君の瞳に別れを告げるために(仮)
@Mizuxxx
第1話 中学時代の過ち
これは僕が大切な人を傷つけ失うまでの本当の物語。
僕の名前は岩峰龍水(いわみねりゅうすい)本作の主人公で現在中3の男子だ。
僕には小学生の初恋からずっと片思いをしている女性がいる。その人は高坂亜美(たかさかあみ)現在同じクラスで仲良く話をする仲だ。彼女は吹奏楽部でキャプテンを勤めており、定期演奏会では必ず差し入れを用意し出番が終わった後は時間の許す限り二人で話をしていた。僕は彼女の普段は学級委員をするほどの正義感でみんなをまとめるリーダー的な面と二人の時だけ見せてくれる明るく可愛らしい笑顔のギャップに対し気がついたら好きになってしまっていた。
時は流れ受験直前僕たちは同じ高校を受けることになった。そんな時、クラスの受験前の特有のムードのせいか僕は彼女にきつい態度をとってしまっていた。彼女は前期で合格しており僕はまだ後期の受験が残っていた。そんな実力の差を実感し劣等感を感じ距離をとってしまった。
「お前は前期で決まって楽でいいよな」
そんな心ない言葉を口にしていた。当時は何の気なしに口にした言葉だか、これが二人の関係に深い溝を作ってしまった事に僕は気づけずにいた。
そこからは何の関わりもなく卒業式を迎え僕は「どうせ進学先も同じだし」と言う軽い考えで何の話もせずに中学生活をに幕をおろした。
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