独ードクー

朝香るか

第1話みんな

子供のころからみんなという単語が嫌いだった。

私はみんなの中には入らない。

暗いから。

テンションがみんなと違うから。

努力したけど、やはりみんなには入れない。


自分は異質なのだと理解した。

皆はいい。

みんなの言葉に安心できる。

いいなと思う。

私は誰からもみんなの中には入れてはもらえなかった。

私を表現することはいつだってドクだった。

独りなのか

孤独なのか。

はたまたみんなにとって毒なのか。

いつだって人は言う。

独特だよねと。


私だってみんなの中に入りたかった。

でもいつだって邪魔をする人が現れる。


私と話さない人から攻撃を受ける。

「あの子なんだって?」

「どうしてあの子は〇〇なのだろうね」

直接は絶対に言ってはこない。

しかし集団で攻撃するのは大得意。


そんな人にいつだって足元をすくわれてしまう。

故意なのか、無意識なのか。

わからない。

ただ、仲良くなれない人は確実に存在していて、

私はいつだって排除される側ということだ。

ドク。

孤独であり、いつだって仲間はいなかった。

でも、気にかけてくれる存在は確実にいる。

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