能力値ランキング(座談会)
【ポイント合計順】
アルフォンス:
始まりましたね! 意味無し自己満コーナーが!
イリーナ:
……そう言うなよ。ゲーム大好きっ子の性なんだよ、勘弁してくれよ。
それに、カタカナの名前がどんどん出てきて覚えられないって言われたし、確認用にでもしてもらえればね。
アルフォンス:
作中で平気で間違った名前が登場するので、読者も責められる言われはないですけどね。
イリーナ:
名前を覚えられてねぇのは、読者だけじゃあねぇんだ! 正直!
アルフォンス:
そうなると、列挙したものを用意するのは必然になってしまいますよね。
イリーナ:
そうなんなんな。
アルフォンス:
現在、名前のあるキャラクターが33人も登場しているらしいですね。
今後も加速度的に増える予定なので、前回のような細かいランク分けはしません。キリがない。
イリーナ:
まとめたものを列挙するよ。
アルフォンス:
因みに、順位は総合力の順位であって、戦闘能力順ではありません。
左端に▼表記があるのは、退場者になります。
イリーナ:
それじゃあざっと見てみようか――。
―――――――――――――――
順位/合計/戦闘/魔術
▼1位 79/S/× <剣闘王者>ウロマルド
――――――インガ族族長―――――
2位 72/A/× <騎士隊長>ヴィレオン
―――騎士団長、インガ族大戦士―――
▼3位 70/A/C <聖騎士>ミッチャント
▼4位 67/B/A <聖騎士>アバシリッキ
▼5位 66/B/× <元騎士団長>フォメルス
―――――――剣闘王者――――――
▼6位 65/B/B <聖騎士>ヘーメテミス
7位 64/B/C <騎士隊長>レンドゥル
8位 63/A/× <騎士隊長>チンコミル
9位 61/C/× <準騎士>レイクリブ
―――騎士隊長、インガ族中戦士―――
10位 60/A/× <剣闘王者>アルカカ
▼10位 60/B/× <騎士>クロム
▼12位 59/B/B <魔術師>ニコランド
13位 58/A/× <傭兵>オーヴィル
▼13位 58/C/B <魔術師>スーザラ
15位 57/B/× <上級騎士>ニケ
――――上級騎士、上位剣闘士――――
▼16位 54/B/× <騎士>クナピテウス
▼16位 54/C/× <殺人鬼>ゼラン
18位 53/C/A <魔術師>アルフォンス
▼18位 53/C/× <騎士>クベーレテ
▼20位 51/B/× <剣闘士>バダック
――――――騎士、修道士―――――
▼21位 50/C/× <準騎士>グウィディケヒト
22位 49/C/× <盗賊>スタークス
▼23位 48/D/E <狩人>ジェロイ
24位 46/D/× <冒険家>イバン
▼24位 46/D/× <準騎士>ヴァートゥナム
――――準騎士、中位剣闘士――――
▼26位 44/C/× <木こり>チュアダム
▼26位 44/F/S <魔術師>リングマリー
26位 44/F/D <皇女>ティアン
――インガ族小戦士、下位剣闘士――
▼29位 39/D/× <従士>チャスヌス
▼30位 38/D/× <従士>ヘジル
30位 38/E/× <奴隷>エンディミオ
▼32位 37/D/× <従士>チャスタピオ
32位 37/E/× <勇者>イリーナ
――――平均的成人男性ライン――――
―――――――――――――――
イリーナ:
――死にすぎっ!?
アルフォンス:
実に33名中20名が死亡。
大司教や私に馬を貸してくれた騎士隊長なんかも入れると、もっと増えますね。
イリーナ:
まあ、一部では300人。二部では1000000人死んでるからね……。
アルフォンス:
百万人しんだ人
イリーナ:
百万回死んだ猫みたいな……って、人事じゃねーんだよ!?
アルフォンス:
その節は、我が家の者がむにゃむにゃ……。
イリーナ:
主人公回という肩の荷が下りて、投げやりな対応になってるな。
アルフォンス:
なんか、上位者ほど私たちと縁が無い気がして虚しいですね。
イリーナ:
まあ、太刀打ち出来ないからね。
他の誰かが倒してるんだよ。――主人公とは?
アルフォンス:
主人公とは、括弧、哲学。
しかし、私達の能力が半端なお陰で強い者は威厳を保ち、半端な連中も輝くのです。
イリーナ:
一応確認するけど、僕だって弱くはないんだよ?
本当は普通より少し出来るけど、猛者しか出てこないから相対的に弱く見えてるだけなんだから。
アルフォンス:
そうそう、世界のトップ争いをしているような人達に紛れると地味なだけでね。
本来なら私だって、どこに行っても超優秀なんです。
イリーナ:
因みに、クロムの指導を一生懸命受けて、修羅場も経験した僕を戦闘スキルD認定するよー。
アルフォンス:
Dありますかねぇ?
イリーナ:
Dマイナスってことで……。
アルフォンス:
あれですね。総合力で優っていても、各々の活躍出来る分野や場面があるので。
本編での活躍に直結するとは限らない、という。
イリーナ:
そうなんだよ、皆、得意な事で輝けるんだよ。
アルフォンス:
私やマリーみたいに特殊技能があったりすると違いますね。
イリーナ:
そうそう。
アルフォンス:
ティアン嬢みたいな特殊な立場や境遇、優れた容姿なども特筆すべきですし。
イリーナ:
……そうそう。
アルフォンス:
ジェロイ氏の狩猟技術だとか、フォメルス氏の演説など。
数値以外の価値がありますからね。
イリーナ:
…………。
アルフォンス:
どうしました?
イリーナ:
その流れで、なぜ、僕をフォローしないんだ?
