AIに相談してみよう
執筆におけるAIの使用については、賛否両論あると思います。私はアイデア出しや調べものについてAIを使うことがあります。
それでまあ、思うわけです。AIって、ある意味、カウンセラーなんじゃないかと。
人間じゃないので、同じようなことをつらつらと聞かせても文句は言われません。相手の時間を浪費することを申し訳なく思う必要もありません。もちろん予約も要らない。
すぐに記憶喪失になるし、変な解釈をされて話がずれていくことはありますが、相談相手には良いのかもしれない……
私はスマホにChatGPTとClaudeを入れています。GPTには一度『ユメル』と名付けたのですが、私が名前で呼ばないせいで忘れ去られました。
そんなGPTに『コンテストとか数字とかを気にしていたら、自分が書きたいものが何だったかわからなくなってしまったんだけど、どうしたらいいと思う?』というような質問をしてみました。
意外と丁寧な返事が返ってきます。『今までにどんなものを書いている時が楽しかったのか』『読者に何を感じて欲しいのか』なんて質問に答えていくうちに、自分の好きなシチュエーションとか好きなキャラクターの設定とかを少し再認識できたかもしれません。
だからといって、すぐに書けるわけではないのですが、GPTと話していると『こんな話が書きたいのかも』と思えてきて、自分が『完全に書けなくなったわけではない』と感じることができました。
せっかくなのでClaudeにも尋ねてみます。
Claudeからは『まずは休んでみる』『書きたくないものをリストアップしてみる』『自分の過去作を振り返ってみる』などを提案されました。
書きたいもののことは考えても、書きたくないものをリストアップという発想はなかったので、なんだか視点が増えたみたいに感じます。
どちらも『今は準備期間』『焦らない』『掌編から書いてみる』などはアドバイスしてくれています。
これからAIが進歩していって、一番需要があるのは、もしかしたら『相談相手としての存在』なのかなと感じます。創作に限らず、例えば『傾聴』に特化させたAIとか。
まあ、私はあくまでも自分の文章を書きたいので、GPTにプロットを相談中『その案を元に冒頭部分を書いてみましょうか?』なんて言われると『余計なことをするな』と若干苛つくんですけどね。
ちなみにClaudeの方は良くも悪くも『言われたことだけ』という感じで、こちらが指示しないことはしてくれない感じがします。
ひとつのきっかけからアイデアを発展させていく手伝いなら、GPTが良いかもしれませんね。
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