Unfinished Goodbye Project

書きかけの別れに再生ボタンの沈黙が滲む

開封されない通知にアップロードできない心が重なる

保存と削除のあいだに僕はまだ迷っている

フォルダ名「goodbye」としたけれど

まだ送れやしない

後悔なのか未練なのかはわからない

思えばバグのような記憶ばかりだ

ふと名前を呼ぶアルゴリズムを作ったが

そこにあるのは孤独ばかり

送受信には相手が必要なのだろう

立ち上がらない朝に少し憂鬱になる

スリープ状態の想いは祈りだ

残響するハードディスクの音がする

僕は何も出来ない

代わりに人形がローディングする涙を流してくれた

goodbye.txt

僕はこれを送らなければいけないのか

ネットワークの果ての君に向けて

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