頑張ろう私
人に頑張って!と言われるとむぅ~っと思ってしまう私ですが、自分になら言えるという矛盾。なんで頑張ろうかって、それは勿論彼が頑張っているからで、それが私の生活の源になっているのです。
先週ふいに訪れた鬱風。なんかねぇ、寝てばかりで彼が起きて出勤する間まで炬燵でうとうとして、そのまま布団に入り、気がついたら午後ですよ。前の日も夕食後五時間くらい寝ていたくせに。かろうじて不燃物のゴミ出しはしたものの…人としてどうかと思って、気持ちが重くなってしまいました。それから、せめてもと洗濯をして、風が強いからコインランドリーに行き、回る回る乾燥機をぼーっと見ながら、鬱々していたんです。
でもまぁ、普通に彼にはLINEはしたりしていたのですが、鋭いのは愛ゆえか、何か変だと言われまして。寝腐れている自分が嫌になっただけ~と軽く返事を返しても、仕事終わりですぐ帰ってきてくれる彼。それで話をぽつぽつとしたのですが、彼は「毎日何か1つしてくれたらそれでいい」と。「そんなに完璧を求めていない」「寝るのはいいこと」等々。私ができないことをできないと知ってくれているのです。
嬉しかったです。だから、ちょっと頑張ってみたいな、と思うようになります。彼は病気のことをほとんど知らない。でも、私がどんな風かは理解しているんです。だからね、やれることはやろうと。ゴミ出しだけでもいいよ、と言ってくれる彼だけど、もっともっと、体調がいい時は頑張ろうと改めて決意しました。できない時はしなくてもいい、というのが、どんなに心を軽くしてくれるか!
で、昨日は頑張り頑張り。サイクリングして、帰ってきたら料理をしました。今日は通院日、少し体調が思わしくないので、婦人科にも行くので、夜が遅くなると今日の夕食の準備もしました。これからお弁当作って、洗濯して、乾燥機行ってからの病院かな。うまく出来るといいのですが。
彼の一言、彼の頑張りが私を救います。気が本当に軽くなりました。ありがとうと毎日感謝と愛が深まっていきます。頑張ろう私。できる範囲でね。
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