早速ですが死ぬようです

「おっ、百太郎! 今日も遅刻?」「おっ、百太郎! 今日も遅刻?」


教室に入るなり、大きな瞳に長い睫毛、高い鼻に彫りが深い、眉毛やモミアゲなんかの毛も濃い、俗に言う濃い顔である坊主頭の男子、そう、言うならばゴリラだ。ゴリラが声を掛けてきた。


「まぁな、ゴリラ。……で、次何時限目だっけ?」


濃い顔の生徒に言葉を返しながら窓際の一番後ろの自分の席に向かう。


「ゴリラ言うな、お前」


ゴリラは俺に付いてきながら否定するが今更呼び方変えるとかめんどくさいし、なんか恥ずかしいと俺は思う。


「だから、ゴリラ言うなってっ!」


人の心にまで突っ込みを入れるとはこのゴリラめ、本当に馬鹿だな。


「はははは――――はあっ!?」


ど、どういうことだこれはいったい……。


「な、なんやっ。どうした、いきなりっ……」


笑いながら鞄を開けた途端、悲鳴の様な声を上げ愕然としてしまった俺にゴリラは驚いた顔を向けてくる。


「ゴリラ言うなって、お前」


「いや、お前は紛れもなくゴリラだが今はいい……。ヤバいんだ……果てしなく……」


こんなことがあっていいのだろうか……。

何をしていたんだ俺は……。


「紛れもないって言うなや。……つうかなに? どうしたん?」


非常に言いづらいことだ……。

だが今後のためにもゴリラには言っておくしかない。


「……教科書」


「教科書?」


「全部……」


「お前……マジで……?」


「忘れた……」


「嘘やろっ!? お前、ほんまマジでっ!?」


そう。……私は教科書を全て家に置いてきたのだ。


「ああ、マジだバカヤロー! やんのかコノヤロウ!」


「はははははっ。お前、何しに来てんねん」


ゴリラは爆笑しながら人の机をバンバン叩く。


「お、おいっ、ゴリラ言うなってっははははは」


爆笑しても人の心へのつっこみを忘れないとはもう神の域だなこいつは。


「あぁ…………」


それにしても……。


「…………」


いつも置きっぱなしなのに、なんだって教科書持って帰ったんだ先週の俺……。

そして、何故持って来ない……月曜日の俺。こうなりゃ致し方ねえな……。


「かぁーくぅーなーるぅーうぅえぇぇえ……はあぁぁぁーーーーーっ!!!」






数分後――。


「おい、こら」


「ん?」


「いや『ん?』じゃなくて」


じゃあなんだろう?


「ぬん?」


「叩くぞ、お前」


違うかったのか……まあ、いいか。


「叩かれるぞっ、オッレイ!」


フラメンコ風味の情熱的な手拍子をゴリラへ沢山あげる。


「急にうるさいねんっ、やめろ死ねっ!」


「いたっ!」


本気で頭を叩きやがった…………。


「くそがぁっ……」


だが、持つべき奴はやはり友だ……。

丁度―――ていうか席替えの時にそうしたんだが、親切なゴリラが横に居たお陰で、僕はこうして授業を受けれてます。


ありがとう、神様とか言われてる多分すっげえ髭の爺、俺はお前を今だけは崇拝する。








「アウツッ……オォーッ……」


「外人反応やめ。また頭叩かれるぞ」


くっそぉ……。神様に感謝しつつ就寝してただけなのに、叩きやがってあのクソ教師……。


「ちっ……」


だんだん腹立ってきた! 出席簿とか反則だろ! 教師のリーサルウェポンじゃねえか!


「ふんむぅぅぅ~……」


断固反対だっ……。


「だがぁ……まぁぁ……」


貴方がそう来るなら致し方無いっ!


「ふんふふっふんっ……ふっふっ」


「お、おい、お前―――」


「うるさい……これは戦争だ」


ゴリラの静止を振り切り、憎しみに身を任せ私は消しゴムを机に力強く押し付け擦る。


「いや、なんか分からんけど、ちょっと止めろって」


「自由を取り戻す戦いだ……。この手で……」


たかが消しゴムされど消しゴム。使い方によっては平和であるアイテムも凶器に変わる。


「いや、ちょっ、マジ止め――――――」


「よしっ……できたっ……!」


私はできたてホヤホヤの核兵器を掴み―――。


「お前、ちょっ――――」


力いっぱいに握る。


「いくぞ、おらっ……!」


やっぱりね……平和を願うだけじゃ駄目だと思う。願いプラス行動が必要なんだ……。

それに気付けた今……。僕は前までの自分にさよならをしないといけない……。

さよならをして新しい自分こんにちは、だ。

ははっ、おかしいよね。気持ち一つでこんなにも人って変わるんだ。

でも、後悔はないよ。



“この手で平和を取り戻す為に僕は戦う!”



