第5話 幻影魔法

音をしたほうを見るとデカい牙を持った猪がいた


…猪はこちらに気づいていない、まあそうだろう、俺、幽霊だから見えないらしいし、

しかし魔力でバレるかもしれない、猪だから武器はおそらく突進だろう、


…ふむせっかくだし、読心と幻影魔法を試してみよう、

まずは…、読心!

ふむ…、獣だからかな?思考の殆どが本能で占めてる、記憶の方は…めぼしい情報はないな、人とも会ってない…、へえ、このデカい兎が好きなのか、




———猪視点———



お腹が空いた、


何故だろう、さっきから妙に腹が減る、

さっき食べたばっかりなのに何故だろう、

そう思いながら意味もなくあたりを見回すと、

好物の兎がこちらを見て震えていた、


腹が鳴る、さっきから腹が減って仕方がない、


兎に掛けより、牙を突き刺し、殺す、


そしてひたすらに貪る、


途中で首に強い衝撃が走ったが何故か気にならなかった、


そして次の瞬間、兎が消えた、そして、目に入ったのは、首が無い身体だった、

その身体が倒れるのを見ると、意識が消えた、






ふう、やっと倒せた、


幻影魔法は結構強力だな、幻影見せてる間は相手動かないし、


しかし、氷魔法の威力は考え直さないとな、

もうちょっと魔力込めるべきだった、


でもしばらく幻影魔法は封印かなぁ、


もし破られたらって思うと怖いし、

殺気にも慣れておいた方が良いだろうし、


あ、今のでレベル上がったかな?


ステータス


______________________________________

名前:幽幻

種族:ファントム

Lv3

HP 95:95

MP 53:105

スキル

浮遊 幻影魔法 憑依

透過 氷魔法 読心

念話


称号

名持 ネームド


加護

◼️◼️◼️の加護


______________________________________


おお!2も上がってる!


レベルが上がると魔力と体力が増えるのか、

でも、回復はしない…氷刃二回で17くらい使ったから、幻影魔法では一回で20も使ったのか、結構使うな、


ふむ、これからは、魔力がある間は積極的に狩っていこうか












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