第4話

寝心地が悪い……


いつものベットじゃない。


……ここはどこだ?


ずっと眠っていたのか頭がズキズキと傷む。


俺は周りを見渡して理解した。


病院だ。


でも、なんで病院にいるのか分からない。


思い出そうとしても思い出せない。


いや、思い出すなと俺が言っている。


自分の置かれている状況が分からないまま


看護師が部屋に来た。


ガラガラっ


「……上條くん⁉︎ 目を覚ましたのね!」


「あ、はい、そうですけど……なんで俺、ここにいるんですか?」


「えっと……ごめんなさい。私の口からは話せないの…。


と、とりあえず先生呼んできますね!3日も眠り続けてたから


体弱ってると思うの。横になって待っててくださいね!」


「ちょっ、まっ……!」


ガラガラっ


話せないことってなんだよ!


なんでここにいるんだよ!








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