「うぉぉぉぉおおおおおおりぁぁああああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」


我は大きく振りかぶり、消しゴムのカスという物の集合体を力いっぱいにぶん投げた。


「死ね゛ぇぇえ゛え゛え゛愚民っ!」


ダークマターとも言える黒い凶器は一直線に教師へ向かう。




一直線に教師の尻へ……。




教師の、尻、へ……。



「い゛ったっ!」



パーフェクトに命中だ、わっしょいこら、おい!


「ははっ、ざまあみろぃ!!」


玉は見事命中だ!



“女子の頭にっ!”


「……は?」


「ちっ……」


消しゴムのカスの集合体を当ててしまった女子は学年中で綺麗で頭が良くて狂暴と有名なであり、我を殺意剥き出しで睨み付けた後、不適な笑みを浮かべると黒板へと向き直った。


「ど、どうしよう…………」


私ともあろうものがチビりそうになり、ゴリラへ救いの目を向ける。


「良くて半殺し…………」


だが、自分の事のように恐怖に震えているゴリラから返ってきた言葉は悪かったらどうなるか、と更なる恐怖の上乗せだった。そして……。


「しかも、これ……俺の消しゴムやでぇ…………」


ゴリラは半分以下になったオニュー消しゴムを息絶えそうな我が子のようにそっと撫でる。


「…………」


どうしよぅ……。


どうすりゃいいんだ……。


これは“間違”いなく事故だ。それは“間違”いない。


「んん……」


ただ、説明した所で通じるのだろうか?

多分、この後の展開は、言い訳する俺→怒る彼女だ。

テンパりながらも気転を利かしその場を凌げるかって時に結局ボロを出し殴られる気がする。

わりとベタだが、そんな気がしてならない。


「くっそぉっ……」


なんでストレートが上手い具合に落ちるんだ。そんなコントロール今は要らねえ……。

そんなのはせめて俺がコウシエン目指した時にしてくれよ、まじで……。


「はぁ………」


「…………たろ」


またなぁ……直ぐに謝れれば良かったが、授業中だしな。この何も出来ない時間―――即ち考える時間。

コレを与えてしまってるのがまずい。人間、考える時間があれば、良い方にも勿論いくが、まず悪い方にいくことが多いと俺は思う―――というか、現に俺が今、悪い方にいっている。



「…………も太郎」


これはあれだな。授業終了と共にバックレダッシュだ。それしかねえな。


「いやぁ……」


でも、いつかは捕まるしな……。


結局、日にちが空けば空くほど、彼女のレイジは完全なものとなるだろう。

それは危険すぎる、リアルに殺られるかもしれん。


「百太郎!」


「えっ…………」


なんだ……急に思考が中断され驚いて前を向くと、教師が教卓に手を突きあきれた様子でこっちを見てやがる。


「さっきから呼んでるんだぞ。返事ぐらいしろ」


そうは言われてもこっちも忙しいんだよ、ばかめ。



……とは思っても言うわけにはいかないので……。


「ああ、ごめん。全然聞いて無かった」


と正直に言っておく。


「聞いて無かったって、お前なぁ…………。まあいい、じゃあコレを解いてみろ」


「へっ……?」


嘘だろ、おいっ……。教師(こいつ)はリーサルウェポンで頭を叩いただけじゃ飽き足らず、俺にその問題らしきやつを解けというのか?


「えっ、いや、その…………」


だめだ、わかるわけがねえ……。つうかなにアレ? 古代文字?


「あぁ……いやぁ……」


ていうかだ。そもそも―――。



「今、なんの授業ですか?」


昔から先生という奴は口々に言っていた。


「分からないことがあれば聞け」と。


だから、俺はそれに習い質問を口にした。ただそれだけのこと。



だが……。



「はっ…………?」


教師―――いや、クラスメイト含めこの教室に居る人間全てが目を丸くして固まりやがった。


「なんだおい。どうしたってんだ、皆の奴等」


「いや、お前さぁ……。授業ぐらいは分かるやろ」


唯一、固まって無かったゴリラが横からツッコンでくる。


「いや、それが、考え事していたら…………な?」


「な? とか言われても、それは無いから分からんわ」


ゴリラがそう呆れて返した時、丁度チャイムが鳴り響く。


「おお、まずいっ! ちょっと先生よ! 私はこれにてお暇するからっ!!」


「あっ、おいっ!」


呪縛から解けた教師の制止を無視し、チャイムと同時に教室から猛ダッシュで出る。


「ちょっと待てって! 俺もっ」


ゴリラも早々と席を立つと、後を追ってくる。





教室に入るなり、大きな瞳に長い睫毛、高い鼻に彫りが深い、眉毛やモミアゲなんかの毛も濃い、俗に言う濃い顔である坊主頭の男子、そう、言うならばゴリラだ。ゴリラが声を掛けてきた。


