永遠のドジ

「放射能とワクチン 不安に寄り添う怪しげな<ドジ>」


 村山リコは今日もタイトルが決まったな!と胸を張った。


「リコさん、それ、間違ってます」


 悪の秘密結社メディア<Doji infinity>の編集長の悪村全はさすがに困惑した。  


「どこが?」


 リコはまだ、気づかない。


「いや、それで大丈夫です」


 編集長の悪村全は諦めた。あんたが永遠のドジっ子だろうと突っ込みたかったが自制した。


 永遠のドジっ子、リコは今日も行く。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る