だい44にゃ・エルフの飼い方その1

「むくり……っと言ったら叩かれそうだからゲロリ」


 むむ? 起き上がれない!! なんだ!?!?


「お前か……」


 僕の腰には、全裸で横たわる猫耳剣士の足が絡まっていた。


 昨日は激しかった。身の危険を覚えるほどに激しかった……。

 穴という穴を犯され、舐められて、僕のぷるんぷっるんなお肌は引っ掻き傷で酷い事になっている。

 特に尻尾で首を絞められながら騎乗位された時には、あまりの快感に意識が飛びそうになった。

 もう一回したい……。

 あ、でもその時は僕が死なないように監視役付けといてね。


「どっこらしょっと」


 腰に巻きついてる足を外してから起き上がって杖を手に持つ。

 支度が出来たのを確認したら部屋から出て廊下へ向かう。

 廊下を全裸で歩いていると、猫耳メイドが傍に寄ってきた。


「にゃ、にゃん」

「にゃ? にゃん」


 一人の猫耳お姉さんにローブを着せられて、もう一人の猫耳幼女せいじんだってばよ?が足に纏わりついて『にゃんにゃん』する。

 何時ものように、にゃんにゃんしてる猫耳メイドの下顎をくすぐって、僕の心を癒す。


「あは~ん♪ 何時見てもかわえぇよん子猫ちゃん」(きらーん)

「にゃ~、にゃ♪ にゃ♪」(てへぺろりんちょ)


 にゃんにゃん猫の手ポーズになった子猫ちゃんを見て、僕は抱きしめながら持ち帰ることにした。


「子猫たぁ~~ん」(だき)

「にゃ♪ にゃ! にゃ♪」(きゃっきゃ)


 やわらかマシュマロほっぺに吸い付きながら、両手をキュートで薄っすらと赤い桃尻にやってモミモミしながら食堂へ向かう。

 なんで桃尻だって分かったかって?

 脱がしたにきまってるだろ、言わせるなよ。(っぽ)


 前は玉座でご飯を食べていたんだけど、あそこは食べずらいからね。

 食事をするときは、大抵が寝室か食堂にしている。


「にゃーん」

「にゅ? にゃぁ~ん」

「ニャァ」


 僕が食堂に入ると、既に椅子に座って待っていた猫耳少女たちが居た。

 エルフの親子? 親戚? も座っていて、僕が入ってきたことに気が付くと、席を立ちながら頭を下げた。


「tpqseegthqwaque」

「t、tpqseegthqwaque!」


「え? ん? えっと、おはよう」


 取り敢えず返事をしてから席に着く。

 猫耳メイドたちが運んできた料理はいつも通りにフルーツ盛り合わせだ。

 そろそろお米が食べたいです。

 代わりに干し魚をもらってパクつく事にした。


「はい、あ~ん」(にへら)

「にゃ~~ぁん」(ぱく)


 この無垢な幼女おとなですを股間の上に座らせる行為……たまらんばぁい……。

 これぞ! 純ロリコンなら一度はヤりたいNo5だだだだだ!!!!


 ちいさな手ってで一生懸命フルーツを掴む姿を見て、はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁしながら、自分も食べ進める。

 なんとなく二人のエルフを見ると、フルーツを手に取ってぎこちなく食べていた。

 エルフ少女と目が会うと、恥ずかしそうにモジモジしながら視線を下げた。


「か、かわいい」(ずきゅーん)


 それ以降恥ずかしそうにしながら食べるのを止めてしまった。

 男のエルフがそれを見て苦笑いをすると、なれた手つきで少女のフルーツを剥き始めた。


 もしかして、ナイフとフォークで食べるのが普通なのかな?

 猫耳ちゃんたちは野性味溢れてて、食器は皿しか使わないからな。

 土や岩系統の魔法を使えば作れそうだけど、岩のフォークは使いたくないよな~。

 取り敢えず試してみるか。


 柄苦に置いてあった果物ナイフを取って……ナイフあるやん!

 なら、フォークだけでいいか。

 果物ナイフを手に取って、集中してみる。

 曲がれ―、曲がってくれー! じゃなくてフォークの形になってくれー。


「形を成せ、意のままに。――シェイプバリエーション」


 果物ナイフが柄の部分だけを残して、鉄の部分がフォークの形になった。

 それをテレキネスの魔法で、エルフの少女の所にまで浮かせて運んでいく。

 二人のエルフが目を点にして驚いていたけど、男のエルフの方が先に正気に戻って、少女エルフの肩を叩いてフォークを取らせていた。


「qdwgqitegthqwaque」


 お礼かな?

 頭を下げていたし、たぶんそうだろうな。

 男の方は手掴みでいいだろ、めんどくさいし。


「にゃ~んにゃ♪」


 股間に座らせている猫耳幼女セイジンネコが『きゃっきゃ』し始めた。

 激しく動かれると、素肌股間と素肌お尻が摩擦し合ってすんばぁらすぃー事になるからもっとやって。

 何で騒いでるんだろうと思って見ると、口の周りに食べカスが一杯ついていたので舐め取っておいた。

 それはもう『べろんべろん』と。


 食事が終わると子猫メイドを抱きながら、そそくさと宮殿の外に出る。

 損傷したマジックゴーレムを直す仕事をしなければいけない。

 また、岩を削るのかと思うと少しメンドクサイ……。


「よ~しヤル気出すぞぉぉぉぉおおおお!!」

「にゃ? にゃにゃぁ~!」

「fqiquwatiedrirwzieiryejquqw」


 すぐ後ろから声がしてびっくりした。

 振り返るとエルフの少女が立っている。


「ふぉわ!? な、なに?」

「iewirwzieiratwwjrueyq?」


 え、エルフ語なんて分からないよぉ。

 無視する訳にもいかないし……。どうしよう? 付いてきたいのかな?