「まぁな、ゴリラ。……で、次何時限目だっけ?」


濃い顔の生徒に言葉を返しながら窓際の一番後ろの自分の席に向かう。


「ゴリラ言うな、お前」


ゴリラは俺に付いてきながら否定するが今更呼び方変えるとかめんどくさいし、なんか恥ずかしいと俺は思う。


「だから、ゴリラ言うなってっ!」


人の心にまで突っ込みを入れるとはこのゴリラめ、本当に馬鹿だな。


「はははは――――はあっ!?」


ど、どういうことだこれはいったい……。


「な、なんやっ。どうした、いきなりっ……」


笑いながら鞄を開けた途端、悲鳴の様な声を上げ愕然としてしまった俺にゴリラは驚いた顔を向けてくる。


「ゴリラ言うなって、お前」


「いや、お前は紛れもなくゴリラだが今はいい……。ヤバいんだ……果てしなく……」


こんなことがあっていいのだろうか……。

何をしていたんだ俺は……。


「紛れもないって言うなや。……つうかなに? どうしたん?」


非常に言いづらいことだ……。

だが今後のためにもゴリラには言っておくしかない。


「……教科書」


「教科書?」


「全部……」


「お前……マジで……?」


「忘れた……」


「嘘やろっ!? お前、ほんまマジでっ!?」


そう。……私は教科書を全て家に置いてきたのだ。


「ああ、マジだバカヤロー! やんのかコノヤロウ!」


「はははははっ。お前、何しに来てんねん」


ゴリラは爆笑しながら人の机をバンバン叩く。


「お、おいっ、ゴリラ言うなってっははははは」


爆笑しても人の心へのつっこみを忘れないとはもう神の域だなこいつは。


「あぁ…………」


それにしても……。


「…………」


いつも置きっぱなしなのに、なんだって教科書持って帰ったんだ先週の俺……。

そして、何故持って来ない……月曜日の俺。こうなりゃ致し方ねえな……。


「かぁーくぅーなーるぅーうぅえぇぇえ……はあぁぁぁーーーーーっ!!!」






数分後――。


「おい、こら」


「ん?」


「いや『ん?』じゃなくて」


じゃあなんだろう?


「ぬん?」


「叩くぞ、お前」


違うかったのか……まあ、いいか。


「叩かれるぞっ、オッレイ!」


フラメンコ風味の情熱的な手拍子をゴリラへ沢山あげる。


「急にうるさいねんっ、やめろ死ねっ!」


「いたっ!」


本気で頭を叩きやがった…………。


「くそがぁっ……」


だが、持つべき奴はやはり友だ……。

丁度―――ていうか席替えの時にそうしたんだが、親切なゴリラが横に居たお陰で、僕はこうして授業を受けれてます。


ありがとう、神様とか言われてる多分すっげえ髭の爺、俺はお前を今だけは崇拝する。








「アウツッ……オォーッ……」


「外人反応やめ。また頭叩かれるぞ」


くっそぉ……。神様に感謝しつつ就寝してただけなのに、叩きやがってあのクソ教師……。


「ちっ……」


だんだん腹立ってきた! 出席簿とか反則だろ! 教師のリーサルウェポンじゃねえか!


「ふんむぅぅぅ~……」


断固反対だっ……。


「だがぁ……まぁぁ……」


貴方がそう来るなら致し方無いっ!


「ふんふふっふんっ……ふっふっ」


「お、おい、お前―――」


「うるさい……これは戦争だ」


ゴリラの静止を振り切り、憎しみに身を任せ私は消しゴムを机に力強く押し付け擦る。


「いや、なんか分からんけど、ちょっと止めろって」


「自由を取り戻す戦いだ……。この手で……」


たかが消しゴムされど消しゴム。使い方によっては平和であるアイテムも凶器に変わる。


「いや、ちょっ、マジ止め――――――」


「よしっ……できたっ……!」


私はできたてホヤホヤの核兵器を掴み―――。


「お前、ちょっ――――」


力いっぱいに握る。


「いくぞ、おらっ……!」


やっぱりね……平和を願うだけじゃ駄目だと思う。願いプラス行動が必要なんだ……。

それに気付けた今……。僕は前までの自分にさよならをしないといけない……。

さよならをして新しい自分こんにちは、だ。

ははっ、おかしいよね。気持ち一つでこんなにも人って変わるんだ。

でも、後悔はないよ。



“この手で平和を取り戻す為に僕は戦う!”



