第三章:笑顔を大切にする
それから。
何となく入社した1社目を辞めて、自分を見つめ直す時間が増えた。
そのとき、マンガででくるキャラクターが言っていた「自分ルール」がカッコよくて、わたしも作ろうと思った。同時に何かやりたい目標もたてて、ゲームみたいな感じにしたくなった。ルールを作ることは悩んだが、目標はなんとなく最初に浮かんだものがあった。
ヒーローになりたかった。
高校生のとき、みんなにいじめられて嫌われてたわたしを、親友だ、と堂々と言ってくれた人がいた。いまでも忘れられない大切な思い出。泣きそうなときに笑顔になれる。
だから、わたしは泣いている子を笑顔にできるヒーローになりたい。
それに、わたしはわたしの笑顔が好きだ。
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