序章「終わりの季節」への応援コメント
読ませていただきました。
『サイキック・ケースワーカーズ 柳谷清司の怪奇録』の序章は、雨上がりの冷たい空気感が漂う日常のすぐ隣に、目を背けたくなるような凄惨な「非日常」が平然と居座る不気味さを、淡々とした静かな筆致で見事に描き出しています。白昼堂々の街角で、あらぬ方向に手足が曲がった女性が何度も屋上へ駆け上がり、飛び降りを繰り返すという異様な自殺のループ。この凄まじい光景が、清司や幼馴染の少年の視界には鮮烈に映りながらも、周囲の通行人にとっては存在しないものとして処理されているという「世界の断絶」の描写が、彼らの抱える体質の厄介さと孤独を何よりも雄弁に物語っています。特に、怪異に対して恐怖を感じつつも「関わらないに越したことはない」とドライに距離を置こうとする少年たちのやり取りは、長年見えないものと共存してきた者だけが持つ生存戦略としての諦観を感じさせ、見えない友人たちの無邪気な好奇心との温度差が、物語の持つ独特の乾いた質感と孤独をよりいっそう際立たせています。
怪異を華々しく討つ英雄譚でも、安易に救う慈愛の物語でもなく、置き去りにされた魂に「終わり」を返していく「後始末」というコンセプトは、この序章のラストに漂う不快な落下の残響と見事に共鳴しています。誰にも顧みられず、街の雑踏に消えていく肉体の破裂音を耳に残しながら、それでも日常を継続させようとする清司の姿は、優しさと冷徹さが同居する「ケースワーカー」としての資質を予感させ、読者を静かな怪奇の深淵へと誘います。高校入学という転機を前に、古道具屋で手渡される「とある物」が、この危うい均衡を保っていた日常をどう崩し、彼をどのような「終わりのための旅路」へと駆り立てるのか。派手さを排したからこそ際立つ本物の恐怖と、その先にある弔いの物語に、強く心を揺さぶられ、期待を抱かずにはいられない一編でした。
次は、清司の日常を決定的に変えることになる古道具屋での出来事や、そこで手渡された物の正体、そして「見える者」として彼が初めて本格的に関わることになる、切なくも恐ろしい最初の「後始末」の現場をぜひ読み進めてみたいです。1話分だけで切るのは失礼だと思ったので、もう1話分書きます。お待ちください。(内容を外しまくりの感想だったら本当にすみません。)
作者からの返信
かなりしっかり読み込んでくださって、ありがたい限りです。ありがとうございます。
物語はまだまだ続いてまいりますので、引き続きお口に合うようでしたらお時間のあるときにお楽しみいただければ幸いです。
4章「満塁ホームランの非日常」(弐)への応援コメント
企画からきました。一話、一話が大変に読みやすくよい作品ですね。応援します頑張ってください。
作者からの返信
ありがとうございます!
そう言っていただけると励みになります。
今後もまだまだ物語は続いていきますので、お時間のあるときにまたお楽しみいただければ幸いです。
編集済
序章「終わりの季節」への応援コメント
もちです、コメント失礼します。
ん〜、なんて言ったらいいのか難しいですけど
『めちゃくちゃ良い』というじんわり暖かくなる感情と『気味の悪さ』のぐにゃりとした感情と会話の軽さに『安心』の感情……あとは、なにより読みやすくて頭に入り心に入ってきます。
元々グロやホラー系とかのめちゃくちゃ生々しい表現はすごく苦手なタイプなのですが、この作品はすごく読みやすいし見やすいし頭に入ってきやすいし、なにより非日常の気味悪さと普段の日常のアイマッチ?加減がすごく刺さりました。
続きも時間できた際見ますので、気ままに更新を待ちます(笑)めちゃくちゃいい作品を書いて下さりありがとうございました!!
作者からの返信
ホラーが苦手にもかかわらず読んでくださって、本当にありがとうございます。
日常と非日常、そしてホラーの具合まで丁寧に見ていただけて、とても嬉しかったです。
そこを感じ取っていただけたなら、本望です。
物語はこの先も続いていきますので、またお時間のあるときに、気が向いたときにでもゆっくり楽しんでいただければ嬉しいです。
コメントありがとうございました。
2章「日常の延長」(弐)への応援コメント
自主企画にご参加いただきありがとうございました!
幽霊の反復落下の導入が不気味で、最初から空気に飲まれました。
友人同士の軽口も自然で読みやすく、日常から異常へ入る流れが上手いと思いました。
古道具屋の湿った雰囲気と「契約」の展開もワクワクしました。
引き続き、楽しませていただきます!
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
怪異の登場には自分なりのこだわりがあるので、そう言っていただけてとても励みになります。
お時間の許す限り、これからもお付き合いいただけましたら幸いです。
5章「受け継ぐもの」への応援コメント
わぁぁ……これはひどい……。
どうして亡くなってしまったんだろう。と思ってましたが、これは……。
誰か彼女を抱き締めてあげて。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
そうですね。ええ。はい。中々に過酷ではあります。
作者の代わりに抱きしめて上げてください。
序章「終わりの季節」への応援コメント
Xから来ました。この度はRT企画に参加いただき、ありがとうございます!
怪異ものかな?という幕開けですね。
怪異とか怖いものが大好きなので、非常に興味をそそる冒頭だなぁと思いました。
自分で命を絶ってしまった人は、その場で永遠に繰り返し、解放されることはない。みたいな話、聞いたことあって
それを生々しく、その場で見ているような。彼女が落ちた音が、私の耳にも残っているような、そんな読書体験の幕開けに、わくわくします。
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます。
作品の空気も受け取っていただき、嬉しい限りです。
またお時間あるときに続きをお楽しみいただければ幸いです。
3章「延長二試合」への応援コメント
突然の契約に振り回される側の二人がこれからとても大変そうだなと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうなんです。大変なんです。
この先も見守っていただけると嬉しいです。