クライマックスフェイズ
最終侵食率
PC1 32→77 PC2 31→82 PC3 36→67 PC4 34→66
GM「うん。いい感じじゃないかな?」
サオリ「私だけ高すぎじゃないですか?」
ユウト「俺とどっこいどっこいだろ。」
ステラ「むぅ。まだ100%いってないからクリスタライズが使えない。」
ケンジ「まあ、こんなものだろう。どうせ、クライマックスフェイズで上がるんだ気にしていてもしょうがないだろう。」
GM「それじゃあ、クライマックスフェイズの描写を始めるよ。」
ここは廃工場。そこには柱に縛り付けられたリカと【ミーティア】天崎レイ、【ディアボロス】春日恭二の3人がいた。
ユウト「リカっ!すぐに近づこうとするけどどうだ?」
GM「うん。近づこうとするユウトに対してレーザーが撃ち込まれる。君はかろうじて避けるだろう。」
ユウト「うわっ!と叫んで、突発的にバク転する。」
レイ「まだ、ゲームは始まっていませんよ?フライングは厳禁です。」
サオリ「リカちゃんを解放してください!」
春日「そうはいかん。彼女は上層部が欲している逸材らしい。私としては、兄のもとから離すのは気が引けるがな。」
ステラ「なら解放してあげたら良いじゃない。」
春日「それはできん。私としても仕事人としてのプライドがある。私情を挟むわけにはいかんだろう。」
レイ「まあ、私は戦えればいいんですが。私はもっと上を目指してみたい。たとえ人間であるというすべてを捨ててもです。⋯この力でどこまでいけるのか?考えるだけでもゾクゾクしてきませんか?」
ユウト「⋯理解できねぇ。なんでそこまでして強さを求めるんだよ。全部捨てちまったら、自分が自分でいられなくなるだろうが!」
サオリ「⋯無理ですよ。ユウさん⋯。この人はもうすべてを捨てる覚悟でここにいるんです。私たちにできることは彼女に声をかけてやることではなく、全力で打ち倒すことです。」
ケンジ「⋯結局のところ戦いで決着をつける必要があるということだな?」
春日「当然だろう?強く、生き残った者が勝者だ。それはどんなときでも同じだ。」
ステラ「行くよみんな!全力でFHの野望を打ち砕くんだ!」
ユウト・サオリ・ケンジ「応っ!」
【クライマックスバトル】
GM「さあてクライマックスの戦闘だ。行動値は前回説明した通り。そして、天崎レイの行動値は20だ。」
サオリ「早っ!?私以上ですって!?」
GM「ここで、衝動判定を行うよ。みんな意思でダイスを振ってね。達成値は8これを超えないと暴走するよ。振った後さらに侵食率上昇ダイスを2D10振ってね。」
ユウト「うわー。まじかよ。精神は1⋯5!うわ!暴走しちまった!?」
サオリ「良かった!9です!」
ステラ「私は〈ヒューマンズネイバー〉のエフェクトを常時持ってるから精神+1。なので暴走はしにくいはず⋯うん!11。」
ケンジ「俺は16で余裕だな。」
GM「じゃあ侵食率を上げてね。そんで、暴走したユウトはこのシーン中、リアクションとガードができないからね。」
ユウト「了解だ。まあ、どうせ避けねぇけど。」
侵食率をそれぞれ上昇させ、戦闘を開始する。
GM「じゃあ、セットアップ。みんなは無いね?天崎レイは〈光の銃〉を作成。彼女の周りに光球が舞う。」
GM「それじゃあ、メインプロセスはレイだ。」
レイ「私のレーザーで撃ち抜いて上げましょう!」
GM「マイナーアクション〈シャインブレイド〉。メジャーで〈Cエンジェルハイロゥ〉〈小さな塵〉〈主の右腕〉〈ピンポイントレーザー〉〈天からの眼〉のコンボで攻撃。ダイスは12。C値は7だ。達成値は33+5で、38だ。」
対象はサオリ。ダメージは25+4D10。最終ダメージ63。サオリがリザレクトを使用し100%を超えた。
サオリ「うわあ!とうとう100を超えてしまいましたぁ(泣)」
ユウト「100超えると何か不都合でもあるのか?」
GM「100%超えるとリザレクトで戦闘不能回復ができないんだ。回復するにはロイスを使う必要がある。これはエンディング前のバックトラックのときに詳しく説明するけど、これは使いすぎ注意なんだよ。だけどそのかわりに、エフェクトレベルが1レベル上昇するんだ。」
ユウト「なるほど。侵食率は高くてもよくないけど100超えたら強くなるってことか。」
サオリ「次は私です!対象はレイさん!よくもやってくれましたねぇ?ぶっ放します!」
