第2節 ロビーのガラス—外注会社一次聴取



 音響映像会社の本社ビルは、駅前の大通りに面していた。

 ガラス張りのエントランスは天井が高く、朝の光が正面から差し込み、床の石に薄い縞模様を作っている。中央には浅い水盤があり、循環ポンプの音が低く続いていた。水面には壁面のLED掲示パネルが映り込み、文字列が流れるたびに反射が細く揺れた。


 受付カウンターの背後では、会社のロゴが回転するアニメーションでゆっくりと入れ替わる。

 「感動を、設計する。」というコピーが現れては消える。その更新のタイミングが、ほんのわずかに不規則だった。


 神崎燈子は、回転扉を抜けながらモノクルの縁を指で軽く押さえ、曇りを確かめた。

 レンズは薄く白む。数拍で澄み、また薄く曇る。誤差のような変化だが、体はそれを拾う。目の奥の筋肉が、拍に合わせてこわばる。


「入口から合図を送ってくる会社って、礼儀正しいのか、不親切なのか」


 彼女は水盤の縁に視線を落とし、反射の滲みを眺めた。


「テスト表示だろうね。朝の立ち上げでパネルの更新が揃わない」


 小野寺真理は歩を緩め、受付カウンターまでの距離と、正面にある掲示パネルの幅を同時に測るように視線を走らせた。

 受付の二人は同じネイビーのジャケットを着て、同じ角度で会釈をする。笑顔は丁寧で、声は落ち着いている。


「ご予約はございますか」


「霊災対策局です。事前連絡は入れてあります」


 真理が身分証を静かに提示する。受付はうなずき、タブレットに指を滑らせた。

 名前を確認し、面談の相手に取り次ぐ手際は早い。だが、その次の言葉は決まりきっていた。


「担当はすぐ参ります。制作や素材の詳細は、こちらでは分からないので」


 丁寧な笑顔のまま、「分からない」が先に置かれる。


「“知らない”って便利だよな。紙に残らないし、罪悪感も薄い」


 燈子はあくび混じりに言った。


「“知らない”は事実かもしれない。ただ、ここは“知る努力”を放棄している」


 真理は声を荒げずに刺す。


「努力に残業代は出るのか?」


「出ないだろうね」


 受付の視線が一瞬だけ揺れ、すぐに元の笑顔へ戻る。

 ロビー脇の廊下には資材エレベータがあり、扉には紙の掲示が貼られていた。黒マジックで太く書かれた文字——演出同期テスト中。

 奥にある監視モニターが、パネルのテスト映像を早送りで流す。三、三、二——一連の明滅が滑っては途切れる。


 水盤の水が、その明滅を拾って小刻みに光る。

 燈子のモノクルは、そのたびにうっすら曇った。


「反応が近い」


 彼女は独り言のように呟く。


「ロビーでこれなら、バックヤードはもっと強い」


「だろうね」


「後で覗く」


「まずは約束の応接」


「約束は守る」


「たまには?」


「今日は“たま”だ」


 受付がインカムに手を当て、到着の合図を送った。

 エレベータホール側から、三十代半ばほどの女性が現れる。名札には営業推進部。軽い笑顔と、靴音の早いテンポ。手には社内用の入館カードと、ゲスト用の簡易パス。


「お待たせしました。応接へどうぞ」


 案内に従ってロビー奥の応接へ向かう。

 廊下の片側はガラス、もう片側は白い壁。白い壁には会社の制作実績が額装され、スポンサーのロゴが整然と並んでいる。

 その合間に、小さな本棚があった。背の低い、二段の棚。見た目は飾りに近い。そこに「地方民話資料」「地域音文化アーカイブ」「祭礼と照明演出」といった複製冊子が差し込まれている。


