夢から覚めたら
@touma
第1話 夢
ズサ、ズサ、ズサ……
『何の音?』
私は目を開けた。
そこには、女性の上に股がりる女性。
そして、腕を上げている。
手に握らしているのは血塗られた刃物。
私は、叫んだ。
『止めて!』
しかしその声はその女性には、届かない。
私は見えていない。その女性に。
だが、刺された女性の目線は私に向けられている。
そして、笑って言った。
「あなたを、ゆるさない。」
最後の生命を使い果たした女性は、
ぐったりとして動かなくなった。
血に染められた刃物と女性。
血が拡がる床に、殺された女性。
そこで、私は目を覚ました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます