第23話 初めての友達?
な、何泣いてるのよ...
だ、だってあいつが好きって言ってそれで私が...紅葉私の事.....
うあああん(ガチ泣き)
.....何言ってるの貴方(呆れてる紅葉)
ううっ...うっ...(まだ泣いてる青葉)
もう...泣かないで青葉(抱っこして頭を撫でてる)
なんでさっきのを見て私が貴方を振ってあの子に着いてくと思ったのよ...
だって...だって...うあああん(大号泣)
.....(めんどくさくて頭を抱える紅葉)
キンコンカンコーン...(放送の音)
あ、そろそろ戻らないと
ほい...(青葉を投げる紅葉)
うべしっ.....(放り出された青葉)
そろそろ教室戻らないとだから早く来なさいよ
うぅ...ずーー...(鼻をかむ青葉)
全く...優しくないぜ私の彼女は...
待ってよ紅葉〜
ガタッ...(教室に戻って椅子に座った)
チラッ...(いちごをみる紅葉)
(目が合う)
ッ...ひぃぃい...(恥ずかしがるいちご)
んべーーだ!シャーーー(威嚇する青葉)
何してんのよ...(呆れる紅葉)
ガラガラガラ...(前の扉が開く)
うーーしテスト始めるぞー(先生が入ってきた)
キンコンカンコーン...
(全てのテストが終わり放課後)
1日中テストよく頑張った!
それじゃ各々帰れ!解散!(担任)
ふーー...お疲れ様紅葉〜
それじゃ帰ろ〜
ガタッ...(席を立つ紅葉)
おーーい紅葉
あ...先生...
今日は大丈夫だったか?
久しぶりで疲れたか?
そうですね...疲れました。
そうか〜今日は帰ってよく休めよ!
それじゃまたあした学校でな
アディオス〜
相変わらずだなぁ先生は
それじゃ改めて帰ろ〜
放課後アイスでも買って帰る〜?
あ、あの...
ん?あ...いちごさん
何の用だシャーー(威嚇してる青葉)
えっとなんの用ですか?
えっと...あの...お茶しませんか?!
.....なんで?
テレテレテテン(お店に入った音)
何名様で?(店員)
あ、2人で
ご案内致します。
ごゆっくりどうぞ〜
.....で何の用ですか?
あ、えっと....あの!
ぐぅうぅ.......(いちごのお腹の音)
ひゃぁ!?(顔を伏せて恥ずかしがるいちご)
.....なんか注文すれば...?
うぅ〜ん♪̊̈♪̆̈美味ひぃ!(沢山注文したいちご)
そ、それは良かったね?パクっ...
(注文したポテトを机の下に)
あーーむ...むしゃむしゃ...
ポテトおいひぃ!!(餌付けされてる青葉)
.....どゆ状況これ?
し、失礼しました...(恥ずかしがるいちご)
それで...なんの用?
(青葉はおなかいっぱいで寝た)
あ、あの.....お...お友達になってくだひゃい!
べ...ベロかんだひゃ...
...それが用件?
ひょ...ひょうでふゅ...
.....私に好きとか言ってたけどそれはどこから来たの?
あ、あの...えっと...元々、私が個人的に紅葉さんのこと気になっていて...
それで友達になりたくて...だけど私話かける勇気がなくて...
それで毎日悶々とした日々を過ごしてたんですけど...紅葉さん学校に来なくなって...
それで...今日久しぶりに紅葉が学校に来て席替えして隣の席になったからこれを機に話し
かけようと思って...でも話せた事が嬉しくてなんか...凄い...あの...
ふーーん.....(考え込む紅葉)
(沈黙が流れる)
ご、ごめんなさい...もう関わらないようにしますので...
ガタン...ツルっ...ベブチ...(転んだいちご)
うぅ・・・痛い...
大丈夫?(手を貸す紅葉)
あ、ありがとうございます...
あのさ...
は、はい...!(すごく緊張してるいちご)
友達って何やればいいの?
え?(気の抜けた声)
私友達が1人しか居なかったんだ。
だから友達って何すればいいのか分からなくて
え、えっと...友達.....
そういえば私も友達居ませんでした...
.....まぁ...互いに頑張ろう...(何とか慰める紅葉)
そうですね...(落ち込むいちご)
(窓を見る紅葉)
そろそろ暗くなってきたし出よっか
はい...(暗い声のいちご)
テレテレテテン...(ドアが開く音)
あ、そうだ...(突然思い出した紅葉)
どうしました?
連絡先交換する?
したくないならいいけど...
え?いいんですか?(信じられない、いちご)
うん。多分みんな友達になったら連絡先交換するでしょ?
え?友達?(困惑するいちご)
あれ?私と友達になりたいんじゃないの?嫌ならいいけ...
なります!!ならせてください!!
うわぁ.....感動だ...家族以外と連絡先交換...
それじゃ私こっちだからまたね
あの!!また明日...
(背を向け手を振る紅葉)
ガタ...カタ...(歩く音)
友達かぁ〜紅葉も浮気者だなぁ
私というものがいながら...はぁ...(ものすごくテンションが低い青葉)
何そんなに落ち込んでるの?
なに...私はこのまま忘れられて彷徨うのかと思ってさ
ほんとに何言ってるの貴方?
そんなに嫌なの?私に貴方以外の友達ができること
嫌じゃないけど...もう知らない!
ふん!(不貞腐れてる青葉)
・・・青葉(立ち止まる紅葉))
なに!!(先に行く青葉)
何をそんなに怒ってるのか知らないけど
手は繋いでくれないの?
私の手離さないんじゃなかったの?
.......(紅葉のところまで戻って)
ん!(手を繋いで)
紅葉の隣は私の物だから...
そうね...私も貴方以外は嫌だわ
全く...こんな時ばっか都合のいいこと言っちゃって...
嫌なの?
.....嫌じゃないよ...
ならいいじゃない?
.....ばか.....
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