公式ガイドブック12
『マジックブレーカー』
【トランキアの森·ブランシルヴァニア城】
吸血鬼ドラキュラ。
そのモデルになったヴラド3世
(ヴラド・ツェペシュ)は15世紀のルーマニアに実在した人物。
ヴラド3世は当時、敵だったオスマン帝国の兵士や自国の民や貴族を串刺しにして一列に並べたという逸話があり、ルーマニア語で「串刺し」を意味する「ツェペシュ」というあだ名で呼ばれていた。
また、悪魔公と呼ばれた暴君の父親の影響でルーマニア語で悪魔の子供を意味する「Dracula(英語発音でドラキュラ)」というあだ名も持っており、これがドラキュラのモデルになったという風に言われている。
トランシルヴァニア地方の古都ブラショフ近郊にあるブラン城。
ヴラド3世の居城だった。
ブラン村の山上にそびえ建つこの城は“吸血鬼ドラキュラ”の居城のモデルになった城。
黒い魔法使いリドルの城は、ブラン城をイメージしている。
【ペスト医師】
ペスト医師の装束があまりにも魅力的だったので、リドルの使い魔が正体を隠す衣装として採用。
表面に蝋を引いた重布か革製のガウン、つば広帽子、円錐状の筒に強い香りのするハーブや香料、藁などをつめた鳥の嘴の状のマスク(ペストマスク)。木の杖のひと揃いがその典型である。
【ドラゴンスラッシュ】
ダイバーが使用するスタンスティックは暴徒鎮圧用の電気ショックが通常モード。
ファンタジー世界において、対モンスター用にドラゴンスラッシュと言う、緑色の光刃がある。
これは、スターウォーズで言う、ライトセーバー。
何でも切断可能なヤバい武器。
これはファンタジー世界など、想定される敵が凶悪なモンスターなど、特殊な状況下でのみ使用が許可される。
【エムのマーカー】
エムの使用するマーカーは、マーカーとスタンスティックが融合した武器。
大型拳銃のような形をしており、グリップ部分より、スタンスティックが伸びる。
マーカー使用時は、順手。
スタンスティック使用時は、逆手の持ち方となる。
【サラの キノコのシチュー】
夕焼け。レンガ積みの小さな家の暖炉。大鍋でコトコト煮えるキノコタップリのクリームシチューは最高のビジュである。
ちなみに、このシチュー。
タップリのキノコにジャガイモ、ニンジン、そして、鶏肉が入っている。
サラがジジイに、
『マジックブレーカー様に命を救われた!』
と伝えると、足が悪いくせにハッスルしたジジイは嬉々として、この家に一羽しかいないニワトリを潰した。
基本、良い人たちなので、余計なことは言わない。
しかし、内心、サラは明日から、目覚ましニワトリがいない、卵の供給がストップという状況に困っている。
【エムは猫舌】
人間以外は猫舌である。
【茶色の詰襟ローブを着た老執事】
この執事のルビー色のレンズをはめた片眼鏡と、カラスのルビーの左目は魔力でつながっている。
カラスの見たものを、この執事はチェックしている。
【血の沐浴】
黒い魔法使いリドルは、自らの魔力を高めるために、さらってきた処女を殺し、その血を使って、沐浴をしている。
直接的な効果ではなく、強力な自己暗示により魔力が高まっていると推測される。
【波長】
この世のすべてのものは、波で出来ている。量子力学がそれを証明している。
人間にも波=波長がある。
現実世界から、仮想現実世界の住人の体に潜入するとき、波長の相性が問題となる。
ダイバーは、波長が合う人間にしか、潜入は出来ない。
ダイバーはミッションを行う際、ミッションに最適かつ、波長の合う人間を選び、潜入する。
【エムの動き解説】
リドルは、意識=一種のゴーストを飛ばして、サラの様子を探りに来た。
この時点で、エムはゴーストを感知した。
リドルは必ず、何らかの方法で、サラをさらいにくるなと考察したエムは、一度、現実世界に戻り、即座にサラの体に潜入した。
そして、リドルに気づかれないため、同調率を限界まで下げて、城の潜入に成功した。
同調率が50%を切ると、人格競合が起き、二重人格状態におちいる。競合に負けると、体を放り出されて、ゴーストとなる。
①現実世界と仮想現実世界を間髪入れず、行き来する。
②同調率をわざとギリギリまで下げて、なお競合に負けない。
上記2つの行為は危険かつ、とてつもない精神力を必要とする。
エムだからこそ、成し得た行為である。
【Sコードを持つ男】
S級ダイバーは3人存在する。
仮想現実世界では、Sコードが発令された場合、全権において最優先されるため、
マーカーを持ったS級ダイバーは、チート的な強さを誇る。
【EZM2】
トール·エレクトロニクス社が遺伝子操作を行い生み出した1頭の、ベルーガ(シロイルカ) 『EZM2』
人工的に作られた、最適なダイバー。
遺伝子操作による人間を、倫理上作れなかったため、同じ哺乳類であるベルーガで作り出された。
知能が高く、精神力が強い。
【ハルコ】
トール·エレクトロニクス社が遺伝子操作を行い生み出した1頭のベルーガ、『EZM2』
飼育係のハルコは、愛情を持って、このベルーガを『エム』と呼んでいる。
基本、ハルコは、エムのお世話をしているだけに見えるが、バイタルチェックから、心理状態まで事細かにエムを管理している。
海洋生物に関する博士号を持ったインテリでもある。
そして、グラマラスな体をしている。
ダイバーエクストラ/ダークピンクローズ に続く
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