取り急ぎ！勇者が来る前に

ソの人

新たなる勇者が旅立つ数日前、東の国王へ謁見する者がそこにいた。

国王『つまり勇者が魔王城までの道中をそなたが案内すると？』

？？？『いえ、私はあくまで勇者様の進む道中を◇先回り◇し、快適に魔王城へたどり着くようお手伝いさせて頂きます』

国王『ふーむ……血筋が絶えこれが最後の勇者になるであろう、魔王を倒せるなら猫の手も借りたいところじゃったからのぅ。その者、名は？』

マワリ『事前士を勤めさせて頂きますマワリでございます』

国王『事前士？昔何処かで聞いたことがあったような……まぁよい、魔王城まで勇者をよろしく頼む』

マワリ『承知しました、では◇先回り◇させて頂きます』

～果たして勇者は魔王を倒すことができるのか！？～

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