってる。
鈴木 : アンとパイシルが見えてる。妖精さんだ…大きいのもいたんだ
鈴木君は可愛い女の子を前に語彙力がないのではなく素直に少し感動してるのである。サイズに限定とかないんだって。でも不安が出てきている。
??? : 私は確かに「妖精」です。人が言うそれで間違いないでしょう。
鈴木 : ??? …あのぉ俺は何でここにいるでしょう。
意味深なことを言われても高校生に厳しいのである。素直に今ある一番気になることの解決を優先される。
イケメン主人公や博識主人公ならキリッと話を進めるのだが、
そうそこは、ぽっちゃり君。
ドラゴンズハートで付け焼き刃の元気もここに来て、この神秘な空間や目の前のネットにはない状況にキャパオーバーで早く帰りたいが少しだけ増してきたのである。
レベル上げなんかよりちゃんとお家に帰宅できるかだ。唯一の心の支えのスマホも圏外なら流石に普通の高校2年生レベル2ぽっちゃり君にはアン達だけでは心細さが増したのである。
不安気に返事を待つぽっちゃり高校生。
??? : …大丈夫です。 元の場所にちゃんと返しますよ。 人の子よ そんなに心配しないでください。
ふふふ。と少し苦しそうに笑う。
鈴木 : あ、ありがとうございます!それで何で俺はこの場所に?
マジで安心したので少し余裕が出来たぽっちゃり君。時間があるならやっぱりレベリングするぞとまで元気が回復したのである。
??? : この子達という縁と 貴方の世界の何かが 私を繋げたんだとおもいます。 そして自己紹介ですね。 大事です。 ですが私は、あなたの言う妖精です。 名前は、オベロンいやティターニア…あの時はエインセル、あっちではエルレインとも、色々と呼ばれていました。 名前は実はないのです。 妖精さんと呼んでください。 貴方の名前は?
たどたどしく昔を思い出すように言っているのが分かる。アンとパイシルを優しい目で見つめてるけどやっぱり妖精だから知り合いとかなのだろうか?
(名前がないんだ?でもアン達も何か前に名前があるそぶりを見せてたんだよなぁ、ピコちゃんが言ってたな、秘密を隠してる女はいい女。これってそういうことなのか!?恋人なし童貞な高校生にはそんなの分からないぞ。)
鈴木 : 妖精さんですね。お、俺は鈴木裕介です!宜しくお願いします。
頭に手を置き頭を少し下げる。挨拶とかそんなしないし久しぶりだったぼっちコミュ症ぽっちゃりの限界である。
妖精さん : 鈴木裕介 覚えました。 裕介。貴方が来たのはこの子達とも関係があるのでしょう。
そしてアンとパイシルが鈴木のところに戻った。
いきなり下の名前を可愛い女の子言われるとドキッとする。人間じゃなくてもこんなに可愛いのだ仕方ない。
鈴木 : どういうことです?
妖精さん : 全ての世界から 少しずつですが 私たちが消滅… いや活動できない状況となっております。
鈴木 : そうなんですか!?!?
びっくりである。え?妖精さんたちどうなってるの?
妖精さん : 私たちは 星の誕生と共に 生まれて一緒に生活します。 そして星を育て生かすのが 私たちの生まれた理由です。 生物ではなく、 私たちは 現象というのでしょうか、 別存在・概念と言うのでしょうか、 人の知識から少し分かりやすく言うと 赤血球や白血球や酸素、そういった役割を 私たちは共に生まれた星で 取り組みます。
鈴木 : はぇ〜…
妖精さん : ですが 私たちは 星の中で活動する際に その星から対価を 貰います。 ですがそれを貰えなくなると 私たちは もうその星に存在を 維持することが 難しくなるのです。
鈴木 : え!?
