ハッピー・ウィッチ

あまかわ るるか

第1話 死んだ先には…

いつも、いつも、いっつも…当たり前の日常的にいじめを受けている凛。


「ゴミは家にいたら?学校くんな!気持ち悪りぃな。」


そのように意地悪を言うのは同じクラスの山田 桃華だった。

蹴られ殴られとても嫌だった。


「うるさい!キモい!消えろよ!」

「やめてっ…いたい…誰かお願い…」


『助けて!!』


自分で嫌だと言えたのはこの時だけだった。


「お母さん…いつも桃華ちゃん殴ってくる嫌だって言ってもやめてくれないの!

先生信じてくれない…!」

「あっそ、言葉足りないだけじゃない?自分でなんとかしなさい!

あのさ、お母さん仕事忙しいの、わがまま言わない。」


誰に言っても助けてくれなかった。

そこで凛は《自殺》を選んだ。


「そっか…楽になるためには死ねばよかったんだ…!」


そしてその日の夜、凛はお母さんが寝ている間…自殺した。

家の中にあるナイフで…。


「お母さんが自分でなんとかしなさいって言ったんだし私、自分でなんとかしたよ!」


その後、大きないらないタオルを引いてその上で自殺した。



「んん?ここどこ?」


目が覚めると《異世界》にきていた。


「あれ?私、死んだよね…?」


目が覚めると0才

凛はもう凛じゃない。

それは…


「アイラ!おはよう!」


アイラ・メロディックとして異世界にきていた…!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る