第5話
朝起きる~~♪
グラノーラ食べる~~♪
ヘッドギア被る~~♪
ベッドに横たわる~~♪
「とふろふ起動!」
あ、とふろふの部分を声に出す必要はないです。
起動とさえ言えば行けます。
+*+*+
えー、ただいま落下中です。
これ毎回やることになるんかな。
そうこうしてるうちに光ったな。
お、ついた。
今日はNPCのところに行こう。
魔術師のNPCがどこかにいるかもしれない。
さーてどこにいるかなー。
あ、図書館だ。
異世界ファンタジー風の世界でラノベみたいなのってあるんかな。
よし、NPC探しは中断して図書館に行こう。
館内に入ると本の匂いがする。
この匂い好きだわぁ……
かなりの蔵書があるようでその量に圧倒される。
ちゃんと種類ごとに分けられていてA型の人は好きそうだ。
俺はO型だけど。
魔術や錬金術の本は入り口付近にはなく、かなり奥の方に入ったところでそのコーナーを見つけた。
「お、四大属性の本と回復属性もある」
合計5冊の本を抱えて読むスペースの一角に座る。
俺は最初に使う魔術はメラと決めていたので火の魔術書を開く。
読み終えるのに1時間かかった。
結果から言おう。
絵のセンスがそんなに(壊滅的に)ない俺にとって難しいことが分かった。
まず空中に円を書く。
その中に火を表す記号や魔力を消費する記号か体力を消費する記号を描いてさらにそこから拡張記号的なものを書いていくらしい。
オート操作だったら勝手に手が書いてくれるらしいけど俺はマニュアル操作にしたから自力で書かなければならない。
そこの君!設定を変えればいいじゃないかって思ったな!?
この小説のタイトルを見ろ!オート操作に変えるなんてことはできないのだよ!
これを戦闘で思い出してつかえる自信なんて1ミリもない。いや1㌨はある。
とまぁそんなことで悩んでいると……
≪スキルレベルが上昇しました≫
≪火の魔術言語が登録されました≫
≪魔力の魔術言語が登録されました≫
≪登録された言語はスキル詳細から見ることができます≫
おぉ…
いやまて、戦闘でみれなくないか?
でもまぁレベルを上げるのは嫌いじゃない。
さぁ次の本を読もう。
+*+*+
≪スキルレベルが上昇しました≫
≪土の魔術言語が登録されました≫
≪登録された言語はスキル詳細から見ることができます≫
≪スキルを獲得しました≫
お?なんかスキル獲得したぞ。
*****
名前:赤青戦士
種族:人間
主職業:魔術師
副職業:錬金術師
Lv.2
体力:20
力 :5
速度:40
精度:20
魔力:40
運 :22
残りステータスポイント:10
残りスキルポインツ :1
スキル:《魔術言語Lv.4》《錬金術》《鑑定》《魔力効率》《幸運》《特殊魔術言語》
《ハローニューワールド》NEW!《速読》
*****
おぉ!なんか知らん項目がある!
名前から見て大体察せるけどまぁフィーリングでやるか。
その前に読み始めて4時間はたったし昼飯を準備しなければ!
てなわけでいったんログ・アウト(イケボ)!
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