細い糸

自分でもわからない程の細い糸がある。

この一本がどんなタイミングで切れたとしても、

私はきっと命を落とすだろうと言える細い糸。

その糸の目の前に立ち、

断ち切れる瞬間を眺めることになったら、

その時はきっと誰かの言葉も届かない。


励ましの言葉も、泣き顔も、怒っている顔もきっと遠い。


そんな瞬間を迎えないために、自分自身をいつも探してる。

脆い自分て、案外一番強い味方。

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