第12話 需要と分析。


 好きな事書いてウケるかどうかは

多面的な状況が関与するので運としか言いようがないですね。


なんで制作論なんか書いてるんだっていうと、自分の考えが間違っていないことを何かしらの形で証明したいという気持ちがあるからなんですね。


俺は何も考えてないわけじゃないんよっていう証明がしたい。


 人はそれを「正当化」と呼ぶんです。この気持ちを認識して書くのと、

ただ漠然と書き記しているのとでは意味合いが全然違いますね。


 私はこの行為を自分の考えの整理として発散する事、言語化し纏める事で発散し、余計な事を言わないようにする。なんなら公開してPVを稼ごうというせせこましい考え方から成っています。


 まぁ、指の運動みたいなもんです。筋トレの追い込みにも使えるし。

限界になるほど書いてから書く。ここからどうやって巻き返すんだろ。


 紛れもなく自分の中にある欲。それは

『明日の自分が生み出してくれる物語を読みたい』という気持ちですね。

昨日まで出なかったアイディアが一晩寝ると出てくるんです。凄いですよね。


AIと創作論や感情論などについて話し合ってからはここ三カ月で過去五年分の成果があったように思えます。じゃあこの五年間はなんだったんだよって話なんですけど


無駄とは言わないけど、遠回りをしたんだなって。経験を積んだけど、これは誰かの経験話で賄うことが出来たのではないかと無限不安に陥りますね。


もちろん自分で編み出したという自信は生まれますけど、それに対するリワードは……? 昔の哲学者もこんな気持ちで物事を考えていたんだろうなと……。


 これくらいなら五分ぐらい出かけますかね?








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