第8話 いつかいつかと思いながら
人って何があるかわからないって話です。
介護や子育てに悩んでるのわかります。
人ごとでは無くてね。
私も子供がいると夜勤も休日も仕事できないから日勤だけのパートでした。
それ➕土曜日の午前だけのバイトもしてましたから。
娘に息子を半日だけ面倒みてって頼んで。
息子の世話は思春期に入ると私を苦しめました。
私は早くに閉経してしまい更年期でめまいに悩みました。
そんな時に男の子の爆発的な思春期。
外面はいいのに、家では暴れまくる。
噛み付く、髪の毛引っ張る、殴るで私の体はあざだらけでした。
一年は我慢しました。子供に手をあげるのが嫌で。
ですが、ある日
「女なんて弱っちいんだからな!!」と言いやがりました。
それでブチギレましたの。
そこから、本気で殴りつけて応戦の日々。
コテンパンにやってやりました。
ふふふん、勝てると思うなアホが、、。
養護学校の高等部くらいの男子のお母さんはおおかた悩んでたと思います。
メンタルの薬も飲ませてます。
作業所も私が息子を送ったあと仕事に行けるような所を選びましたけど、本人にはあってなかった、、。すまぬ。
荒れまくり行かなくなりまして、私は仕事に行かなきゃなんない。
私がいないと勝手に出て行くしでドアの前にブロックを重ねて置いてました。
トラップです。こんなのが五年くらい続きましたっけ。
助けはあるもので、ショートステイを利用してたところが心配してくれて、本部のあるところに作業所があるからそこに行かない?
遠くなります。が息子はそこを気に入りました。
ヘルパーさんはいつも見つからないし、どうしよう、
えーい!引越しだー!
と決心して、引っ越し。
送迎車で送り迎えしてくれるから、仕事は通勤二時間だけど通えます。
そしたら、グループホームの話も舞い込んできました。
ショートステイしてたから本人も違和感なく、あっけなく馴染んでくれました。
今は土日は月に二回だけ帰ります。
昔の荒れようは嘘みたいです。親子は離れないといけない時期があるのかも知れません。
娘も結婚してなんだかんだと言いながら子供も出来たし。
今、どうしようも無くしんどい時もあるけれど、いつかは何とかなる日もくるって
思いたいですね。
でもね、辛い時の渦中にはそんな気持ちにはなれませんでしたから難しいのもわかるつもりです。
振り返るといろいろあったなぁとやっと思えるようになりました。
これからは、私のために生きようと(おっそー)思う今日この頃です。
友達も同じです。いろんな事情がありました。
これから二度目の青春です。うほほ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます