第2話 ルールブック
少々長くなりますが、お付きあいください。m(_ _)m 楽しさをお約束します。
☆ ☆ ☆
限られた手札とダイスの出目で、敵である絵札を数多く、できれば全て獲得することがゲームの目標だ。絵札をすべて獲得できればトゥルーエンド。途中までなら、ノーマル・クリアとなる。必要なものはトランプ1組(ジョーカー無し)と、六面体ダイスが3個、メモ一式やHPをカウントするための道具(『カードカウンター』が便利)などである。
☆ ☆ ☆
>J,Q,Kをそれぞれ4スート分用意し、シャッフルして束ね、裏向きにして、テーブルの中央上部に置く。これを "敵の山札" と呼ぶ。プレイヤーは残りの35枚(♢を5枚除いておく)の数札をシャッフルして束ね、裏向きにして、テーブル下部中央に置く。これを "自分の山札" と呼ぶ。自分の山札がなくなればゲームオーバー間近。、手札に何枚か残っており、最後の一枚でラスボスを倒すことがでたか、あるいは撤退できたのならばクリアとなる。
☆ ☆ ☆
1.敵フェイズ
敵の山札の一番上からオープンし、敵の山札のすぐ隣に表向きにして置く。このカードを ”ボス” と呼ぶ。
2.プレイヤーフェイズ
>2-1.ドロー
ゲームの最初は、プレイヤーは自分の山札から3枚カードを引く。攻撃カードがなければ、任意の枚数(その都度、必ず1枚は手元に残すように!)だけ、攻撃カードが出るまで破棄&ドローを繰り返す。以降は、攻撃に成功してボスを戦利品として得たか、回復カードを使うか(♡のカードに記された数の値だけ回復する)、振り直しカードを使う等して、1枚を残して手札とし、2枚新しく自分の山札からドロー、手札に表向きにして加える。また、カードを意図的に “捨てる” ことで、新しいドローに希望を得ることも出来る。このように、捨てるカードは毎度自分で選択できる。(補足:①最後に最低1枚は残すこと ②残したら3枚になるまで補充できる)
2-2-1 攻撃
攻撃カードの数値は関係ない(♠のエースのみ、ボスを即時撃破できる)。まず、攻撃を決めたプレイヤーは、攻撃すると宣言し、手札からカード1枚のみ(手札に攻撃カードが二枚あったとしても、攻撃に使用できるのは一枚ずつである)、手札の横に表向きに "プール" として場に置く。次に、戦闘ロールを行う。 3D6(六面体ダイス3個)を同時に1回振り、その合計値がボスのHP(11,12,13)と同じかそれ以上なら、そのボスに勝てたので、そのカードを "戦利品" としてテーブル左下に表にして置いておく。攻撃に失敗したらダメージ計算をし、攻撃カードが出て来るまで、破棄&ドローを行わねばならない。また、カードをドローしたからといって、場に出ているボスがスキップされる(=取り除かれる)事はない。その場のボスは、攻撃でボスが負けない限り残り続ける。
>2-2-2 攻撃に失敗したら
3D6でボスに勝てなければ、ボスのカードの値から出目を引いた数値をプレイヤーのHPから引くこと。次に、手札に攻撃カードがあればそれを出し、再度3D6で値を比較する。攻撃カードが出るまで、破棄&ドローを続ける。プレイヤーのHPがゼロになれば、プレイヤーは敗北し、ゲームオーバーとなる。♢のカードがある場合、HPからダイス目を引く直前にそれを場に出し、振り直し(3D6)を行える(詳細は2-2-4を参照のこと)。
>2-2-3 回復
♡のカードが手元にあり、それが手札の最後の一枚でないならば、回復行動を行うことができる。プレイヤーは、回復すると宣言して♡のカードをプールに置き、カードの値の分HPを回復する。Aは全回復。
>2-2-4 振り直し
♢のカードをプールに置くことで、戦闘時にダイスを1回だけ、任意の目を振り直せる(3個すべてのダイスを振り直すこともできる)。振り直しは、攻撃行動失敗直後(ダメージ計算をし、結果を書き込む前)にしか実行できない。
一度回復した後などには使用できない。振り直しは♢1枚につき1回まで。
♠の補正値(+1)は、振り直しで得た出目にも適用される。
・振り直し後の判定
振り直しで戦闘ロールに成功した場合、敵カードを獲得できる。振り直しで失敗した場合、その出目でダメージ計算を行う。
・回復カードの使用タイミング:回復カードなどは、ダメージ計算が終わった後に使用できる。
>2-2-5 退避行動
ダメージ計算中以外に行える。♢1枚を場に出すことで、即座に戦利品を持ち帰りクリアとなるが、トゥルーエンドにはならない。
>2-2-6 破棄&ドロー
いつでも手札から任意の1・2枚を破棄and/orドローすることができる。3枚同時に破棄することはできない。必ず1枚は残して破棄すること。
初戦で攻撃カードが無いか、攻撃カードを置いた直後か、3D6の判定でダメージを受けることが確定したか、ダメージ計算を終えてHPカウントを動かした(HPから出目を引き、結果を書き込んだ)か、回復したか、振り直しをしてボスに勝ったか、ボスを倒して新しいボスを表にしたか、いずれかのタイミングで破棄and/orドローが可能。これはプレイヤーが望む限り連続して行える。
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