「趣味が悪くない」


 燈子が棚を横目で見た。


「演出の人間が仕様書だけ読んでいるわけじゃない、という見せ方だよ」


 真理はさらりと言う。


「“読んでいる”と“理解している”は別だ」


「そこは是々非々で」


 応接室のドアが開く。

 部屋は広くはないが、余計なものが少ない。灰色のカーペットに、ガラス天板のテーブル。向かい合う二人掛けのソファ。壁際に観葉植物。

 端にはもう一つ、小ぶりの本棚。そこにも「地方民話資料」の複製が一冊、置かれていた。表紙の円と口の図案は抽象化され、企業のパンフレット風に整えられている。


「お飲み物は?」


「水」


「コーヒーを薄めで」


 真理は微笑みを崩さず、最低限の希望だけを伝える。

 営業推進の女性が席を外すと、室内は一瞬だけ静かになった。空調の微かな風切り音。ガラス越しに聞こえる、ロビーの水盤の音。


「棚の本、ここにもある」


 燈子が顎で示す。


「流行りの言い回しで言えば、リスペクト、だね」


「“流用”の前口上だ」


「早合点はしない」


「合点はお前がする。早いかどうかはあたしが決める」


 ドアが開き、飲み物が運ばれてくる。

 水のグラスにはうっすらと水滴。コーヒーは本当に薄い。受け皿のスプーンが、運ばれる途中でかすかに鳴った。


「本日はご足労ありがとうございます。制作の詳細については、担当が分散しておりまして」


 営業推進の女性は、話の前に笑顔を差し込む。

 言葉の端の“分散”が強調される。最初から、責任の線はぼかされている。


「倉庫への搬入記録を拝見したい。チャイム素材の返却伝票も」


 真理はまっすぐに要件を置いた。柔らかい口調のまま、迷いがない。


「搬入はロジの取り扱いでして、制作素材はグループ会社が……」


「記録の所在がどちらでも構わない。時刻と担当と、責任系統が分かるものを」


「確認して参ります」


 女性は一度頭を下げ、タブレットに操作を入れて社内に連絡を飛ばした。

 待っている間、壁のモニターに自社のプロモーション映像が再生される。音は出ていない。

 映像の切り替えが、まるで呼吸のように規則正しい——と思った瞬間、ひとこまだけ合わない。わずかに詰まる。

 燈子のモノクルが薄く曇り、すぐに澄んだ。


「本当に“呼吸”してやがる」


「フレームの落ち、かな」


「落ちるには、理由がある」


「わざとなら、もっと滑らかに見えるはず」


「わざとなら、見えないはず」


「そうだね」


 営業推進の女性が戻ってきた。

 社内ポータルから出力された簡易の搬入一覧と、返却伝票のコピーがクリップで留められている。

 紙の端は新しい。今日、急いで刷ったばかりの感触。数字は揃っているようで、ところどころ飛んでいる。


「ありがとうございます」


 真理は礼を言い、紙を受け取る。上から目を通し、日付と時刻の列に視線を走らせた。

 ある週だけ、搬入の量が多い。第1話で工事が止まっていた週と重なる。そこに、LEDドライバのファーム更新の記録が入っている。


「ファームの更新は、この週で間違いない?」


「はい。あの、正確な技術部分は製造側でして」


「更新の目的の欄が空欄だ」


「社内の表記上の問題かと」


「問題という文字で、問題を消さないで」


 真理の言い方は柔らかいが、前に出る。

 女性は一瞬だけ言葉を止め、笑顔を薄く調整した。


「確認して参ります」


「お願い」


 燈子は紙の角で指を弾き、跳ね返りの固さを確かめた。

 記録の項目の並びには、社内でよく使われる略語がいくつもある。どれも意味は通るが、読み手への配慮は薄い。

 その中に、聞き覚えのある下請けの名前が混じっていた。


「下請けのリストをもらえるか」


「範囲が広いですが」


「広くていい」


「社内の承認が必要で」


「承認を待っている間に誰かが倒れたら、誰が起こす?」


 燈子の声に、女性の笑顔がわずかに固くなる。

 真理が横から滑り込む。


「段階を踏もう。まず、名称の一覧だけ。連絡先や契約額は不要。名称だけなら出せるはず」


「……検討します」


「検討は、今ここで。三分でいい」


 女性は社内チャットに指を走らせた。

 画面にカラフルなスタンプが次々と重なっていく。了解、あとで、汗、笑顔、火。

 軽い。軽すぎる。だが、軽いからこそ、速い。


「名称だけであれば、出せるとのことです」


「助かる」


 小さな前進。

 真理は受け取ったリストに目を通し、二つの社名に印をつけた。どちらも過去に自治体の広報映像を請け負っている。民話をテーマにした短編の制作歴もある。


「“民話”がここでも顔を出す」


「趣味の悪い偶然は、だいたい必然だ」


「言い切らない」


「言い切りたい」


「後で」


 営業推進の女性は、社内の“文化”をさらりと口にする。

 チャットが中心、紙は最小限、責任は分散、判断は“集まり”。

 言い方はどれもやわらかく、角がない。だが、角がないのは誰のためか。ぶつからないためか、ぶつからせないためか。


「倉庫の搬入経路、今見に行ける?」