サオリ「マイナーで〈ハンドレッドガンズ〉〈ダブルクリエイト〉メジャーで〈Cブラム=ストーカー〉〈赫き弾〉〈マルチウェポン〉でフルバーストです!100%超えてますので威力アップです!ダイス11でC値は7。固定ダメージは19です!くらえーっ!達成値は42です!ダメージは5D10+19⋯41です!」
レイ「やりますね。」
サオリ「あれぇ!?まだ立ってる!?」
GM「当然ですけど?」
サオリ「じゃあ、−3点失ってHP−1倒れますぅー。我が力届かず⋯!ぎゃふん。」
サオリ「かーらーのー。まだ終わりじゃありませんよ!ロイスタイタス昇華!もちろん天崎レイさんのを使います!そんで11の復活だおらー!」
ケンジ「流れるように死んで復活したな。」
GM「ピタ〇ラスイッチかな?」
ユウト「タイタス昇華ってなんですのん?」
ステラ「ロイスってあるでしょ?それを使うことであらゆる効果を受けるの。クリティカル値下げたり戦闘不能時の復活とかね。」
GM「ほい。じゃあ、ピタ〇ラ装置の次は春日か、ケンジだね。」
サオリ「誰がピタ〇ラ装置じゃいっ!」
ケンジ「ダイスロールで先攻後攻を決めよう。」
ケンジ8 春日5 ケンジの先攻。
ケンジ「なら、こちらはメジャーアクションで〈Cバロール〉〈黒の鉄槌〉〈黒星の門〉〈魔王の理〉〈因果歪曲〉を、使用。対象は二人まとめてだ。」
サオリ「範囲攻撃いいですねー。」
ケンジ「ダイスは12。C値はまだ8。行くぞ。⋯達成値は18だ。」
エネミー2人の回避は失敗に終わる。
ケンジ「ダメージを行くぞ。2D10+10⋯ダメージ28を範囲の2人に与える!」
ケンジ「まだ、100には達していないな。」
GM「うわっ!?レイがヤバいかも!?だけど次は春日の手番だ。」
春日「まだ終わるものかぁ!マイナーで〈破壊の爪〉〈ハンティングスタイル〉メジャーで〈Cキュマイラ〉〈獣の力〉〈オールレンジ〉〈吸収〉〈渇きの主〉!」
達成値はなんと56。対しての対象はランダムでステラになった。
ステラ「これは避けられないなぁ。受けるしかない。」
GM「6D10+14。威力は42!」
ステラ「リザレクトを使用!⋯100にはならないか。」
GM「次は⋯ステラだね。」
ステラ「良くもやってくれたね。【ディアボロス】こちらからお返しだよ!マイナーで〈氷炎の剣〉を使用。メジャーで〈Cモルフェウス〉〈カスタマイズ〉ダイスは14、C値は8!⋯達成値はピッタリ50!」
GM「まじで!?〈イージスの盾〉を使用!」
ステラ「6D10+8!32のダメージだよ。」
GM「えっと、ガードして軽減しても⋯27だから⋯春日は倒れた!?」
春日「ぐぁァァァ!バカなぁ!」
ユウト「最後は俺だ!くらえ天崎!マイナーで〈破壊の爪〉メジャーアクションで〈Cキュマイラ〉〈一閃〉〈獣の力〉〈音速攻撃〉!ダイスは12!C値は8達成値は26。」
GM「回避は⋯失敗だぁ!?」
ユウト「なら3D10+13のダメージで、合計は29!」
GM「あー!だめだ!さすがに耐えきれない!」
ユウト「行くぜ。ここは俺の間合いだ⋯!」
レイ「⋯ッ速い!?」
レイは回避しようにもユウトの疾さに対処が、遅れる。そこにユウトの鋭い一撃が【ミーティア】を捕らえる。
ユウト「終わりだっ!」
レイ「がはっ!?」
GM「これにて戦闘終了だ。さあ、描写の続きをやっていこう。」
星山支部一同の攻撃により、【ディアボロス】【ミーティア】はともに膝をつく。
春日「くぅ、また負けたのか!私は⋯」
レイ「⋯お見事です。まさか、ここまで強くなっても倒せないなんて、この力はまだ興味深いですね。」
春日「仕方あるまい。引き上げるぞ!【ミーティア】お前にここで倒れたら私の手柄が全く無くなるだろう!」
レイ「まあ、私もここで死にたくないので。失礼します。」ここで2人は瞬間退場する。
サオリ「逃げるんですかっ!?」
ケンジ「待てっ!」
ステラ「落ち着いて!まずはリカさんの安全の確保だよ!」
ユウト「そうだ!リカは!?」
リカに駆け寄ると外傷もなく少し、眠っているだけのようだ。
ユウト「良かった。」
ステラ「⋯ディアボロスとミーティアの2人はリカさんに乱暴は加えていないようだね。」
ケンジ「さて、引き上げようか。」
ステラ「そうだね。みんな帰ろう。私たちの支部に!」
サオリ「お疲れ様でしたぁ!」
ユウト「ああ、帰ろう。」
GM「これにてクライマックスの終了だ。」
GM「最後にバックトラックをしてエンディングだ。」
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