第33話 某chでの晒し行為。

 さて、それでも全くPVが伸びず、ポイントが入らなかったとします。往々にして、自分でも何が悪いのかよくわからなかったりします。そんなときの『最後の手段』が、某chでの晒し行為です。これは本当に一度きりしか使えない切り札です。フォロワーやスターを増やす効果はありません。

 インターネットのアンダーグラウンドである某ch、その某板にひっそりと存在するカクヨムスレ。まず、必ず>>1を最後までよく読みましょう。「※自作品を晒す際の注意事項」などが書いてあるはずなので、確認しましょう。他の人の晒しに割り込まないようにしましょう。そして、タグに「晒し中」と書き加え、作者であることを証明しましょう。


 で、URLを張ります。


  晒します。飴鞭半々程度希望です。

  https://kakuyomu.jp/works/4852201425154938510


 これがもう、何と言えばいいか、ものすごい勢いでダメ出しされます。


 全部匿名の、歯に布着せぬ率直な意見です。真摯な姿勢で受け止めましょう。ボロクソに叩かれたからといって、作品を削除して逃亡したりしてはいけません。プロでさえ叩かれるのです。メジャーでさえ叩かれるのです。マイナーが叩かれないわけがどうしてあるでしょうか? 褒められて伸びるタイプ? ああ、ゆとり教育の弊害ですね。お帰りください。


 叩かれると、作者は成長します。自分の欠点を見つめなおし、次の作品を、より良い作品を書こうと決めます。

 ですが、連載中の作品を放置してエタる(エターナル、永遠に終わらないこと)ことだけはしないでください。作品をエタらせているうちは成長できません。PVが伸びなくてもスターが増えなくても、とにかく連載中の作品は完結させましょう。


 オチが綺麗、オチが弱い、など、完結させて始めて得られる評価もあります。


 とにかく最後まで書きたかったものを書き切りましょう。二万字や四万字で終わってもかまいません。五話や十話で終わってもかまいません。きちんと完結してから晒す。これはポイントが高いです。スレの住人にも、一目置いてもらえます。二目は置いてもらえませんが。


 ただ、何本も連続して晒すのは「晒しすぎ」として敬遠されます。節度を守って、どうしてもという時にだけ、『最後の手段』として利用しましょう。


 もっとも、晒された作品をじっくり読んで、ボロクソに言うのを楽しんでいる人もいます。かく言う私も……いや、冗談ですって。冗談、冗談。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る