妖精さん : 私たちは 自身の維持のために星の…命をいただきその存在を維持することはできます。 ですがそれは もう私たちの存在を 自身で否定するということ。
それはあってはならない。 ならばどうするか、 それは自身の維持を放棄 世界から解放されるということです。
鈴木 : っ!? 死ぬってことですか…
妖精さん : そうですね。 その考えで間違いないでしょう。 そして活動している私たちが居なくなった星がどうなるか わかりますか? 裕介。
鈴木 : え…あ!?…もしかして死んじゃう?
妖精さん : そうですね。 間違ってないです。 そのまま静かに死ぬでしょう。
鈴木 : そ!そんな!?
妖精さん : 私たちは存在を維持できず そのまま動かなくなるか ただの存在として何もせず消滅するまで無法に彷徨うだけか 星に住む生物の一部となるでしょう。 それが今の私たちが置かれてる現状です。
そう私も…ここに囚われている…そしていつかは…
妖精さんが意味深なことを小声で言ったのをちゃんと聞き取ってるちゃっかりぽっちゃりである。
鈴木 : た、大変だ!? もしかして地球は、、、
妖精さん : 裕介の世界はまだ私たちが居ますが、 もう時間の問題でしょう。 存在をアン達以外に見たことはありますか?
鈴木 : え?あ、見てないです…隠れていたりしてますかね?
妖精さん : 違います。 隠れてるのは近いですが、 皆自身の存在の維持に使っています。 裕介の世界でわかりやすく言うと省エネモードですね。 自信を生贄に続く限り星を生かす方向に向かってるのでしょう。 この状況は、私は何度も見てきました。 ごめんなさい。 追い詰めてる訳ではないの。 少なくとも今現存する人族が寿命を全うできるぐらいには星は今を維持できます。 私たちが続く限り ずっと…
鈴木 : …
そんなことあっていいのか?
こんなに知らないところで頑張っているのにそんなに
妖精さん : だから 裕介聞いてください。 アンとパイシルを どうか宜しくお願いします。 ここまで元気な私たちを見れたのは とても嬉しいのです。 どうか どうか
アンとパイシルがしょんぼりしてピクピク言ってる。
鈴木 : どうにかならないのか…どうにか…
アンとパイシルがピョンとビックリピクピクウンウンしてる。どうしたんだ?
妖精さん : 裕介 忘れないでください。 私たちをどうか、 そしてこの子達を頼みます。 貴方に会えてとても良い時間を 良い思い出を ありがとう。
なんかもう何も解決してないのに返される流れになってるが!?!?待って呼んだ意味俺にそれ教えるだけ!?!?ちょっとモヤモヤしすぎてエグいってぇ!
あれ??
そこに2人が妖精さんの所にいってピクピク!ピクピク言い始めた。
妖精さん : どうしたのですか? アン パイシル 貴方たちの裕介はあちらですよ。 あの子をそして星を守ってあげなさい。
アン : ピクククク!ピクゥ!モグモグ
パイシル : ピクゥピクゥモグモグ
鈴木 : どうしよう…うん?
2人して必死に俺にジェスチャーをするあれ出してと伝わってくる…あれ…
ピクピクキリリッモグモグゴックンウットリモグモグムシャムシャ
鈴木 : は!?!?!?!?!?!?
その時ぽっちゃり君に電流走る!?
鈴木 : 妖精さん!!!!!!
妖精さん : な!?何ですか!?裕介!?
急に心配性ぽっちゃり君が悲しいお別れの手前なのに顔を近づけてグイグイくるのだ。神聖な感じを出してたのに少し台無しである。流石に数多の星々の命の終わりまで存在していた妖精さんもグイグイぽっちゃり高校生に驚愕である。
鈴木 : 妖精さん!これ!!食べてください!!!
妖精さん : 裕介… 私たちは食事という概念は … え?
真っ黒い葉っぱ
妖精さん : 裕介…こ、これは?