「うぉぉぉぉおおおおおおりぁぁああああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」


我は大きく振りかぶり、消しゴムのカスという物の集合体を力いっぱいにぶん投げた。


「死ね゛ぇぇえ゛え゛え゛愚民っ!」


ダークマターとも言える黒い凶器は一直線に教師へ向かう。




一直線に教師の尻へ……。




教師の、尻、へ……。



「い゛ったっ!」



パーフェクトに命中だ、わっしょいこら、おい!


「ははっ、ざまあみろぃ!!」


玉は見事命中だ!



“女子の頭にっ!”


「……は?」


「ちっ……」


消しゴムのカスの集合体を当ててしまった女子は学年中で綺麗で頭が良くて狂暴と有名なであり、我を殺意剥き出しで睨み付けた後、不適な笑みを浮かべると黒板へと向き直った。


「ど、どうしよう…………」


私ともあろうものがチビりそうになり、ゴリラへ救いの目を向ける。


「良くて半殺し…………」


だが、自分の事のように恐怖に震えているゴリラから返ってきた言葉は悪かったらどうなるか、と更なる恐怖の上乗せだった。そして……。


「しかも、これ……俺の消しゴムやでぇ…………」


ゴリラは半分以下になったオニュー消しゴムを息絶えそうな我が子のようにそっと撫でる。


「…………」


どうしよぅ……。


どうすりゃいいんだ……。


これは“間違”いなく事故だ。それは“間違”いない。


「んん……」


ただ、説明した所で通じるのだろうか?

多分、この後の展開は、言い訳する俺→怒る彼女だ。

テンパりながらも気転を利かしその場を凌げるかって時に結局ボロを出し殴られる気がする。

わりとベタだが、そんな気がしてならない。


「くっそぉっ……」


なんでストレートが上手い具合に落ちるんだ。そんなコントロール今は要らねえ……。

そんなのはせめて俺がコウシエン目指した時にしてくれよ、まじで……。


「はぁ………」


「…………たろ」


またなぁ……直ぐに謝れれば良かったが、授業中だしな。この何も出来ない時間―――即ち考える時間。

コレを与えてしまってるのがまずい。人間、考える時間があれば、良い方にも勿論いくが、まず悪い方にいくことが多いと俺は思う―――というか、現に俺が今、悪い方にいっている。



「…………も太郎」


これはあれだな。授業終了と共にバックレダッシュだ。それしかねえな。


「いやぁ……」


でも、いつかは捕まるしな……。


結局、日にちが空けば空くほど、彼女のレイジは完全なものとなるだろう。

それは危険すぎる、リアルに殺られるかもしれん。


「百太郎!」


「えっ…………」


なんだ……急に思考が中断され驚いて前を向くと、教師が教卓に手を突きあきれた様子でこっちを見てやがる。


「さっきから呼んでるんだぞ。返事ぐらいしろ」


そうは言われてもこっちも忙しいんだよ、ばかめ。



……とは思っても言うわけにはいかないので……。


「ああ、ごめん。全然聞いて無かった」


と正直に言っておく。


「聞いて無かったって、お前なぁ…………。まあいい、じゃあコレを解いてみろ」


「へっ……?」


嘘だろ、おいっ……。教師(こいつ)はリーサルウェポンで頭を叩いただけじゃ飽き足らず、俺にその問題らしきやつを解けというのか?


「えっ、いや、その…………」


だめだ、わかるわけがねえ……。つうかなにアレ? 古代文字?


「あぁ……いやぁ……」


ていうかだ。そもそも―――。



「今、なんの授業ですか?」


昔から先生という奴は口々に言っていた。


「分からないことがあれば聞け」と。


だから、俺はそれに習い質問を口にした。ただそれだけのこと。



だが……。



「はっ…………?」


教師―――いや、クラスメイト含めこの教室に居る人間全てが目を丸くして固まりやがった。


「なんだおい。どうしたってんだ、皆の奴等」


「いや、お前さぁ……。授業ぐらいは分かるやろ」


唯一、固まって無かったゴリラが横からツッコンでくる。


「いや、それが、考え事していたら…………な?」


「な? とか言われても、それは無いから分からんわ」


ゴリラがそう呆れて返した時、丁度チャイムが鳴り響く。


「おお、まずいっ! ちょっと先生よ! 私はこれにてお暇するからっ!!」


「あっ、おいっ!」


呪縛から解けた教師の制止を無視し、チャイムと同時に教室から猛ダッシュで出る。


「ちょっと待てって! 俺もっ」


ゴリラも早々と席を立つと、後を追ってくる。



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