 真理が問う。


「動線の都合がありまして、社員同伴であれば」


「同伴をお願い」


「少々お待ちください」


 女性は再び席を外した。

 室内に残された二人は、目配せだけで意思を合わせる。


「バックヤードの掲示、見たか」


「演出同期テスト中。ロビーにも貼ってあった」


「掲示のレイアウトに“余白の輪”があった」


「見た」


「図の名残だ」


「図を知らない人間の“センス”だけで、あの余白は作れない」


「知っている人が近くにいる」


「近いほど、足跡は浅い」


「浅い足跡は、数がいる」


「数を拾えば、方向が出る」


 真理は頷き、手帳に短くメモを加えた。

 応接の外、廊下のLEDがわずかに点滅パターンを変える。三拍、二拍、一拍、そして長い呼吸。

 燈子のモノクルは、その長い呼吸で曇り、澄むまでにほんの少し時間を要した。


「長い拍は、眠気に効く」


「寝るなよ」


「寝てない」


「寝不足は顔に出てる」


「お前の顔はいつも寝不足だ」


「褒め言葉ではないよね」


「もちろん」


 ドアがノックされ、社内の男性が顔を出した。作業着に近いポロシャツ、首からID。

 バックヤードへの同伴が決まったらしい。彼は事務的に頷き、通行用の白いヘルメットを二つ手渡した。


「安全のために着用をお願いします」


「どうも」


 真理は素直に被り、顎のバンドを締める。

 燈子はしぶしぶ頭に乗せ、バンドは締めずに耳の前で止めた。


「似合ってる?」


「似合わない」


「知ってる」


 小さなやりとりのあと、三人は廊下へ出た。

 応接の空気は柔らかく、廊下の空気はドライ。ロビーの水盤の音が遠くなる。

 資材エレベータの前に立つと、扉の小窓から中の照明が見えた。荷台の床にはテープで色の線が引かれ、搬入動線が色で分けられている。赤は映像、青は音響、黄色は照明。


「色分けは親切」


「親切は“揃えられる”」


「揃えられるものは、揃えられすぎる」


「そこが危ない」


 男性がボタンを押すと、エレベータが下層から上がってくる音がした。

 微かな振動。天井の蛍光灯が、揺れていないのに、視界の端で揺れるように見える。

 燈子はモノクルを指で支え、曇りを待った。曇りは来ない。来ないが、縁だけが少し冷たくなる。


「下へ」


 男性の短い声。扉が開き、冷えた空気が一気に顔に当たる。

 搬入の階へ向かう間、三人は無言だった。

 沈黙の中で、機械の音と、自分たちの呼吸だけがはっきりする。


 扉が開くと、そこはコンクリートの床と金属ラックの並ぶ世界だった。

 バックヤード特有の混ざった匂い——金属の粉、梱包材のビニール、電源装置の微かな焦げ。

 壁際に貼られた掲示板には、注意書きとともに「演出同期テスト中」の紙。ここでもレイアウトの余白に、見覚えのある円の取り方。

 真理は胸のポケットの封筒に触れ、短く目を閉じてから、ゆっくりと開いた。


「記録を見せて」


 彼女の声は小さいが、届く。



 バックヤードの事務室は狭かった。

 壁際に古いPCが二台、ディスプレイの縁に色あせた付箋。卓上にはバーコードリーダーと伝票の束。

 作業着の男性が椅子を引き、ログインする。画面には搬入システムの一覧が現れ、品目と便名、時刻と担当者のイニシャルが無機質に並んだ。


「倉庫搬入の記録。音源、映像、LED、照明、その他」


 男性は業務口調で読み上げる。


「チャイム素材の返却は?」


「戻しは“音源その他”分類。CD-Rのラベルは……“LULLA-ARCH-03”。日付は先月末」


「“LULLA”。子守歌だ」


 燈子が小さく言う。


「“ARCH”はアーカイブか。三番目のロット」


 真理は画面に顔を近づける。

 品目詳細のポップアップに、さらに小さな文字が潜んでいた。制作:外部下請け。製番:A12-LN-03。担当:K.T.

 K.T。イニシャル。何かの略号にも見えるが、ここでは名前だ。


「担当の実名にアクセスできる?」


「規定では出せません」


 男性はきっぱりと言い、次の画面に移った。

 LEDドライバのファーム更新は、やはり工事停止週に集中している。更新の理由欄に、社内略語で“安定化、既存互換、演出同期調整”の並び。

 その末尾に小さな追記がある。伝統音階対応。括弧書きで“地方祭礼案件より流用”。


「伝統音階対応?」


 真理が眉をわずかに上げる。


「音じゃなくて、光で?」


「点滅の周期を音階に合わせる。発想としては分かる」


 燈子は冷たく言う。


「分かるから怖い」


「怖いから、やる」


「やらない方が賢い」


「会社は賢さより売りを取る」


「その結果を起こすのが、私たち」


「割に合わないよね」


「合わない」


 男性は二人のやり取りに表情を動かさず、次のフォルダを開いた。

 社内チャットのプリントアウトが数枚、クリップで留められている。内容は軽い会話の連続で、文末にはスタンプ。

 “民俗ネタ、映える”

 “法律的にはセーフ”

 “グレーは白”

 “PR、バズりそう”


