第3話 国語の先生【N】

中学2年生14歳、米山春翔。今日は家庭教師が来る日。



国語・英語・数学と分けられて3人の家庭教師にきてもらうことになった。



今日はまず国語先生。



(どんな先生が来るんだろう、、不安だな)



---ピンポーン---



玄関のチャイムが部屋まで鳴り響く。



「こんにちはー、家庭教師の梅田でーす」



「こんにちは。よろしくお願いします。どうぞどうぞ。」



親と家庭教師のやりとりが始まる。



(って、女の人?)



てっきり家庭教師って中年の男の人だと思っていたから意外だった。



「初めましてこんにちはー。春翔くん今日からよろしくね!」



やさしそうで明るい中年のおばさんだった



「春翔くんってなにかスポーツとかやってるの?」



「えっと、、とくにやってないです」



「そうなんだぁ~帰宅部って感じか」



雑談しながら勉強を教えてくれる、、(なんか楽しくてやりやすいな)



勉強もわかりやすく教えてくれるし、人もよさそうな感じだった。



「それじゃあ、今日はここまで!また来週くるね!」



「はい、ありがとございました」



そんなあいさつをして、国語の梅田先生は帰っていった。



(あとは英語と数学の先生がくるのかぁ、、)



少し不安に思いながら、自室で眠りについた。

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