時の撚り糸への応援コメント
素晴らしい作品に心惹きつけられました。
以前自分も今の景色を残していくようなそんな未来にならないかな、とアイデアをあたためていたものの形にできず……こちらの作品を拝見して「こういうものを書きたかったんだ!」と思いました(*´ω`*)
ただ、読んでみて私には逆立ちしても書けなさそうと改めて実感……畑仕事のリアリティや余韻の残るラスト、さすが天川さんです。
天川さん、素敵な作品をありがとうございました。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます✨
稲刈りならぬ、大豆の収穫でなかなか返信できず申し訳ありません💦 幸いと云うか、今年の大豆は豊作ですw この物語の景色も大豆の収穫の場面に変更しようかと思うほど🤭
過ぎ去った記憶に胸を馳せるとき、たぶん思い出すのは何か特別なイベントがあった日ではなく、こういう日々の何気ない景色の方だと思うんです。行楽と違ってカメラなど持ってきていない、けれど写真に残せたならきっとかけがえの無い思い出になる。そんなシーンがいくつもあります。
悔いの無いよう選んだ生き方ですが、これが正解かどうかわかりません。けれど、人生の終わりに「自分の人生はなんだったのだろう」と自問したとき、こんな機能があったらきっと救われると思うんですよね。
時の撚り糸への応援コメント
いやあ、また泣かされてしまいました(ToT)/~~~
私の遠く離れた第二の故郷、父が生まれ育った帯広の家も住む者が無く壊されて今はアパートが建つだけになりました。3兄弟で唯一生きている伯父ももう80代半ばで彼が亡くなったら帯広は縁もゆかりもない場所になってしまうのですが……
もしそこにこんなサービスがあって、父も伯父も、亡くなった上の伯父も3人が若い姿でそこに暮らす所を見れたなら、泣いてしまう事は間違いないと思います。
問題はその技術が確立されたとして、何年前までデータが残っていて遡れるのかというのも技術的にはあるとおもいますが……早く確立されて欲しいですね
作者からの返信
お読みいただきましてありがとうございます✨️
思い出は手が届かないからこそ美しいのかもしれませんが、それでもそこに手を伸ばしてしまうのもまた人間なのかなぁ、と思ったりします。
私は写真が好きで昔はよく撮っていたのですが、ある時誰かに喜んでもらうために撮っていたことに気づいて、そして、自分の周りに無邪気に喜んでくれる人がいなくなったと気づいた時、あまり撮らなくなりましたね。
撮る時は、自分が後で思い出して琴線に触れたいと思うような景色、だから他の人が見ても「何だこりゃ??」というような意味不明だったり、ありふれた景色だったりするのですが……
そういった写真も、保存していたパソコンが壊れたり、スマホが壊れたりで結構失っちゃってるんですよね💦
何処かに残っていて欲しい景色……こういうサービスがいつか実現できてくれることを願っています✨️
時の撚り糸への応援コメント
天川さんの人生の一片が織り込まれているような気がするのは気のせいでしょうか。
東日本大震災の後、ストリートビューに残されたかつての町の面影、そこに偶然映ってる近所の人々や肉親の後ろ姿を懐かしむ話、わたしも好きです。
映像の中には当たり前のようにいつものあの町があり、そしてその場所は津波に呑まれて、何も残っていない。今はただの原野です。
地震直後、両親が落ちた瓦を庭で拾い集めている様子を、何となく写真にとった人が、どういう理由かは忘れてしまいましたが一旦家から離れた間に津波が襲い、両親はそのまま帰らぬ人となりました。その写真に遺されたものは、今まで確かにそこにあった家と、いつもの親の姿。
もう二度と取り戻せぬものを、人生の終盤になって後から眺める時、人は何をおもうのでしょうね。懐かしいだけでは説明のつかぬ万感がこみ上げてくるような気がします。
作者からの返信
私はドローンも利器もあまり好きではないのですが、そこで生まれる情動に差はないとも思っているのですよね。なので、ドローンが好きになる利用方法を考えてみたのがこの物語ですw
世代的に、フィルムカメラを知っているもので、写真って撮ると勿体ないという意識がかすかに残っていて、でも、だからこそあの時頓着せずに取っておけばよかったなぁと思うことも少なくないんですよね。
誰もが、かしゃかしゃ、節操なく写真を撮る時代になってしまって、好きだった写真撮影が嫌いになってしまった時期もありました。たぶん、誰かに見せて自慢するための写真が好きではなかったんですね。
ただ心のなかにだけある風景、それに出会うための写真というのは、方法や時代が変わっても変わらないものだと思います。
テクノロジーは、そう言うもののためにこそ使われて欲しいと、願って書きました。
お読みいただきましてありがとうございます✨️
時の撚り糸への応援コメント
泣いてしまいました。
年老いた時、二度と会えない両親や若い自分が共に働く姿を見たらと思ったら、胸が一杯になってしまいました。
素敵なサービスだと思います。実装されると良いですね。
読ませて頂きありがとうございました。
作者からの返信
思い出の価値は年を追うごとに大きく重くなっているような気がします。若い頃は、それこそ記念に撮るだけの写真でしたが、年を取ると「あの時もっと写真を残しておけば……」そう想うことが増えているような気がします。
Googleストリートビューで、自宅の周りを見た時、亡くなった家族の姿が写っていた、という話が好きでして、それがもっと拡張した機能になればと思って書き上げました。
未来にはもしかしたら実装されているかもしれませんね。
お読みいただきましてありがとうございました✨️
時の撚り糸への応援コメント
こんばんは。コメント失礼致します。
【SF・スペキュレイティヴ・フィクション篇】の企画をありがとうございました。
今ゆっくり楽しませていただいております。ご挨拶が遅れ失礼致しました。
「ストリートビュー」という身近なツールで時間を遡る設定が素敵です。
「なんでもない一日」のように見える1日の温かさ、尊さが胸に染み渡り、涙がこぼれました。
最後に映し出されたご両親との日常の風景が、時を超えて主人公の魂を救う描写に深く感動いたしました。映像が浮かぶようでした。
思わず、懐かしい田舎のストリートビューを見に行きました。そこには、今の家と昔住んでいた家が残っているのです。ホッとしました。
あたたかいお話を、ありがとうございました。
作者からの返信
お読みいただきましてありがとうございます✨️
企画のほうがあまり手つかずで申し訳ないです💦 これからじっくり読もうと思っております。
いつも何気なく見ている村の景色ですが、20年前と比べると明らかに変わってきているんですよね……主に、太陽光パネルとか💧
今までありふれすぎていて、いつまでもこのままだと思ってしまうのですが、人の住まなくなった空き家がちらほら見え始めているのを実感すると、いずれ我が家も畑も、こうなっていってしまうのかと、じわじわと来る怖さと寂しさを感じたものです。
今回の作品は、やがて自分がこうなるであろう未来に、一雫の希望を自分で注いでおこうとw思って書き上げたものでした。流石に「時の撚り糸」は無理でしょうが、思い出の景色はどこかに残っていてほしいものだと願っております。