震える手で葉っぱを指差す。
ぽっちゃり君は満面の笑みで
鈴木 : 妖精さんのごはんです!!!!!マナで作りました。
彼がこれをどうやって出したのか分からない。
裕介の世界ではマナというもので作ってるという。
マナは私もいろんな世界で似た物をみた。
魔力、MP、魔素、魔法、スキル、妖力、陰陽、霊力全ての世界と共通される物とほぼ同じだ。
だがこの裕介が出してる葉っぱ。マナなんて何も感じない。だけど、
とても懐かしい。
鈴木 : どうぞ 食べてください。
妖精さん : ありがとう ございます…
アンとパイシルはジーっと見ている。
妖精さん : ハム…… ピ……
妖精さんは急にプルプルプルプルピクピクピクピクピクピクブルルルルし始めた?
鈴木 : え?ぴ?
妖精さん : ぴぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ
白目を剥き、のけぞり見える肌の部分全てになんか浮かんじゃいけないような欠陥みたいなカラフルな線がビュンビュンしてる。
ジョロロロロ
あとなんかお漏らししてませんかそれ…
鈴木 : はわわ…妖精ってオシッコするんだ?
アンとパイシルは何言ってんだこいつというジト目になる。
漏らし切った後目を閉じる。
妖精さんは少し経つとパタンとゆっくり後ろに倒れた
アン : ピククククククク笑
パイシル : ピククククククク笑
鈴木 : やっちゃった…きっと相性があってこのでかい妖精には食べさせちゃダメとかあったんだ!?大変だぁ
冷や汗殺妖精ぽっちゃり高校生事件である。
むくり
無言で何もなかったように立ち上がった。
鈴木 : ひ!? だ、大丈夫ですか?
妖精さん : 貴方が私のマスターか?
堂々とした立ち姿で急にどうしたこの人?
鈴木 : え?どうしたんですか急に?
ニコニコした顔でそのままドシドシ近づいてきた。
急に腕に捕まってきて、おっぱいが!?
アン : !?!?
パイシル : !?!?
妖精さん : 冗談ではありませんよ?
鈴木 : ふぇぇ!?
妖精さん : 貴方のためなら何でもできそうです。
急に可愛い子がめちゃくちゃ童貞に急接近である。おっぱいが!?押し付けられて、あれ?ちょっと待って下のびちゃびちゃもなんか当たってない?…
でもこんな可愛い女の子に!嬉しいしニヤニヤが止まらない。感情がうまく出てこないのだ。え?力強い無理。やはり人間(レベル2)は無力…
アン : ぴぐぅぅ
パイシル : ぴぐぅー
離れろ離れろしてる妖精を軽くペシペシあしらう
もうキャラ崩壊も良いところである!
だが!!!
鈴木 : 主導権を握らせない!
親父が言っていた。親父「ママみたいな美人さんが奥さんだとな、色々と誘惑がある。誘惑に勝つ根気と力が必要だ。裕介。男は主導権を取るのだ。」(後ろにママが居ますが気付いていない。)
鈴木 : お!お願いがあります!
妖精さん : は!?はいなんでしょうか!?
鈴木 :て、、、テイムして良いですか!!!!!!
ぽっちゃり君渾身の告白である。恥ずかしくて本人は目も見れていない。
ここにきて妖精調教の活躍を期待するのである。
アンとパイシルは私の時と違う!と抗議の目だ。
妖精さん : て、テイム????
妖精さんは過去数え切れない歴史の中からテイムを自分の居た世界から検索する。
数万件ヒットした。
魔物を仲間にする。一緒に戦う。家族。
など出てくる。
妖精さん : テイム承ります。
テレテレ妖精さんである。
鈴木 : ありがとうございます!て、、テイム!!!!
一緒に戦う姿もそうだが、先ほどの激しいボディタッチで邪の心が出てるのか下心大有りなイメージも出てしまった。少し反省しながらテイムを願い続けると繋がった気がした。
妖精さん : ありがとう裕介。私は貴方が滅びるまで共に居ましょう。
アン、パイシル : ぴぐうううぅ
なんやこの女後からノコノコとといった顔である。
鈴木 : よ、宜しくね!妖精さん!、あ!妖精さんは辞めようか。
妖精さん : 宜しくお願いします。妖精さんを辞めるというのは?
鈴木 : 名前つけるよ!えーと何にしよう。
妖精さん : ウフフ♡分かりました。お願いします。
アン、パイシル : ピク!ピクゥ
(適当な名前になれ!おっぱいとかでいいだろ!)
鈴木 : 妖精だからようちゃん…うーん、英語でフェアリー?…フェリーでどうでしょう!
フェリー : !はい。フェリーです♡宜しくお願いします。♡
アン、パイシル : ピグゥ!?!?
(安直なのに運良く良さげな可愛い名前になってる!?)
自分の名前は主に付けられた名前なので不満は無いのだがここまでファーストコンタクトの扱いの差がでるとムムム!キリリっとなる2人なのであった。
フェリー : このフェリーは裕介によって再び再構築されました。私は滅びるだけを待ってこの世界。私たちだけの世界を作り何も見たく無いと引きこもりました。裕介。貴方は、私たちを助けるために与えてくれた。世界の未来なのかも知れません。奇跡なのです。
鈴木 : そうなのかな?難しいことは分からないけど、出来ることがあればやるよ?(夏休み暇だしね)
フェリー : ありがとうございます♡ 裕介が滅びるまで私たちは共に居ます♡どうか末永く宜しくお願いします♡
アン、パイシル : ピクク!ピクゥ!
(何よ後から来てこの女!!!!とキリリッムムム目)
フェリー : ふふふ♡(大丈夫ですよ。私たち皆んなの裕介ですよ。)
アンとパイシルにウィンクする。
アン、パイシル : ピクゥ♡ (当たり前です!♡)
鈴木 : こちらこそ宜しくね。なんか分からないけどこれで解決したの?てことは元のダンジョンに帰れるのかな。仲間になったんだし付いてくるよね?
フェリー : …ごめんなさい裕介。まだこの構築した身体を慣れさせなきゃ。完全体になったら貴方のために全てを捧げて尽くします。
しょんぼり爆乳妖精さんの完成である。
鈴木 : そ、そうなんだ。残念だな。
しょんぼりぽっちゃりである。
フェリー : ごめんなさい。大丈夫です。また会えます。
気を取り直して両手を前にするフェリー
フェリー : それでは今帰り道を作りますね。 「エリアプレート(ステージリサーチ)」ここですね。渋谷駅ハチ公前ダンジョン五階のボス部屋と出てきました。ここに「ワールドゲート」はい。できました。
腰に手を当ててフンス!得意な顔だ!
魔法陣が花の上に出てきた。
鈴木 : す!凄い!魔法陣みたいなのだ!アニメやゲーム以外で初めて見た!
アンとパイシルもピクピクピクピク言ってる。
フェリー : ではまた会いましょう裕介。
鈴木 : ありがとうフェリー。そうだ!いつ会えるか分からないし、はいこれ!
手に数十枚の黒い葉っぱを出す。
フェリー : ぴぐぅ!!?!?
また倒れた!?白目剥いてる…ピクピクしてる…
鈴木 : え?この葉っぱヤバいやつなん?
アンとパイシルはウンウンしてる。そうなんだ?
鈴木 : これ食べて元気出してください。
白目剥いてるフェリーのお腹辺りに置いておいた。もう少し多めに置いとこ。
鈴木 : はい。アンとパイシルにもね。
アン、パイシル : ピグゥ!?!?ピクピクパクパクモグモグムシャムシャ
それを見て満足するぽっちゃり君。何故かとんかつを食べる自分と重なったので似たような物かもと納得する。
鈴木 : よし!アン、パイシル行こうか!
ピクピク返事がくる。
鈴木 : フェリー行ってくるね。
そして妖精たちと裕介は魔法陣に入るのだった。
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作者です!お読みいただきありがとうございます!
更新ペースは大体1-3日に1話でやっていきたいと思います。
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モチベにも繋がりますので出来るだけでいいのでお願いします!
引き続きぽっちゃり君を宜しくお願いします。
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