―――――――――――――――
【戦闘スキル順】
イリーナ:
という理由でぇ。
アルフォンス:
どういう理由でしょう?
イリーナ:
総合力と戦闘力が直結しないので、戦闘スキル順にもしてみた。
アルフォンス:
また無駄な自虐を。
イリーナ:
総合とはまた大分印象が変わるんだよ。
アルフォンス:
ニケ嬢やオーヴィル氏みたいなタイプ――。
馬鹿は順位を下げがちですからね。
イリーナ:
何故、濁した後にはっきり言い直したのか?
アルフォンス:
順位付けではなく、ランク分けしたものですね。
イリーナ:
順序は強さ順ではなく登場順だから。
同ランク内なら上の方が強いわけではないよ。
―――――――――――――――
S:超人(いみふめい)
▼ウロマルド
A:達人(ちょおつよい)
オーヴィル
ヴィレオン
チンコミル
アルカカ
▼ミッチャント
B:一流(かなりつよぃ)
▼クロム
▼フォメルス
レンドゥル
▼バダック
ニケ
▼クナピテウス
▼アバシリッキ
▼ヘーメテミス
▼ニコランド
C:本職(つよぃ)
アルフォンス
▼ゼラン
▼チュアダム
スタークス
レイクリヴ
▼グウィディケヒト
▼クベーレテ
▼スーザラ
D:見習い(まあまあ)
イリーナ
▼ジェロイ
イバン
▼チャスヌス
▼ヴァートゥナム
▼ヘジル
▼チャスタピオ
E:にわか(まだまだ)
エンディミオ
F:素人(ふつう)
ティアン
▼リングマリー
―――――――――――――――
アルフォンス:
登場人物が主に剣闘士、騎士、傭兵等と偏っていますので。
戦闘スキルの高い人物が多いです。
イリーナ:
なぜ順位を付けないかと言うと、技術のあるなしが必ずしも勝利に直結するとは限らないからだよ。
体力だとか、戦術だとか、バイオリズムだとか、色々な要素が組み合わさった状態が強さだからね。
アルフォンス:
勇者様みたいに騙して武器を取りあげた上で、ギャラリーを味方につけて孤立させ。
更に精神攻撃を加えてペースを乱す事で、格上に勝つ例もある訳ですよね。
イリーナ:
言い方ぁぁぁ。
アルフォンス:
ルックスだとか財力やコネクションも強さの一環ですしね。
イリーナ:
厳密にやると今ある『筋力、耐久、敏捷』みたいな目安はゲームパラメーターだよね。
体力の表記は『筋力、バランス、反射神経』とかになると思うんだけど。
アルフォンス:
ピンと来ませんね。
イリーナ:
ワクワクはしないよね。
アルフォンス:
それより、何なんですか? ランクの横のふざけた書き文字は。
イリーナ:
だって、つよいって表記しておかないと。
A以下は雑魚だとか、不当な評価を受けそうだろう?
アルフォンス:
確かに、最強以外は雑魚。聖人以外は罪人みたいな極端な論調もありますしね。
美人で優しくて多彩でも、エクボが深いから生きるに価しないブスみたいな論調とか。
イリーナ:
Cは強い! Bはとても強いんだ!
アルフォンス:
メンツを見れば、少なくとも素人ではありませんね。
イリーナ:
Dはまあまあ! Dは弱くない!
―――――――――――――――
【魔術スキル順】
アルフォンス:
では、ついでに魔術スキル順も表記しておきましょう。
イリーナ:
あんま使える人いないよね。便利なのに。
アルフォンス:
基本的に金と時間と環境が必要ですからね。ほとんどの人にはそんな余裕はありません。
魔術師を目指せるのは金持ちか、世捨て人か、自殺志願者かって処です。
―――――――――――――――
・魔術の分類
神聖魔術師:教会発祥の魔術を使う術師
治癒術師:回復系の魔術を使う術師
死霊術師:禁術とされる使者蘇生系列の魔術を使う術師
魔術師:その他、雑多な術を使う者の総称
S:超人
▼リングマリー/死霊術師(人格移行)
A:達人
アルフォンス/死霊術師(通信)
▼スーザラ/魔術師(美容)
▼アバシリッキ/神聖魔術師(破魔)
B:一流
▼ニコランド/死霊術師(操作)
▼ヘーメテミス/神聖魔術師(付与)
C:本職
レンドゥル/?
▼ミッチャント/神聖魔術師(障壁)
D:見習い
ティアン/治癒術師(回復、再生)
E:にわか
▼ジェロイ/魔術師(吸火、出火)
F:ど素人
その他、魔術を使えない全てのキャラクター
―――――――――――――――
アルフォンス:
…………。
イリーナ:
ん、どうしたアルフォンス?
アルフォンス:
書けや。
イリーナ:
は? 何を?
アルフォンス:
Aの横に『ちょおつよい』って、書けやぁぁぁ!
イリーナ:
なんでだよ!? 僕、関係ねーし!
アルフォンス:
うっわっ、正体見たり。どうですか? こういう人なんですよ皆さん。
イリーナ:
しかし、人材の損失はんぱない! B以上が変態以外、全滅してる!
アルフォンス:
変態以外全滅ですよ。実質、私がナンバー1です。
聖堂騎士団が壊滅した今、アシュハ国内にこれ以上の魔術の使い手はなかなか出て来ないと思いますよ?
イリーナ:
魔術師ギルドが有るって聞いたけど?
アルフォンス:
あんな仲良しクラブの連中には負けませんとも。
亜人族は除外して――、そうですね。
せめて古竜から信託されし『竜の巫女』くらい登場しない限りは私の立場は盤石と言えます。
イリーナ:
そうか、短い天下になりそうだな。
次話、三章導入『その頃、竜を殺す』に続く。
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