人物紹介
人物紹介 その壱
【鏑木 勇】【カブラギ・イサム】二十一歳
本作の主人公、悠久の魔法使いロロルーシェに異世界へと連れて来られた青年。蘇生魔法を使用し異常に高い体力と防御力で敵に立ち向かう。倒した闇の魔物のコアに蘇生を掛ける事により、自分のコアへと変える事が出来るらしくエリュオンとミケットとタチュラを仲間にする。そしてロロルーシェ所有のコアであったメルとテテルも事情によりイサム所有のコアとなる。
【ロロ・ルーシェ・ノーツ】【ロロルカ・フェルラーン】二万二十五歳
イサムに蘇生魔法を与え異世界に連れて来た悠久の魔法使い。二万年前に生み出されてしまった闇の王を倒す為に、自動人形や蘇生魔法等を創った。二千年前に闇の王を封じる為に作り出したロロの大迷宮は、その大陸の人を鍛える事も視野に入れて作り出したが、それを知る者は少ない。人が七つの種族に分かれる前から存在している古代の人であり、この世界で彼女の力を超えるものは存在しないと言われているが、闇の王を滅ぼす事と自分が作った迷宮以外に関心が無い。
【リリルカ・ノーツ】十八歳
ロロルーシェの孫でリリィの子。父親は居らず、ロロルーシェの魔素をリリィの卵子と融合させて生まれた。闇の魔物エリュオンに体を半分にされた挙句にイサムにリリとルカと言う分身状態で蘇生された非常に可愛そうな女の子。だが、ロロルーシェの血を継いでいる事は変わらず、実際はかなり強い。
【ノル】【ノルファン・ラットル・バイセン・ドルト・レイモンド】当時二十一歳
四千年前に闇の魔物により滅ぼされたレイモンド国の姫で自動人形として蘇った。メルと双子の姉。自動人形として生まれ変わり、日夜ロロルーシェのお世話をしている。水色の髪にメイド服を着ており、主に両手別々に持つ武器を好む。
【メル】【メルフィ・ラットル・バイセン・ドルト・レイモンド】当時二十一歳
ノルと双子の妹でレイモンド国の姫で自動人形だったが、タダルカス国の事件により現在はイサムのコアとして存在している。ノルと同じく水色の髪にメイド服だが、若干ノルよりも髪色が濃い。両手で持つ武器を片手で振るう豪快な事を好む。イサムに好意を抱いている。
【エリュオン】【闇の魔物 エリュオン 近接型】現在の見た目年齢は十三歳程
闇の王より生み出された闇の魔物だったが、リリルカとメルの襲撃を果たしたがノルにやられロロルーシェに殺される。その後、闇のコアとなったエリュオンにイサムが蘇生魔法を掛けて闇が祓われ共に戦う事になる。身の丈程の大剣を扱い赤黒い髪ツインテールで、ワンピースを着ていたが現在はリボンの付いたチュニックシャツとフレアスカートを着用している。猪突猛進で好戦的だがメンテナンス室のルルルには強く出れないらしい。
【ミケット】【闇の魔物 ミケット 近接型】見た目年齢二十歳程
ロロの大迷宮三十層でイサムとエリュオンを襲った闇の魔物。二人の連携により首を切られ死亡するが、イサムの蘇生により闇を祓われ共に戦う事になる。獣人族のヌイと呼ばれる種族で見た目は犬だが語尾に「ニャン」を付けて、行動などもイサム達の世界のネコとそっくりである。ホルターネックのビキニにショートパンツを着ていて割りと露出が多い。伸縮可能な爪が武器。
【タチュラ】【闇の魔物 タチュラ 特殊型】年齢不明
南の町ルンドラを襲った闇の魔物。ルンドラの町の住人を喰らい、ルカの母リリィも食べられたが、イサムを食べた事によりお腹の中で呼び出されたエリュオンとミケットに突き破られて死亡する。その後蘇生されて共に戦う事になる。体のサイズを自在に大きくも小さくも出来、口から吐き出す糸で様々な場所を移動する事ができる。一人称は妾わらわである。
【リリィ・フェルラーン】四十三歳
ロロルーシェの妹の子孫でリリルカを出産した元冒険者。南の町ルンドラで宿酒場を経営していたが、リリルカとの再開により一緒にロロルーシェ達と住む事とになる。剛腕のリリィと呼ばれる程強く魔法も使える魔法戦士であり、現在はイサムに剣の指導をしたりリリルカに魔法を教えたりしている。
【テテル】【テテルナリ・トルトス】当時十四歳
自動人形になる前に産婆の家に生まれ、その経験があった為リリィの出産に立ち会った。その縁もあり、リリィの居る南の町ルンドラに闇の調査の為に派遣されたオートマトン。しかし闇に侵食されて、自身が闇の魔物と化してしまう。メルが装備した長距離銃に蘇生を付加した弾でコアを撃ち抜かれて、イサムのコアとなる。桃色の髪で背中に羽が四枚生えたフェアリー族である。エリュオンと身長は然程変わらず、たまに張り合っている。
