フェンリル

第1話 東アジアの争い

　太陽系の地球の東アジア、台湾戦争は中国と台湾とアメリカの戦争に発展、日本国は南に琉球王国残党ゲリラ、北にアイヌ解放軍、日本国とロシアが主権を争うオホーツク戦争。

　日本国の二つの組織はテロリスト指定、だが国際的には琉球王国残党ゲリラは琉球王国の主権回復の旧琉球王国の組織であり、アイヌ解放軍は北海道、オホーツクの分離独立の組織であり、これを支援するアメリカ合衆国が公然の秘密であった。　

　人型戦闘機のパワーギア系、アメリカ合衆国が主導する兵器開発計画に従い、アメリカ合衆国はF14トムキャットを採用、日本国は経済的な事からF4Jを採用、中国、ロシアはミグ29を採用した。

　日本国内の二つの組織はF5Eを採用。

　東アジアの争いは海底資源のレアメタル「ミニレアプレシア」が発見された初年度から開始され、日本国は自衛隊をオホーツクの回復に派遣、また機動隊を二つの組織殲滅に投入。

　移民政策に失敗した日本国は是が非でもレアメタルを奪うしかない国家内の事情に陥った事が深い、また台湾と日本国は共同作戦はないも、物資を提供したり、相互に連携する。

　韓国、北朝鮮は中立を主張した争い。

　移民政策に失敗した日本国は人工受精と人工生産型人間を多用、アメリカ合衆国は移民政策を取り止めにした保守派の主導するスーパーアメリカ政策が響いた。

　中国は一人っ子政策に成功し、人口は１５億人をピークに下降。

　日本国司法機関の機動隊隊員、水樹秀司は琉球王国残党ゲリラと交戦、F4J系の弱点をつかれ大破、琉球王国残党ゲリラの捕虜となる。

　水樹秀司は日本国の人工生産型人間の証を知り、自らを産み出し、兵器の駒に使った憎しみと似たり寄ったりの怒りから、日本国から琉球王国残党ゲリラに寝返る。

　琉球王国残党ゲリラは在日米軍の地下に基地があり、日本国が手を出せない、またアイヌ解放軍は在日米軍の地下に基地があり、日本国は手を出せない、またアイヌ解放軍はロシア内のオホーツク内の分離独立と歩調を合わせ、一大戦争を継続中。

　米ソ冷戦より2050年4月、レアメタル戦争は続く。

　水樹秀司、琉球王国残党ゲリラ内の傭兵組織「第一外人部隊」に所属、旧琉球王国内の主権回復に動く。

　日本国は二つの組織をテロ組織扱い、台湾は尊重する、韓国、北朝鮮は中立、中国は主権回復を主張、ロシアは二つの組織を旧軍事政権と糾弾、アメリカ合衆国は二つの組織はスーパーアメリカ政策と同じく懐古主義と主張。

