第2話 気になるあの子ツンデレお嬢様

ここはこの国1番の学園、私はこの学園の生徒の1人ですわ。名前はあなたが勝手に決めてくだされ。


さて、この学園は魔法、剣術、錬金術など様々な事が学べますわ、ただ説明するのも面倒なので省略致しますわ。


そして私はここの学園の生徒会メンバーの、一員ですの。


自慢じゃないけど私はこの国で上から数えた方が早いぐらいの生まれでこの名を知らない物は居ないわ。


それにはっきり言って気品もお淑やかさもあり男女問わずに大人気の生徒ですわ。


ただ、あの人を覗いて。


週に1.2回来るだけ、しかも出たい授業に来てそれが終わったらすぐ帰るだけの問題児。


こんなことここでは絶対に許されない。ここは国1番の学園であり様々な国の重鎮の子供たちや王族関係者達が通って いてここは未来の国を背負うものたちの集まり。


勝手なことは許されない場所、なのに教師たちも学園長や生徒会長もほおっておくしあの子は別格に特別扱い 全くやってられませんわ!。


噂によれば国王陛下もあの子の前では跪くなどとムカつきますわ!


それにいつもあの子は勉強でも魔法でも1番1番... この私を差し置いて何処の馬の骨かもわからないやつがどうして! 確かに顔もスタイルも何もかもが他の人とは違うしあの子の魔法はほんとに綺麗で... てこんなこと言ってる場合ではあ りませんわ! 今日こそあの子にガツンと言ってやりますわ!!


と言ってみた物の話しかけられませんわ...


あの子所作の1つ1つが美しくて光り輝いていて見蕩れてしま... 何を言ってますの私! きょ、今日のところ見逃してやりますわ!!


次は次こそはギャフンと言ってやりますの!


その生徒の帰り道


今日も凄く見られてた... 私なんかやっちゃったのかな...


カチャ... (扉が開く音) ワンワンと犬の声が聞こえる


この2人以外にも両思いなのかもしれない。

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