第2話 10万字書けないバカへ。
10万字ってどうやって書けばいいの?
という人も多いだろう。
具体的にはいくつか方法がある。
・ストーリー展開を増やす
・キャラを増やす
・描写を増やす
の三つが割と楽に増やせる方法だ。
まずストーリー展開を増やすことから話そう。
ラブコメなら最初は付き合うのがラストシーンだとしたら、その次を考えるのだ。晴れて恋人になった。でも家庭のしがらみや、ライバルの登場で揺らぐ、あるいは遠距離恋愛になってしまう、など。方法はいくらでもある。
ラブコメでは特におじいちゃん・お婆ちゃんにになっても、続くものと言えるだろう。
ファンタジーでのストーリー展開を増やすなら、魔王を倒したあと、領地を頂きまた新たな出会いや戦いが待っている、など。
こちらもその人の腕しだいではいくらでも書けるだろう。
キャラを増やすは、意外と簡単だ。
プロのラノベやマンガでもよくある手法で、たまに後から出てきたキャラの方が人気が出たりする。
新しいキャラを増やすことで、今までいたキャラとの掛け合いに新鮮さが生まれたり、深掘りできたりする。また新しい属性のキャラがでることで読者の心をつかめる可能性が広がる。
例えばツンデレヒロインが主軸で、加えて大人しいキャラ、母性溢れるキャラなどなど。
他にも、優しいヒロインに加えて俺様系のライバルキャラ、など。
その可能性は無限大だ。
だが、ここで一番の問題点がある。
キャラのかき分けだ。
これが一番の問題点になる。
ある程度、読書・執筆などの経験がないと初心者には難しい。
ちなみに私も難しいと感じてしまう。
だからキャラを増やすというのはうまくいく例とそうでない例がある。
あと、新キャラを出してもうまく活用できないパターンもけっこうある。
こういったことに気をつけると、よりよくなるだろう。
最後に。
描写を増やす。
例えば、
「アイスを食べた。おいしかった」
今度もアイスを食べようと思う。
を
「バニラアイスを食べた。とてもおいしかった」
今度もハーゲン〇ッツのバニラアイスを食べてみようと思った。
なぜなら美味しかったから。
といったように肉付けすると少しは厚みが増す。
これは積極的に取り入れていくべきものであって、細かすぎるパターンをのぞいて、おおむねやっておくべきだろう。
ただしコメディやギャグだと勢いも大事なので、100%保証する訳ではない。
だが、これから執筆を頑張りたい人にはいい練習になるだろう。
今日はここまでだ。
愚かな民よ。どうか安らかに執筆を。
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