 僕の両手が塞がっていたので、子猫メイドを肩にまで登らせて両手を確保する。

 僕よりも頭二つ分小さいだけなので結構重い。

 それからエルフ少女の手を握って連れていくことにする。

 ジャングルに……うっへっへ。



 =☆=★



 さて! やってまいりました僕の採掘場!!

 何時でも何処でも突っ込める場所だ!!

 ついでに、石像制作の現場でもある!


「ふっふふぅ~ん♪」

「にゃにゃぁ~ん♪」


 陽気に鼻歌を歌いながら、魔法で岩を集める。

 周囲一帯から岩という岩を集めてきたから大量のストックが準備されている。

 何時ものように魔法のドリルを出して削り始めた。


『ぎゅるるるるるるるるるるるるるるるる!!』


 数十ものドリルによって作られていくマジックゴーレムを、エルフ少女は口をポカンと開けながら見学していた。

 ピクピクと長細い耳が動いている。耳舐めたい。


 食い入るように制作過程を見詰めているエルフ少女を見ていると、少女の方がこちらに気が付いた。

 軽く首を傾げながら僕の方へ向かって来る。

 何か用があると思われたんだろうか?


「oqowyqgtseejrueyq?」


 目をぱちくりさせて長いまつ毛を揺らしながら首をかたむける。

 僕と子猫メイドは至近距離でエルフ少女の長細い耳と首筋を見詰める。


「……ミィミィ、jrueyq?」


 エルフ少女が自分の耳を弄りながら首をかしげる。

 僕と子猫メイドは無言のまま耳を見詰める。


「q、qot……?」


 エルフ少女が頭に(?)を浮かべながら僕に耳を見せてきた。

 僕はゆっくりと体を傾けて顔を近づける。

 そして……、


「ぺろ」

「にゅ?」

「ziepwzsq!?」


 耳を舐める。(にへらぁ~)

 エルフ少女は、ぺたん座りしながら両耳を手で押さえていた。

 若干顔を赤くしながら驚いた顔をしている。


「にゃ?」


 子猫メイドは僕の顔を至近距離で眺めながら『なにやってんの? おいしいの?』って顔をしている。

 僕は子猫メイドに顔を向けるついでに、さり気なく『ちゅっぺろ』して、目だけで答えておいた。


「にゃん」(かぷ)


 子猫メイドにもエルフ耳の良さが分かっていただけたようだ。

 僕の耳を甘噛みしている。

 ――そっちじゃないんだが……。


 視線を下げると、未だに顔を赤くしたエルフ少女がぺたん座りしている。

 このウブな反応こそ純情そのものだな!

 あの純情系(笑)猫耳剣士とは全然違う!

 これぞ本物の純情(真)エルフ少女だ!!


 僕は膝を地面に突きながらエルフ少女の手を握る。


「お嬢さん。美味しそうなお耳ですね? 舐めてもいいですか?」(しゅぴーんきらきら)

「にゅ? にゃんにゃ~?」(かぷかぷ)

「awaw? ミィミィ……?」


 耳を押さえて涙目になるエルフ少女の頬を撫でる。


「そうそこは耳だよ……ぺろ」(にやぁ)

「かぷかぷ! ふがふが!」(にゃん)

「!?!?」(びく)


 さらに顔を真っ赤にしながら上目遣いになったエルフが口を開く。


「ミィミィ……ナメェル?」


 たどたどしく口から出る言葉。

 僕はその言葉に全身を震わせる。


「いぃ!! いいおぉぉ!? 君!?!? とぉっっってもええよぉぉ!!!!」

「q! qq!」


 華奢な体に纏わりつきながら、その細長い耳をべろんべろん舐め回す。

 エルフ少女は耳を舐められる度に声を押し殺して悶えていた。


「ん! んむっちゅむちゅ!! むちゅちゅ!!」

「ンック!? ンン! ン!」

「かぷ。にゃん! かぷぷ」


 僕がエルフ少女の耳を舐めながら、僕の耳を子猫メイドに甘噛みされるという行為をしながら耳を攻め続けていく。

 目に涙を溜めて顔を朱に染めて悶えながらも一切抵抗はしなかった。

 舐めるのを止めると、切なそうに僕の顔を見る。


「……やって欲しいんだな!?」

「にゃん」(かり)


『じゅるる! じゅるるるるるぅぅぅぅ!!』


 薄い耳たぶに吸い付いたり『れろれろ』耳全体を舐め回していると、エルフ少女の呼吸が荒くなっていった。さらに速度と激しさを増して舐め回す。


 おっふぅぅぅ!! しゅごぉぉいぃ!! 

 ロリッコエルフの耳おいしゅうぅぅぅぅございましゅぅぅぅぅ!!!!


「q! fe! qfq! fefe!! fefe!?!?」(びくんびくん)

「ん~!! むちゅちゅぅぅぅぅぅ!!」

「かぷかぷ! かり!」


 エルフ少女が目を見開きながら痙攣している。

 きっと自分の身に何が起こったのか理解できていないんだろう。

 でも大丈夫。


「これからもぉぉっときもてぃぃーー!! こと、いっぱい教えてあげるからね!! はぁはぁ!!」

「ァ……pwzqw……」(ぽ)

「にゃぁん」(がり)


「いたい……」


 この日から、僕とエルフ少女とのあま~い生活が始まった。

 猫耳は勿論、エルフもイケる事が分かってよかった。

 たぶん、なんでもイケると思うが……。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る