　琉球王国残党ゲリラ「第一外人部隊」所属アイン、ツヴァイ、ドライの３名、AIのゲスト一機、1個小隊を形成した。

　水樹秀司はアインとなる、37㎜機関砲、ナックル付きシールド内蔵型剣、予備弾倉を肩上面、側面、腰左右、太股左右、背中にブースターパックを形成。

　ツヴァイは60㎜ライフル砲を装備、レーダー、ソナー、ステルスパックを装備。

　ドライはナックルを両手に持つ、他は増加装甲。

　AIはメカニック、修理装備に特化。

　機体輸送コンテナ牽引輸送車「F5E+」を装備。

　開発中の強襲揚陸潜水艦はまだ配備してない。

　人工生産型人間のアイン、ツヴァイ、ドライ、また本隊が配備したゲスト。

　「第一外人部隊にようこそ」

　「アインです」

　「よろしくアイン、第一外人部隊の初回の作戦は陸上の機動隊基地の強襲だ」

　輸送車は偽装の普通、また九州方面に遠征も行い、アイヌ解放軍の本州遠征と似たり寄ったり。

　中距離、近距離、白兵、格闘を兼ねる指揮官をアサルトと呼ぶ。

　狙撃手のライフル砲を装備したパイロットをスナイパーと呼ぶ。

　格闘を兼ねるパイロットはグラップラーと呼ぶ。

　修理はメカニックと呼ぶ。

　他にランチャー、タンク、ジャマー、レーダー等がある。

　「最初の戦いだ」

　「アイン、ドライ、逝くよ？」

　「まだ死にたくないね。帰ったらカレーライスだな」

　「食べ物ばっかり」

　「食べる幸福の追及だよ」

　「なら福神漬だな」

　「確かに」

　「もう、ゲスト」

　「ヤー、メカニック特化型の為に選択肢が少ないです」

　「AIは不安だし」

　「ヤー、信頼性に劣るのは納得します」

　「確かに」

　「善くも悪くもAI仕様は大量運用です。通常の人間はパワーギア系の戦闘機動に耐えれませんから」

　「俺達人工生産仕様は耐えれるからな」

　「善くも悪くも創造主と非創造物です。神が人間を創ったように、人間も人工生産型人間、AIを創った、人間は変わらない神の火を盗む」

　初回の作戦に至る、機動隊の採用したF4J系の国内機動隊仕様、ランチャー系に偏るF4J系をシールドとメイスに武装した白兵用。

　「死ね人間！」

　偽装から爆破解除、ライフル砲の狙撃に一機の胴体が大破、重量級のグラップラーが重低音に歩行、中量級のアサルトは機関砲を乱射、弾幕をはる。

　ゲスト一機は変わらない様々。

　機動隊基地の一機を撃破、アサルトのアインが一機を撃破、スナイパーのツヴァイが二機目を撃破、グラップラーのドライが一機と殴り合い。

　機動隊基地の他は起動し、スナイパーの毎回、アサルトの毎回、グラップラーは変わらない様々。

　被害の程もなく作戦完了、メカニック特化型のゲストは選択肢の幅の為にレーダー、ジャマーを追加した。

　輸送車に逃走、また小隊は日本国から賞金を付けられた。

　⬜⬜⬜⬜

　「第一外人部隊」所属

　名前、アイン

　役割、アサルト

　性別、男性

　年齢、１９歳

　特技、高速戦闘機動

　長所、前衛役を兼ねた指揮官として悪くない

　短所、遠距離、通信機能に劣る。

　「第一外人部隊」所属

　名前、ツヴァイ

　役割、スナイパー

　性別、女性

　年齢、１９歳

　特技、狙撃

　長所、善くも悪くも冷静

　短所、やや冷淡

　「第一外人部隊」所属

　名前、ドライ

　役割、グラップラー

　性別、男性

　年齢、１９歳

　特技、一撃

　長所、善くも悪くも感情が先

　短所、善くも悪くも感情が先

　「第一外人部隊」所属

　名前、ゲスト

　役割、メカニック、レーダー、ジャマー

　性別、なし

　年齢、０歳

　特技、マルチ

　長所、善くも悪くもAI

　短所、やや冷淡

　「F5E+」搭載型AI群。

　小隊長はアイン、副官はツヴァイ、兵長はドライ、兵卒はゲスト。

　「第一外人部隊」所属

　名前、上官

　役割、作戦立案以下略

　性別、女性

　年齢、５０歳

　特技、強襲、奇襲作戦

　長所、善くも悪くも冷静

　短所、やや冷淡

　「第一外人部隊」所属

　強襲揚陸潜水艦「フェンリル」

　艦長候補以下略。

　整備支援中隊以下略。

　AI整備支援中隊以下略。

　機体輸送ヘリ以下略。

　機体輸送ハリアー以下略。

　有人以下略。

　AI以下略。

　⬜⬜⬜⬜

　初回の作戦完了より、潜伏期間中の訓練、学習、また得意分野のより専門的な育成を受けた。

　またレアメタル「ミニレアプレシア」による、通常動力源より長い５０年計画、また戦術携帯電話を配備した。

　戦術携帯電話の第一世代、とりあえず使える、より開発中の戦術携帯電話の第二世代は戦術に制限された形に洗練が始まる。

　より開発中の第二世代より、最先端機器の第三世代は多機能に優れた。

　設計図の段階にある第四世代はステルスに優れた。

　設計思想段階にある第五世代は生産性に優れた。

　戦術携帯電話に組み込む「ミニレアプレシア」加工品「宝玉」系、指揮官を最優先にしたアサルトのアインは系を組み込む。

　他も役割に従い、系を組み込む。

　⬜⬜⬜⬜

　パワーギア、戦術携帯電話、またパイロットスーツ、携帯用短機関銃、携帯用ナイフ等も個人の範囲にカスタム許可がある。

