2025年10月16日 05:02
特異点への応援コメント
さわみずのあんさんおひさしぶりです! わきのです。今回の作品は、これまで拝見したなかで一番面白かったと思います。この調子でゴツいSFを書きませんか?実は最後だけよくわからなかったんですが、これはなんでしょうか……?わきの
作者からの返信
お久しぶりです。四光年ぶり位ですかね?あら、失礼いたしました。SI単位系の間違い。四光年をc/10の速度で移動したときの時間ぶり、位ですかね?今回の作品は、自分の中でも、一番のお気に入りで、一番面白かった、という声は、とても嬉しいです。ただ、今回のような、ゴツゴツハードなSFは、だーれも読まないですからねえ。あまり、書くモチベーションは上がりません。最後だけよく分からなかったと、ご指摘いただきましたが、まあそうでしょうね。私の説明力が不足不束なのですから。うーむ。何から説明すればいいものやら。作品の概要のページと、最後の六話「特異点」での、ケージ・トリカイの発言から、分かるように、ケージは、この世界が小説内世界ということを認識しているのです。ケージには特殊能力があり、この小説内世界を読者と同じように、どこでも好きなところから読むことができ、すでに全てを読んでいる。これが、作品内の登場人物が、"どうやって生きてきたか、生きているか、生きていくか、ということが書かれた手帳を持っていて、その好きな時や、場所に、行くことができる、知ることができる。存在することができる""過去も今も未来も存在できる探偵"ということです。ただ、ケージには、物語を改変する力。小説内世界の作家としての力はなく。犯罪を止めることはできないのです。あくまでも探偵。小説を完成させるパーツにすぎないのです。けれど、ストーリーを害さない程度の干渉能力はあり、読者への挑戦状など、読者に語りかけることはできる。この読者のいるのが、”別の時間軸”なのです。小説内世界で直線的に流れる時間をつまみ食いできる、”ミステリ小説で、最初から最後の方を読んでしまう人”がいるのが、”別の時間軸”なのです。また「特異点」の最初の台詞"「最後? 最初かもしれませんよ」"と「特異点」の最後の台詞は、そんな読者をちょっと、揶揄する台詞でもあるのです。最初と最後だけ読んで、分かった気になってんじゃねえぞ。小説内世界を全部読めよ。と、まあ、私の力量不足を棚に上げて、私が最初から最後まで読まれるような作品を、作れないことを棚に上げて、読者へメッセージを送っているのです。ケージは読まれないと、存在しないも同義ですからね。作品の詳細画面から、アクセス数をクリックすると、各話のPVを見ることができます。はてさて、どれくらいの人が、最初から最後まで、読んでくれているのか。はてさて、どれくらいの人が、最初と最後だけ読んで、つまらないと思って、物語をやめてしまったのか。いやはや長い文章になってしまいました。最初と最後だけ読んでくれれば、よろしいのではないでしょうか。
特異点への応援コメント
さわみずのあんさん
おひさしぶりです! わきのです。
今回の作品は、これまで拝見したなかで一番面白かったと思います。この調子でゴツいSFを書きませんか?
実は最後だけよくわからなかったんですが、これはなんでしょうか……?
わきの
作者からの返信
お久しぶりです。四光年ぶり位ですかね?
あら、失礼いたしました。SI単位系の間違い。
四光年をc/10の速度で移動したときの時間ぶり、
位ですかね?
今回の作品は、自分の中でも、一番のお気に入りで、
一番面白かった、という声は、とても嬉しいです。
ただ、今回のような、ゴツゴツハードなSFは、
だーれも読まないですからねえ。
あまり、書くモチベーションは上がりません。
最後だけよく分からなかったと、ご指摘いただきましたが、
まあそうでしょうね。私の説明力が不足不束なのですから。
うーむ。何から説明すればいいものやら。
作品の概要のページと、最後の六話「特異点」での、
ケージ・トリカイの発言から、分かるように、
ケージは、この世界が小説内世界ということを認識しているのです。
ケージには特殊能力があり、この小説内世界を読者と同じように、
どこでも好きなところから読むことができ、すでに全てを読んでいる。
これが、作品内の登場人物が、"どうやって生きてきたか、生きているか、生きていくか、ということが書かれた手帳を持っていて、その好きな時や、場所に、行くことができる、知ることができる。存在することができる"
"過去も今も未来も存在できる探偵"
ということです。
ただ、ケージには、物語を改変する力。小説内世界の作家としての力はなく。
犯罪を止めることはできないのです。
あくまでも探偵。小説を完成させるパーツにすぎないのです。
けれど、ストーリーを害さない程度の干渉能力はあり、
読者への挑戦状など、読者に語りかけることはできる。
この読者のいるのが、”別の時間軸”なのです。
小説内世界で直線的に流れる時間をつまみ食いできる、
”ミステリ小説で、最初から最後の方を読んでしまう人”
がいるのが、”別の時間軸”なのです。
また「特異点」の最初の台詞"「最後? 最初かもしれませんよ」"
と「特異点」の最後の台詞は、そんな読者をちょっと、
揶揄する台詞でもあるのです。
最初と最後だけ読んで、分かった気になってんじゃねえぞ。
小説内世界を全部読めよ。
と、まあ、私の力量不足を棚に上げて、
私が最初から最後まで読まれるような作品を、
作れないことを棚に上げて、読者へメッセージを送っているのです。
ケージは読まれないと、存在しないも同義ですからね。
作品の詳細画面から、アクセス数をクリックすると、
各話のPVを見ることができます。
はてさて、どれくらいの人が、
最初から最後まで、
読んでくれているのか。
はてさて、どれくらいの人が、
最初と最後だけ読んで、
つまらないと思って、
物語をやめてしまったのか。
いやはや長い文章になってしまいました。
最初と最後だけ読んでくれれば、
よろしいのではないでしょうか。