第6話「合同離婚式と波動裁判」
ホテル・しじみのロビーに、昨日の新婚カップルたちが怒鳴り込み。
新郎A:「嫁が波動水のサブスク契約してやがった‼」
新婦B:「旦那が股間ライトで寝室を照らすから寝れねぇんだよ‼」
新郎C:「初夜にヤス婆が乱入してきた‼」
ヤス婆:「あれは神の導きや!」
ファザーサン:「ならば……合同離婚式だ‼」
女神ダルシム:「今回のBGMは“蛍の光”アガペニョVer.で~す♡」
(歌詞が全部「波動~波動~」)
会場中央に「離婚宣言台」が設置され、
カップルが順番に上がって波動ハンコを押す儀式。
波動ハンコ:ファザーサンの股間ライトで印影を焼き付ける方式。
離婚後の財産分与を巡ってケンカ勃発。
急遽、ロビーで波動裁判が始まる。
裁判長(ファザーサン):「静粛に!!ここは波動法廷だ!!」
原告:「慰謝料100万と波動水50本を要求します」
被告:「股間ライトで焼いたハンコが証拠能力あるのか!?」
女神ダルシム(弁護人役)
「異議ありッ!!我が依頼人は波動不足だっただけです!!」
→ 机の上でローラースケート逆立ちパフォーマンス
最終的にファザーサンが提示した和解案:
財産はすべてアガペニョ教に寄付
信者ランクを“ゴミ”から“一般人”に昇格
離婚記念にアルミホイル王冠を進呈
信者たち:「……負けた気しかしねぇ」
ヤス婆:「これが波動や!」
地方ニュース「市内ホテルで謎の集団離婚式」
→ SNSでバズるも、コメント欄は「宗教って怖い」より「股間ライトって何?」で埋まる。
ファザーサン:「誤解されても、波動は不滅だ…」
女神ダルシム:「次は結婚相談所ビジネスやろ」
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