　「第一外人部隊」所属の紋章は「双頭の鴉」、アイン、ツヴァイ、ドライの小隊は共通化した紋章の「フェンリル」、個人用は様々。

　アサルトのアインは37㎜機関砲、ナックル付きシールド内蔵型剣、他に予備弾倉、また指揮官用に通信機能強化のバックパックをつける。

　レアメタル戦争時代、琉球王国残党ゲリラ内の反移民政策派、また移民政策派、改革派、保守派、様々な主張も、今の当主の反移民政策派が主導する。

　「フェンリル指揮官アイン、37㎜機関砲の弾薬消費が多い、格闘、白兵を鍛え、弾薬消費を減らせ」

　「ヤーマム」

　「フェンリル所属のツヴァイ、一撃必殺とかはわかるが、弾薬が余る」

　「改善します」

　「フェンリル所属のドライ、ダメージが多い」

　「ヤーマム、減らします」

　「フェンリル所属のゲスト、メカニック、レーダー、ジャマー、他にソナーを担当しろ」

　「ヤーマム」

　この為にアインは格闘技、白兵を鍛える。

　ツヴァイは狙撃速度を鍛える。

　ドライはダメージ率を減らす方向に鍛える。

　ゲストはマルチを鍛える。

　⬜⬜⬜⬜

　「フェンリル」所属の小隊は、未來的に2個小隊から、4個小隊を大前提に中隊を模索中。

　ナックル付きシールド内蔵型剣を携帯用に持つアイン、銃は大型拳銃を持つ。

　戦術携帯電話の「宝玉」系は指揮官仕様を追及、また前衛役の防御力、攻撃力、機動力をバランスよく構成した。

　スナイパーのツヴァイは狙撃速度高速化の為にスナイパーライフルを携帯、折り畳み式とケース収納用を持つ。

　グラップラーのドライはダメージ減少を意識した防御力最優先に持つ。

　ゲストはドローンに随伴。

　日本国内のF4J系はうなじからコックピットに入る形式。

　F5E系は首根っこの前からコックピットに入る形式。

　ミグ29系は前方胴体からコックピットに入る形式。

　F14は首根っこが可動式に開き、喉からコックピットに入る形式。

　4種類の形式が占め、アメリカが主導する兵器開発計画に従い、人型戦闘機は進む。

　パワーギア系が出始めた2040年以降、2050年の今は4種類に変化、またヨーロッパのドイツ形式の真後ろから入る、中東のイスラエルの前を盾にパイロットを守る形式等が占めた。

　パイロットスーツはアメリカのF、ロシアのミグ、様々に国柄を示す。

　またレアメタル「ミニレアプレシア」を間違えて食べた生き物が変貌し、魔獣化、様々に被害を出している。

　「フェンリル、那覇市地下街に出る魔獣を狩れ」

　「ヤーマム」

　「第一外人部隊所属の斥候分隊が派遣されてる」

　「ヤーマム」

　出撃は歩兵向けの民間人偽装仕様、拳銃と白兵用、格闘用、弾薬、医療道具等を携帯。

　「ミニレアプレシア」は沖縄地方の海底に多く発見され、また北海道とオホーツクに発見され、様々に少数派の海底に発見されたケースが占めた。

　盾の代わりにナックル付き小手、剣の代わりに胴ベルト内の腰帯剣。

　拳銃は大型拳銃を使用。

　「フェンリル所属、戦術携帯電話のテストだ」

　「了解」

戦術携帯電話のアインは火の「宝玉」系を一つ、土の「宝玉」系を一つ、風の「宝玉」系を一つ、三種類に対応、近距離、白兵、格闘の「宝玉」系が一つずつ、防御用の「宝玉」系が一つ、再生用の「宝玉」系が一つ、全体指揮用の「宝玉」系が二つ、計１０個、また土台の「宝玉」系に火の攻撃力強化用を持つ。

魔獣タイプは野良犬、「ミニレアプレシア」を体内に取り入れ、魔獣化して、暴れた獣、体内に蓄えた「ミニレアプレシア」から、力に近い能力が持つ。

　「ミニレアプレシアは氷か」

　冷気に地下街の一部が氷漬け、火に溶かして進む。

　スナイパーのツヴァイは計１０個を狙撃用に特化、また土台の「宝玉」系は水を持つ。

　グラップラーのドライは計１０個を格闘、防御を重視して構成。

　ゲストはマルチとドローンに観測。

　「地下街の氷漬けした野良犬って」

　「元々がハスキーだったらしい」

　「シベリアンハスキーが氷ね」

　人工生産型人間の３名、ゲスト一機、この氷を溶かした先に立つ野良犬のシベリアンハスキー、「ミニレアプレシア」を体内に取り入れた為に足が8本、爪が8本、片目が潰れ、隻眼は巨大化、舌の先に氷を持ち、牙の他に尻尾が大型化し、鞭のようにしなる。

　「フェンリル所属、ゲスト、観測」

　「ヤー」

　戦術携帯電話の力を使用、火の一撃に野良犬は反応、氷を盾に放ち、相殺して前に出る。

　「散開」

　３名は離れ、力に攻撃を開始、この土の「宝玉」系が土台のドライが放った槍が野良犬の腹を貫くも、足掻く野良犬。

　「しぶとい」

　火、水、土の一斉、この一回に野良犬は停止した。

　「ミニレアプレシア」は専門家部隊が回収、戦術携帯電話を使用した初のテストは終了した。

　「カレーライスを作るか」

　「また食べ物？」

　「格闘、防御、重量級、体重が150kgの大台、空気を変える為にもまず料理から」

　「あー。わかる」

　「そうだろう、殺伐とした毎日に幸せを足す料理が欠かせない」

　「カレーライスなら作れるしな」

　身長が２m、体重が150kg、力士に負けない、プロレスラーに負けない、圧倒的な巨漢が専用のグローブに殴る威力は大きい。

　帰還したフェンリル所属は、カレーライスを調理、３名で食した。