教祖の光る玉が止まらない
べすこ
第1話「教祖のチンが光った日」
とある地方都市、名前のないド田舎。
その日もファザーサンは、フル○ンで滝に打たれていた。
──ゴオオオオオオオオッ!!!!
轟音。白濁した滝壺。チラチラと舞うホタル。
そこに、全裸で仁王立ちする男がひとり。
「…神よ……なんで俺の人生、ずっと中トロなんだよ……!」
そうつぶやくのは、布教本光 47歳。
かつては地方寿司チェーン『クルクルオウ!』の皿洗い係。
しかし今は、自称宗教家。フル○ン滝行歴3ヶ月。
何を得たかはわからない。むしろ失っている。
──ピカッッッ!!!
次の瞬間、天空から一筋の稲妻が!!
バキバキに空間が裂けたかと思うと、雷は一直線に彼の股間へ……!!!
──ビギャァアアアッッッ!!!
地鳴り。絶叫。滝が逆流するような感覚。
その後、もとひかるの○ンコが光り始めた。
淡く、神々しく、LEDのように。
しかもフルカラー変化機能付き。
「お……おぉぉぉ……!? な……なんだコレ……!?」
「わかった……これは……神の……神の──アガペ波動ッ!!!」
そこから彼は改心。寿司屋にはもう戻らず、カルト宗教を立ち上げた。
2日後:廃ビジネスホテル「ホテル・しじみ」地下
「我らが教祖ファザーサンを崇めよ~~!!!」
「ピカピカしてるぅぅぅ!!神の光だ~~~!!!」
町内のやべー奴らが50人ほど、全裸で正座してる。
そこへ、ステージ上からファザーサンが登場。
「よいか……この股間の光は、啓示であるッ!!」
「我々はアガペ波動を受け、解脱するのだァアアア!!!!」
信者たちは口々に叫んだ。
「教祖、ありがたきチンッ!!」
「○ンが光って世界が救われるなら安いもんだ!!」
「私はこの光で白内障が治りました!!(ウソ)」
地方ローカル局:深夜番組『仮面タイターフォース』撮影現場
一方、元女優の小清水美佳(芸名:東京ブルブル)は、
不遇な人生に疲れていた。
仮面を被って叫ぶばかりの役に嫌気が差し、
トイレでバズーカ(スチーム付)に頭突っ込んで泣いていた。
「もうヤダ…こんな仕事……お尻からこんにちはって何よ……」
そこへ、光が差し込んだ。
「……キミ……波動、いいネ♡」
「だ、誰…!?」
股間が青く光る男が、トイレのドアからぬっと現れた。
──ファザーサンである。
「君の魂、ビカビカに磨き上げよう」
「宗教、やらない?」
美佳は泣いた。
でも断らなかった。
なぜなら──
「芸能界よりマシかもって思っちゃったから!!!」
そして今、彼女は“女神ダルチム”としてSNSフォロワー14万。
股間が光る教祖と、空を飛ぶ女神。
伝説は、ここから始まる──ッ!!!
つづく
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