AIの普及により起こりうる、恐ろしい現実。

昭和歌謡のヒット曲は、老若男女誰もが口ずさめる存在であった。
誰もが知っている芸術作品も、
出来の良い(と錯覚した)作品によって駆逐される。
個別にマッチしているから、他人がトヤカク言っても仕方がない。
それがオリジナルの改変から生まれているなら、
なおさら理不尽である。

たった一人であれジュリアンのような理解者があれば救われる。
、、、いや、それではダメだ。虚しい。

予言の書とならないことを祈ります。

深く考えさせられる作品をありがとうございました。

AIやスマホの普及によって、写真はカメラではなくスマホで、手紙も郵便ではなくメールで、アプリで個人が物を販売し、YouTubeが現れてからは誰もがニュースリポーターやアイドルになれる時代に入りました。
技術が大衆的になるとそのものの価値が下がっていくのが世の常ですよね。
モナリザは技術的にも歴史的にも名画ですが、書かれていたように、ここまで極端ではなくても、絵画に対する一般的な認識と価値は、やはりすでに下がり続けているのでしょう。
本物を本物として認識できる人がどれだけ今後残る時代になるのか、とても考えさせられるお話でした。