異端児の挽歌 第三幕

大田商会

これまでの戦況1

かねてより地球に飛来する隕石の中から地球外生命体が地上に蔓延り、彼らは人間に寄生して繁殖していった。

寄生された人間は怪物並みの戦闘力を誇り、やがて徒党を組んだ彼らは地球人類を食料とし、地球の新人類として成り代わろうとしていた。

地球人類は、彼らを『ストレンジャー』と呼び、荒廃した地上を逃げ惑っていた。


ストレンジャーの侵略により、世界各国の国家は隠れた才能を持つ人間を超人兵士として改造し、ストレンジャーに対抗する特殊部隊『エクシード・チルドレン』を結成させた。


突然変異の超人的な力と能力を持つ人間『エクシーダー』と『ストレンジャー』の地球存亡を懸けた戦いは長きに渡り、少しずつではあるが、ストレンジャーがその数を減らしつつあった。


しかし、かつてのユーラシア大陸を選ばれしエクシード・チルドレンが東西の軍に別れてストレンジャー討伐を続ける中、人間の心の弱さによる裏切りや陰謀も生じ始めていた。


東軍を統率するエクシーダーの長官ジュラとその弟セラ大佐が国家より荒廃した地球を再生させる事が出来る四元素の力を持つ能力者の捜索を命じられる。

ジュラとセラの信頼を受けるカイル少尉と幼なじみの衛生兵マオリ、そしてカイルと共にかつて訓練を受けてきた西軍八武将の一人エルダが日の本と呼ばれた島国をストレンジャーから解放しつつ、任務に当たっていた。


次々に現れるストレンジャーを助っ人として東軍に配属されたエルダと殲滅させるカイル。

その中で地上四元素の能力者である炎の少年火ノ丸、水の少女アイナ、かつて西軍の女兵士だった大地のリシェルと出会い、事は順調に進んでいたかに思えた。


そんな中、恋仲であるカイルとマオリに嫉妬を抱いたエルダがストレンジャーの強兵部隊と結託。

更に東軍長官ジュラと大佐セラの強大な力に脅威を抱いた上層部三司令官の陰謀により、内通した強兵部隊によりセラは東軍本艦隊と共に撃沈され、海を渡り遠征に出たジュラは、三司令官に嵌められて強兵部隊の包囲網によって討死する。


一方、強兵部隊と結託したエルダとの戦いに敗れるカイルだったが、マオリの愛と火ノ丸、アイナ、リシェルの協力、そして、かつてのリシェルの上官でる天音やカイルの恩人である昴、その相方ラミアと西軍八武将の三人が仲間に加わり、強兵部隊ごとエルダを追い詰めていく。


強兵部隊の本拠地である日の本北端でエルダとの対決に臨むカイル。

途中、マオリをエルダに拉致されながらもカイルは潜在能力を発揮し、エルダに勝利する。


強兵部隊長は人質のマオリを盾にして最後の抵抗を試みるが、マオリへの真の愛とエクシード・チルドレンの誇りを取り戻したエルダが強兵部隊長を討ち、カイルは再び彼を仲間として受け入れた。


そんなエルダは予てより日の本の更に北に広がる楽園の存在をカイル達に話すが、上層部の勅命を受けた西軍長官ハモンドも楽園の侵略に動き出す。

彼は同時に強兵部隊を倒したカイル達東軍の残党討伐と共に西軍を裏切った昴や天音、楽園の秘密を隠していたエルダにも狙いを定める。


ハモンドが送り出す刺客達と戦うカイル達。

マオリとの安住の地と決めていた北の楽園を守り抜こうとするエルダ。

それぞれの正義を貫く為に彼らは戦い続けた。


そして、遂にはエルダが北の楽園にてハモンドの部隊と死闘を繰り広げた末に戦死する。

戦友の死に上層部への怒りを燃やすカイルと仲間達は、北の楽園を守り抜く事を決意する。


その一方、艦隊撃沈から近くの港町に引き上げられたセラ。

地獄の業火を身に纏い、東軍を裏切った三司令官の一人を暗殺するジュラ。


新たな戦いの運命がカイル達を巻き込んで行った。


※異端児の挽歌第一幕参照。







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