戦闘記録まとめ(座談会)
【メンツ】
・イリーナ(以下:イ)
・ティアン(以下:テ)
・オーヴィル(以下:ゴ)
――――――――――
イ「やっはろー」
テ「やっは?」
ゴ「なんだよ。それは?」
イ「堅苦しい挨拶は面倒だから、割愛したんだよ。説明させんな」
ゴ「挨拶すら億劫な奴が、何について語れるってんだ……?」
テ「(ニコニコ)」
イ「かれこれ100万文字達成なのに、誰も作品の話をしてくれないから。
自分でするしかないというオナニーの極みですがなにか?
感想をくださった神。レビューをくださった神。
本当にありがとうござ――」
テ「オナニーってなんですか?」
イ「おいッ! いま、絶滅危惧種の方々にお礼を言ってるところ!」
テ「オナニーというのは、いったいナニニーなのかしら?」
イ「あとで教えてあげるから、二度とそれを人前で口にしないで!」
ゴ「…………(咳払い)」
イ「お前が照れるな! 鬱陶しい!
今回のお題は『主人公の戦績』についてだよ」
テ「先日、各部のおまけに付け足されていた項目よね?」
イ「そうだよ。各部の戦歴、戦績をただ列挙しただけのあれね。
今回は、全4部を合計した戦績について語ろうと思って」
テ「長い戦いの歴史を振り返るのね」
ゴ「何故、そんなにも自虐をしたがるのです? 自傷癖でもあるのですか?
アルフォンスがいたら、そう言っただろうな」
イ「うぜぇ……。
なんで、こんな面倒なことをするかってさ。今後、活躍する予定のないオマエたちを喋らせてやろうという心遣いに決まってるだろ」
テ「まあ、お気づかい痛み入ります!」
ゴ「それ、解雇通告だろっ!!」
イ「だから、悔いが無いよう。しゃべっておいた方が良いよ」
テ「やっはろー!」
イ「違う。その言葉は、ここでは使わない」
――――――――――
【イリーナの全戦績】
〇エンディミオ
●ゼラン
●クロム
〇魔獣キマイラ
〇ゼラン
〇レンドゥル
●フォメルス
〇バダックゾンビ
●修道士A
●聖騎士ミッチャント
●リングマリー
〇百万体リビングデッド
〇ダーレッド
●ハーデン
-ヴィレオン
-黒衣の騎士
7勝7敗2無効試合
――――――――――
イ「という風に、各部の主人公の戦績を列挙していくと」
ゴ「勝率五分か。なんて安定感のない主人公なんだ……」
テ「でも、決めるところは決めるのがイリーナですから」
ゴ「そうか――。て、もしかして、ボスキャラ倒してなくないか?」
イ「そんな馬鹿なっ!? そんなことあるわけ…………本当だっ!!」
ゴ「フォメルスだろ。リングマリーだろ。スマフラウだろ。黒騎士だろ」
イ「……嘘だろ、一人も倒してない」
ゴ「俺のセリフだぜ。決めるとこだけ、決めてねえじゃねーか」
テ「フォメルス元陛下はイリーナと私の共同作業では?」
イ「それ以前に僕、一度完璧に負けたし。最後にしても一撃食らって、死にかけてるしで。贔屓目に見ても、一敗一分けで負けかなって」
ゴ「自力で勝てたのは、ゼランとダーレッドくらいのもんだしな」
イ「ボスと呼ぶには格落ちのそいつらでさえ、僕よりだいぶ強いからね」
ゴ「修道士Aとか、モブにまで負けてんじゃねぇか」
イ「いいじゃん! 格上だけを相手にして勝率五分とか凄くない?!
雑魚狩りで勝ち星かせいでるお前とは違うんだよ!」
ゴ「俺の倒したその雑魚を、お前は倒せねえだろ!?」
――――――――――
【アルフォンスの全戦績】
〇オーヴィル
〇魔獣キマイラ
●43番
〇ジェロイ
〇バダックゾンビ
〇修道士C
●聖騎士ミッチャント
●リングマリー
-ゾンビ
〇リングマリー
〇百万体リビングデッド
●黒衣の騎士
〇暴走デルボルト
〇イービルアイ
●ダーレッド
〇ダーレッド隊
10勝5敗1無効試合
――――――――――
イ「なんか、仕事しない印象だったけど。けっこう戦ってたね」
テ「戦闘回数も同数ですし。勝率の分、イリーナより活躍してるのでは?」
イ「辛辣なこと言うな……」
ゴ「あのよ、一戦目の結果が腑に落ちねぇんだが……」
イ「なっつかしいね。
アルフォンスの策略で、悪目立ちしたおまえが袋叩きにされたんだよな」
ゴ「おまえを助けに来てやったのに……」
イ「特筆すべきは、ミッチャント戦かなぁ。めっちゃ強かった。
ニケ、アルカカの二人も、その一戦しか負けてないし。
ウロマルドには押されていたけど、負けてはいないんだ」
ゴ「それは確かに、バケモンだな」
イ「だまれ、バケモノ」
テ「でも、さすがアルフォンス様。お強くていらっしゃいますわね」
イ「僕を差し置いてちゃくちゃくと強くなっていったのなんなの?
