基本、気付いた事は全部伝えたい派なのですが、一部に留めて指摘させて貰います。

　多分、小説を書き始めて間がない人なのだと思うのですが、そういう人には珍しく行間を空けられるのは良かったと思います。
　変な改行をされてるところはご愛嬌と流すとして。

　さて、指摘部分になりますが、基本的な書き方についてになります。

　例えば

　何処かでの記憶が、、、、、。

　これなのですが初歩的なミス２つあります。こういう書き方をされてる箇所がセリフも込みで沢山あると思うのでなるべく細かく説明します。

　何処かでの記憶が……

　これがセオリーでこの点々が何かというと三点リーダーといいます。
　何で小説を書いているか分かりませんがキーボードでなら右下のほうにある、平仮名の『め』のところにある『・』とローマ字変換だと打てるのがあると思います。これを３つ打って変換する。

　・・・　→　…

　となります。
　これを基本、２つ続けて使う

　……

　として使うのが一般的で、それより長くしたい場合は偶数になるように気を使いましょう。

　次にこの例題でおかしい場所ですが、正解例に出した句点『。』がなくなってるのにお気付きでしょうか？　三点リーダーの後ろには要りません。
　また、

「これは例題ですよ。」　　×
「これは例題ですよ」　　　○

　このように句点が要りません。

　この辺りを知られてないので付け加えると

「これってどうなの？」　　　　　　　　　　　　○
「これってどうなの？おい、聞いてるのか？」　　×

　何が間違いか分かりますか？
　正解は

「これってどうなの？　おい、聞いているのか？」　○

　となります。
　続きに文が続く時の『！』『？』が入る時はスペースを空けるようにするのが通常です。逆に『　」　』で終わる時にはスペースは要りません。
　これは地の文でも適用されます。

　とまあ、誤用が多くて読むのを止められる要因になりかねないのが山積しています。
　他にもありますが、これは基本中の基本なので意識された方が良いと思いますよ。