言葉集
衣紅
生きよ
誰かが笑ってる。
その中に自分もいる。
きっと同じように笑ってる。
それが幸せだって気がつたら、
周りが見えなくなることもないし
私自身を見失うことはたぶんない。
笑いに行こうとか
みんなと一緒に何かをしようとか
何か生み出さなきゃとか
何も考えてなくても
そこにいるだけで
何かが生まれて
そこにいるだけで
私は私だし
あなたはあなたなのに
できないことは山のよう
やりたいことは山のよう
でもできることは小指の腹に乗るくらい
それでも
生きていくんです
それでも
明日から逃げることは許されないんです
明日を見失ったとき
それでも
あなたの周りは人という愛情であふれています
きっとわかってもらえないでしょう
心の中が丸見えになってるわけじゃないし
みんな違うから「人」という生き物だし
だから感情というものがあるのです
自分が泣きたかったらなこう
周りを困らせたっていいよ
きっと
わかんないよって怒るかもしれないけど
あとてごめんねっていえば良い
いつか
ごめんねの数より
ありがとうの数が上をいくように
そういう生き方をするために泣こう
肯定とか
否定とか
言葉で片付けられるものじゃない
求めてもいない
そうしてほしいんだろうなって感じるのだろうけど
言葉で何とかしてほしいんじゃないんだよ
それが
心
でも死んでしまったら
心も体も残らない
何を訴えたかったんだろう
そういわれてしまう
私を知ってほしいなら
生きよ。
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