【ルルル】【ルーシェント・ルゥイス・ルットモン】当時二十三歳
ノルとメル同様にレイモンド王国で死亡しオートマトンになった宮廷魔法技師の女性。魔導工学に秀でており、四千年前にロロルーシェとオートマトンの原型を作った人物。現在は、全てにオートマトンを管理するロロの大迷宮十階のメンテナンス室におり、日夜オートマトン性能向上の研究を続けている。
【カル】【カルバトス・ダット・ロドリゲス】当時二十八歳
レイモンド王国で死亡した王国近衛騎士団副隊長で、卵型オートマトンとして生まれ変わる。三千九百年真面目に迷宮の警備にあたるが魔素溜りに取り込まれたことにより、欲望のままに迷宮を彷徨ったのちエリュオンに踏まれ動けなくなり、ノルに回収された。その後修理されて真面目に働く事になる。カルの部下達はAIで動いており、カルの体をコピーしている。
【ラル】【フィラル・シャッセ・アインバード】当時十八歳
レイモンド王国で死亡した王国近衛騎士団隊長で、大迷宮の九十層中央部を守護するオートマトン。コアになる前より剣の腕は既に達人とまで言われていた天才で、オートマトンとして生きる今も鍛錬を忘れず鍛え続けている。
【マコチー・ジャッドゥ】二百歳
獣人の国に仕立て屋の店を構えるドワーフで『仕立て屋ジャッドゥ十代目店主』。
【大宇土 真兎】【オオウト・マト】製造されて三年
イサムの世界にロロルーシェが来た際作ったオートマトン。イサムに食事を通して魔素を体内に蓄積させる使命を与えられていた。人を留めるコアは保有しておらず、ロロルーシェが作った魔法AIで動いている。魔素ではなく電気でも活動できる。
【ルーシェ】【ルーシェ・ノーツ】当時三歳
ロロルカとルドガーの子供。二万年前に病気でこの世を去るが、ルドガーのコアに命を封じ込める事で現世に留まる事に成功した最初の人である。しかし、それにより生み出された闇の王に連れ去られてしまう。
【ルドガー・ノーツ】二十五歳
二万年前にロロルーシェの夫だったが、闇の王に殺されてしまう。コアを創り、不老不死の魔法を作った。そして蘇生魔法の基礎となるものも創っており、ロロルーシェがそれを完成させた。
【イシュナ・ドラグリア】
イサムが三年前にオンラインゲーム『ドラゴン サーガ オンライン』で使用していたキャラクターであり、ロロルーシェ達の世界で二千年前の大戦で活躍した英雄でもある。
【ナタシャ・フェルラーン】
ロロルーシェの妹でリリィの祖先。
【獣王ガガラルド三十五世】
ロロの大迷宮三十層の獣人の国の国王。
【チャン】【リン】【シャン】
ロロの大迷宮十層の武器開発室に所属する三人のオートマトン。武器を作る能力は高いが、少々規格外の武器を作る事もありルルルも頭を悩ましている。
『二十年前にリリィとPTを組みロロの大迷宮を攻略した各国の英雄』
【ルクット・レィ・ファ・タラヌス】エルフの代表、弓使い
【ヌームス・ラク・ナナタ】フェアリーの代表、魔法使い
【ヤァゼ・ヤッジィ】ドワーフの代表、戦士
【ポチヌ・ナナーンバス】獣人の代表、武道家
【カカル・タラス・タゥイ・ミスケィス】ヒューマン代表、王国騎士
【アートルフィット・ディル・ノス・ドルト・タダルカス】
タダルカス王国の皇太子で三年前より悪政の限りを尽くした人物。その裏には闇の存在が暗躍していたが、イサムやメル達により阻止される。その後国王が復帰し現在ひたすらに償いの日々を送っている。
【ガイドル・ディル・ノス・ドルト・タダルカス】
タダルカス王国の国王。三年前に病を患い床に伏せていたが、イサム達の陥れるために殺されてしまう。皇太子が退治されイサムに蘇生された後に復帰し、現在は国政を立て直す為に日夜働いている。
【ウルウ】
獣人の冒険者で妹のククタを救う為にロロの大迷宮でお金を稼ぐが、奴隷商人にだまされて殺される。その時たまたま近くに居たイサムに蘇生され、ククタと共に大迷宮三十層の獣人の国へと行く事になる。
【ククタ】と【ケキナ】
謂れの無い罪を着せられ滅ぼされた村の獣人。ククタと幼馴染のケキナは、タダルスカ王国の皇太子に奴隷として買われ殺されてしまう。その後イサムに助けられ蘇生されて獣人の国へ姉のウルウと行く事になる。
【ダジュカン】
闇の魔物。タダルカス王国で三年前より大臣として皇太子の傍に居た謎の老人。
【ノイズ】
闇の魔物。全身黒いメイド服を着ている。
【メテラス】
闇の魔物。エリュオンを妹と言っているがその真相は謎である。
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