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  • 鞭と風への応援コメント

    自主企画「文学の蟲」へご参加くださり、ありがとうございます。
    御作の題名ともなる、鞭がヒトの言葉(規範や裁き)であり、風が自然の無言として対比されている構図が見事でありました。いやはや私も常日頃から、ヒトが森羅万象の矮小な一員であると考えているので、個人的にも強く御主題に魅かれました。
    また桐生甘太郎様の作品は、アフォリズムとも言うべき箴言を用いて章を組み立てるのが非常に巧みに感じております。「本当の嘘偽りは誰の心も痛めつけない」「鞭を振るうのは人だけだ」と云った文言は読後感を強く残し、作品をより印象的にしめる技法として見事であると思います。
    改めて、素敵な作品をご応募くださり、誠にありがとうございます

    作者からの返信

    かいまさやさん、コメントを有難うございます。
    まずは、この様な一個人の譫言に過ぎない物に感想を頂き大変感謝致します。やはりこの様な問題で文学を作り上げるのは腕のある作家のやる事だと、私は悔いていましたから。
    はい、自然には登場して貰わねば困りましたが、お褒め頂き光栄です。
    はい、その様な書き方はアフォリズムと言うのですね。私は哲学書をよく読むのですが、何かを自らの思想で断言するのはアフォリズムと呼ぶのですね。全く知らずにやってしまったのでお恥ずかしいです。
    改めまして、お褒め頂き有難うございます。