3話「レモン電球制作開始!ただし、前途多難」
レモン電球を作るまでは良かった。が、足りないものが多すぎる。
まず、電球問題だが、とあるアニメを参考に蒸した竹を代用する。材料自体は近くの林に竹のような植物があるのでそれで代用することが出来る。が、問題はそれ以外。
レモン電球で必要なものは銅と亜鉛、それに電球が必要になる。あと出来れば電圧計があれば嬉しいがそんなものまず無いのは分かっている。
「銅と亜鉛……どうしよう……」
この世界は5歳になるまでに分かったこと、中世ヨーロッパのような町田ということ、火をつける、水を出す電化製品みたいなものたちは魔石と言われる、非科学的鉱物によって生み出されるらしい。
コノハは過去に火起こしをした所、魔法を魔石無しで使ったと騒がれた。
「うーん……」
「コノハ?どうしたの?」
「あ、ママ」
コノハが頭を抱えて悩んでいたところ、ママが隣に座って来た。
「銅と亜鉛をどうやって手に入れようかなって……」
「ドウ?アエン?」
「鉱石だよ?」
「コウセキ?」
まぁ、伝わることは無い。
コノハはため息をつきながら、ママがお使いのメモを渡してきた。
「ママ?これは?」
「お使いのメモよ!コノハちゃん初めてのおつかいできる?」
コノハは実験で忙しいため嫌だと言おうとしたが、メモの中を見て目を丸くした。
「ま、ママ……このフライパンってなに?」
「フライパンこの前壊れちゃって、鍛冶屋さんに修理をお願いしたのよ。お代は払ってあるから取りに行って欲しいの。」
コノハはママの言葉に鍛冶屋さん、がある事の方が重要である。
もしかすると鉱石あるかも……とかなり期待もしている。
「分かった!おつかい行ってくる!!!」
コノハは急いで出かける準備をした。
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