「軽い」


 燈子は紙を一枚ずつめくり、最低限の指先の力で扱う。


「軽さは武器にもなる。けれど今回は、盾に使っている」


 真理は淡々と評した。


「盾の裏に隠れている顔は、笑ってる」


「笑っているうちに、止める」


「止め方は知ってる」


「知っているけど、材料が足りない」


 真理は机上の別の束に手を伸ばす。

 返却伝票の控え。チャイム素材CD-Rのラベル写真が白黒で貼られている。

 写真のラベルには“LULLA-ARCH-03”の文字の他に、小さく“校内演奏収録”の印字。収録日、録音場所、担当教員名。

 校内。学校。第1話で浮かんだ線とつながる。


「この収録データ、社内に残ってる?」


「著作権の問題で、もう消してます」


「残ってる」


 燈子が即答した。


「消してる」


 男性が職務的に答える。


「残ってる。消し方が軽い」


 燈子はプリントのトナーの濃淡を指先でなぞり、写真の縁のパターンを目で追う。


「システムのゴミ箱を空にすれば“消去”と呼ぶ会社が多い」


 真理がフォローするように言う。


「呼び方が軽い」


「言葉は軽いほど、都合がいい」


 男性は一瞬だけ眉を動かしたが、すぐに元に戻った。

 彼は椅子を回し、隣のPCへログインする。古い管理画面。階層の深いフォルダが開き、日付ごとの自動バックアップの一覧が現れた。


「……完全消去までは、まだ」


「助かる」


 真理は頭を下げ、迷いなく操作を促す。

 フォルダを掘り、該当の日付、該当の便名。そこに、音声ファイルとテキストのメタデータ。

 ファイル名の末尾に“rev”。改訂。誰かが何度か手を入れている。

 メタの備考欄には、“反転、回転、間挿入テスト”の文字列。音の話ではない。映像の話だ。


「音の形を、光に移し替えた」


 真理は低く読み上げる。


「移し替えて、増幅した」


 燈子は吐き捨てる。


「誰が?」


「責任表示は“制作G”。実名は……出ない」


「出す」


「規定が」


「規定は人のためにある。倒れた人は規定を読まない」


 男性は短く息を吐き、画面を切り替えた。

 社内のアクセス権限表から、制作Gの各担当のログが出る。

 イニシャルK.Tは“仮”。待遇は契約。担当はアーカイブ再編集とLED同期検証。社歴は浅い。

 ログに残った彼の投稿は短く、スタンプが多い。

 “歯数、合う”

 “回転、映える”

 “口、残す?”


「“口、残す”」


 燈子が復唱した。

 真理は心の中で、あの円と口をもう一度重ねる。歯数十二。口は一つ。回す角度で意味が変わる。

 残している。残すべき形だけを。意味ではなく、形として。


「下請け、ここだね」


 真理は先ほど受け取ったリストと照合し、二社のうち一社に印をつけた。

 その会社は、地方の祭礼映像の受注歴が多い。民話をモチーフにした短編の制作も。

 K.Tが出入りした履歴も残っている。フリーランスのような扱いで、社内と外部を行き来している。


「行き来するやつは、匂いを運ぶ」


 燈子が言う。


「匂いは消えにくい」


「だから辿れる」


「辿る前に、モールだ」


「うん。公開リハが始まる」


 真理は書類をクリップでまとめ、必要最低限だけを鞄に入れた。

 男性に礼を言い、バックヤードを後にする。

 廊下へ出ると、資材エレベータの掲示が風に揺れた。風はないのに、揺れる。

 その紙の余白の取り方は、やはり“あの”円の気配を帯びていた。余白が歯の“間”と同じ幅で切られている。


「ここで問い詰めても、答えは薄い」


 真理が言った。


「薄い答えは、薄い時間を食う」


「時間は限られてる」


「時間がないのは、いつも通り」


「いつも通りなら、間に合う」


「間に合わせる」


 二人はロビーへ戻った。

 水盤の反射は、さっきよりも滑らかに見えた。更新の不規則は消え、等間隔の滑りに整っている。

 整っているから、危ない。

 燈子のモノクルは、もう曇らなかった。代わりに、縁がひやりと冷えた。


「ここで得たものを、現場で確かめる」


 真理は受付に一礼し、ゲストパスを返した。


「現場で壊す」


 燈子は無関心を装いながら、名刺入れの所在を確かめる。


「壊す前に、外す」


「外したら、壊れたのと同じだ」


「同じじゃない。戻せる」


「戻さない方がいいものもある」


「戻さない判断は、現場で」


「現場で決める」


 二人は回転扉を押し、朝の街へ出た。

 大通りはすでに人と車が増え始め、信号機のLEDが一定の拍で点滅している。

 モールの方向は、朝の光で白く明るい。

 光は、今日も“歌”になろうとしている。

 なる前に、切り離す。

 そのために、足を向ける。

 拍は、こちらに揃えればいい。

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