第7話悪夢からネコ達に救われる
捕虜収容所にもう5年いる。
目に不満だけを表している看守。
看守というのは全員頭がおかしい。
カビたパンと腐ったキャベツスープ。
コーヒーが異常に飲みたくなるが無い。
私はネコ達が居ないのに気付く。
焦る。
牢獄をすり抜けネコを探す。
居ない。
不吉な風が吹く。
どこかの気狂いが毒団子を食べさせたのか?
注射の準備をする。
しかし液体が飛び散る。
私は芥子畑を探している。
ネコ達はアヘンで眠らされているのか?
またして牢獄。
ラテン音楽が爆音で鳴っている。
牢獄には狭い中に50人詰め込まれている。
横にはなれない。
「立って寝ろ!この畜生共め!」
「この塵屑をなんとかしろ!」
男が私の書いた本を突き出す。
塵屑か…
私は落ち込む。
ビルの5階から飛び降りる。
そこに羽が生えたネコが現れ私を救う。
地上にはネコ達が居る。
私は涙を流す…
〜悪夢はここで終わり目が覚める〜
いつもネコ達に救われる。
着てる寝間着は汗でぐっしょり。
私はネコ達を確認する。
皆眠っている。
安心。
私はシャワーを浴びる。
そしてもう一度眠るために。
マリファナ煙草を2本。
私はネコ達と共に目を閉じる。
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