第11話 小さな羽

足跡の無い君の後ろ歩いてる

一人何も無い印探しては

優しさの痕跡辿って行けば

未来描く真実はどこにあるの?

目を瞑ればそこに居るのに

小さな羽はまだ飛び方を知らない


掬い上げて寄り添って

この場所から連れ立つことできれば

涙も隠す必要は無いよね

瞳の奥には夢の欠片散らばる


一人歩く遠い道程は

誰がひいた道標だったの?

灯火消えゆくの隠れた涙溢れる

あの心は誰にも聞こえない


手を伸ばせば届く気がしてた

歌を歌えば答えてくれるって

いつもいつまでも隣にいることが

今日も明日も続くと信じて


弱い心捨てさることできれば

強さを武器にできるのかな

誰かに助けてと叫ぶ幼い私

夢で泣いた君のために

高く遠く空の上に生きる

君の心に届かない夜


言葉どこへ送る?君は何で答える?

人はそれぞれ傷を笑うから

優しさから逃げ出そうとするの

いつまでも私想ってしまうの

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