おまけのデータで、最終的にあいつ戦闘評価Bくらいなってたよね」
ゴ「お前ら二人は全編通してコンビって印象があるからな。
二部は休憩で、一部、四部も最後しか出てこない俺とは扱いが違うよな」
イ「拗ねるな、三部が独壇場だったろ」
――――――――――
【オーヴィルの全戦績】
●アルフォンス&剣闘士の皆さん
〇バーサーカー
〇レンドゥル
-ウロマルド
〇野良ドラゴン
〇オオトリ部隊
〇ツィアーダ
-ドラグノ
〇テオ
〇スマフラウ
〇ダーレッド隊
〇黒衣の騎士
9勝1敗2無効試合
――――――――――
テ「圧巻の大活躍ですわね!」
ゴ「だからこそ、唯一の黒が気になって仕方ねえ」
イ「雑魚狩りとは言ったけど、確かに僕が勝てそうな相手はいないか……。
ドラグノには負けてなかった?」
ゴ「毒のせいでヤバかったが、余計な横槍が入らなきゃ勝ってたろうからな」
イ「人の厚意を無に!?」
ゴ「身内が人質をとって敵を脅迫する姿なんて、初めて見たぜ。
他に、やりようがなかったのか?」
テ「イリーナの特技といえば、間に割って入って、敵の攻撃を受けるという」
イ「断じて、特技ではない」
ゴ「贅沢言えば、やっぱもっと出番が欲しかったぜ!」
イ「ドラゴン倒してたら、十分だろ」
――――――――――
【ティアンの全戦績】
〇フォメルス
-百万体リビングデッド
-黒騎士
-ガーゴイル
-グール
-暴走デルボルト
-イービルアイ
●ダーレッド
-ヴィレオン
-黒衣の騎士
一勝一敗八無効試合
――――――――――
イ「これはどう判断したら良いのだろう?」
テ「現場にはいたのですが、一切貢献していないものはノーカウントにしました」
イ「でも、僕らも魔獣戦とかカウントしてるし、生き残ったのは勝ちじゃない?」
テ「そうすると、イリーナの戦績よりだいぶ見栄えがして、申し訳ないので」
イ「うぐっ!」
ゴ「まあ、姫さんの戦績を語っても仕方ねえだろ」
テ「出番というならば、私が一番めぐまれてない気がしますわ」
イ「そうは言うけど、出ずっぱりだったのは一、二部だけで。
僕だって、三、四部は半分も出てないからなあ」
テ「まんべんなく、みんなが活躍出来て良かったと納得しましょう」
イ「そうだね。じゃあ、最後に主要キャラたちの戦績を列挙して解散にしよう」
――――――――――
イリーナ:7勝7敗
アルフォンス:10勝5敗
オーヴィル:9勝1敗
エンディミオ:1敗
ゼラン:6勝2敗
ティアン:1勝1敗
ウロマルド:4勝1敗
ヴィレオン:2勝
クロム:5勝1敗
チュアダム:1敗
ジェロイ:2勝2敗
イバン:2勝
フォメルス:3勝1敗
レンドゥル:2勝3敗
チンコミル:1勝
ニケ:4勝1敗
アルカカ:6勝1敗
レイクリブ:1勝
ミッチャント:2勝1敗
アバシリッキ:2敗
ヘーメテミス:2敗
スーザラ:1敗
リングマリー:3勝1敗
イーリス:3勝1分け
ツィアーダ:1敗1分け
ドラグノ:2敗
オオトリ:1勝2敗
テオ:1敗
サンディ:4勝2敗
ハーデン:1勝1敗
ダーレッド:4勝1敗
デルボルト:4勝2敗
マックサービス:1敗
ヌラウス:1敗
メジェフ:2勝1敗
――――――――――
イ「それでは、皆さん。長らくご愛顧いただきありがとうございました。
今後とも、応援よろしくお願いします。
また、新しい物語で仲間たちの活躍をお伝えできたらと思います。
最後に、みんなでお別れの挨拶を――」
テ「やっはろー」
イ「あっ、言いたいだけだこれ!」
ゴ「ところで、なんで俺のイニシャルは『ゴ』なんだ?」
イ「今更!?」
ゴ「……あ、ゴリラだな!?」
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