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  • 🚃への応援コメント

    エッセイから続けて読ませていただきました。雰囲気は確かに違うのですが、地下鉄という少し特殊な移動の空間のなかでの思考がとても良かったです。

    今作は、なんというか、すごく映像が浮かぶなぁと思いました。
    冒頭の語り出しから、窓に映る大人になった二人。屈託のない彼と、まだしっかりと彼の顔を見て話せずに、違うほうを向きながら様子を伺う。
    おめでとうを言った時に、顔をみれたのかなと感じました。
    こういった気持ちのちょっとした変化を捉えた物語が大好物なので、とても良かったのです。ありがとうございました(*^^*)

    作者からの返信

    あちらのエッセイ、と呼んでいいのかもわからない独り言日記ですが、たくさん読んでいただきありがとうございました😌
    そしてこちらの話にも足を運んでいただき嬉しいです。

    実際に地下鉄に乗った時のことを頭に浮かべて書いていたので、映像が浮かぶとのお言葉、とっても嬉しく思います。
    お互いが抱く好意のズレや気持ちから目をそらす後ろめたさ、諦め、吹っ切れ、受け入れ……いろんな感情を受け取っていただけたらいいなぁと思っていました。
    気に入っていただけてとても嬉しいです。
    この度はお読みいただき、温かいコメントと、ご評価もありがとうございました✨

  • 🚃への応援コメント

    地下鉄に乗乗ったのは、もい30年以上前か?
    地下鉄は、嫌いではなかった。
    特に一人で乗る時は、
    寂しさを増幅するでもなく、癒してくれるでもなく。
    話すことも、見ることも強要しない。
    ただ包み込んで、運んでくれる。
    どこを通ったのかも分らないまま。

    作者からの返信

    そうですね、地下鉄はなにも強要しない。なにも感じないでいることを肯定してくれる。
    外の天気も、自分がどこにいるのかも、時間も、なにも考えなくて良い、と。それが心地よいのかもしれません。

    コメントありがとうございました!

  • 🚃への応援コメント

    コメント失礼いたします。
    鈍色の地下鉄に揺られる時間の密度の濃さを感じます。
    過去の記憶と今の現実が、少しずつ重なり合いながら、透明な切なさとして胸に落ちてくる感覚が心地よいです。
    言葉の隙間に息づく友情と微かな羨望、諦観の匂いが、線路の下の風のように静かに漂っているようです。
    地下鉄のガタゴトが余韻として頭に残ります。

    最後になりましたが、自主企画へのご参加まことにありがとうございます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    切なさを感じていただき、そしてそれを心地よく感じていただきとても嬉しく思います。
    友情や羨望、諦観などの感情を繊細に読み取っていただけて、ありがとうございます。
    ご丁寧なコメントをいただきまして、また企画参加させていただきましたことも、重ねてお礼申し上げます。
    ありがとうございました。

  • 🚃への応援コメント

    誰かと旅行、誰かと食事、も特別ですが、乗り物に乗る、と言うのもまた象徴的ですね。

    彼らは一時期確かに同じ時間を共有した時代があって。
    離れて、また、交差して。

    誰かに、一緒にいた時に時間が止まればいいのに、と言ったり言われたりって、熱烈だなあと思います。

    地下鉄、いろんな人の現在や過去も乗せて地下を行くんだな、と思うと、なんだか地下鉄、好きになりそうです!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    意外と、なんでもない移動途中だったり、日常の一場面だったり、そんなときのことのほうが鮮烈に覚えていたりもしますね。
    同じ時間を共有して、でもお互いの見え方は当然違ってて、それでもやっぱりお互いに、良い思い出だな、と感じる関係性って良いなと思います。

    現在の安らぎや安寧に終わりを予感してしまうから、時間が止まればいいのにと願うのかもしれません。でもそれは恐ろしく幸せなことだと思います。

    いつでも夜の電車に乗っている感覚になるのが、少し物悲しさがあって良いのかもしれません。

    温かいコメントとレビューまでいただきまして、本当にありがとうございます!🚇️

  • 🚃への応援コメント

    私も地下鉄のある街に住んでおり、さらに沿線で家から5分も歩けば駅の改札です。
    ですが私は地下鉄って苦手です。景色は見えないし光は電車の灯りが妙に眩しい。それは夜を走る電車も同じじゃないかと言われるかもしれませんが、音が篭るんですよね……。これが一番苦手な理由かもしれません。走る地下鉄は逃げ場のない檻の中かもしれません。
    そんなことをつらつらと考えてしまいました。

    新作ありがとうございます。今回は彼ではなく語り手の僕が「語って」いたので最初地下鉄好きは彼かと誤読してしまいました(笑)途中で慌てて戻ってしまいました。文字を読んでるつもりが雰囲気や思い込みを読んでいたようです。

    結婚したことを知らせなかった彼、「いや知らせろよ」と私も思いましたが彼も複雑な思いがあったのでしょうか。思えば私も結婚した時知らせなかった人がたくさんいますが、特に会おうと思った人がいません。だからこそ近くに行ったからと言う理由でも会いに行った彼に複雑さを覚えてしまいます。

    僕が彼と願う永遠という牢獄に囚われなくて良かったと私は思います。彼に再会するまでは想いの牢獄に囚われていたかもしれませんが、前を向けたというのは、とてもいいものですね。

    なんだか朝からじんわり自分の思いをつらつら語ってしまいました。的外れなことを言っていたら恥ずかしいです……(笑)

    とても面白い作品でした。ありがとうございました。

    作者からの返信

    こんにちは。コメントありがとうございます。

    地下鉄沿線にお住まいなんですね!
    そして地下鉄、好きじゃない方、多いかもなと思います。閉塞感だったり、なるほど音の篭もりの苦痛もあるんですね。
    私は大人になるまで地下鉄に乗ったことがなかったので、ずっと憧れのようなものがあって、だからいまでも好きなんです。

    確かに、語り手が語るの、ちょっと珍しかったかもしれません。(笑)そんなところも気づいてくださるぐらい、たくさん読んでいただき本当にありがとうございます。そして台詞にもっと個性を出せたらなぁと思います……精進します。

    語り手は自分の感情を明らかにして関係が壊れることを恐れていたけど、「彼」の方も、はっきり気付いてしまうことで関係が壊れるのを恐れていたから、そこから目を逸らしていたし、結婚したことも言えなかったんじゃないかなぁ、とか考えてました。彼の方も、恋愛的な意味じゃないにしても、好意があったからこそ。

    すっぱり切り替えることは難しくても、たまに思い出してメソメソしながらでも少しずつ諦めて、受け入れていく、そんな感じを意識してました。良かったと言っていただけて嬉しいです。

    大変ご丁寧に読んでいただき、想いを語っていただき、面白いと言っていただきとてもとても嬉しく思います。
    ご評価までいただきまして、ありがとうございました!