燃費を向上させるコツ(ハイブリッド編)回生ブレーキの使用の方法
では、先ほどまでの回生ブレーキの利点と欠点を踏まえまして、どのようにブレーキをかければ効率良く回生ブレーキが使えるのかをお伝えします。
まず、回生ブレーキの使い方ですが、特別な操作は必要ありません。ブレーキを踏めば、ハイブリッドのコンピューターが自動で判断し、回生ブレーキを使用してくれます。しかし、コンピューターに判断によっては回生ブレーキを使わないことがあるため、回生ブレーキの使用条件を確認したいと思います。
回生ブレーキの使用条件
・車の速度がある程度ある
こちらに関しましては、ハイブリッドカーの種類によってことなります。厳密な速度が知りたい際はカーディーラーに相談されるといいでしょう。目安として20km/h以上の速度は必要だとのことです。
・急ブレーキではない
回生ブレーキはあくまで補助ブレーキなので、ブレーキ力が弱く急ブレーキには向きません。急ブレーキを使用している際は危険を伴っている場合多く、燃費などと言っておれません。そのため摩擦ブレーキを使用し、車を早く止めることにコンピューターが専念します。
・ハイブリッドバッテリーが満タンでない
多くのハイブリッドカーにはハイブリッドバッテリーの残量がメーターに表示されているかと思います。ハイブリッドバッテリーが満タンでは、回生ブレーキで作り出された電気を貯めることが出来ません。むしろ、ハイブリッドバッテリーが容量オーバーでパンクしてしまいます。ハイブリッドバッテリーのパンクを防ぐためにも回生ブレーキの作動を行わないようにします。
以上を踏まえまして、回生ブレーキを使用する際は、特に急ブレーキだと車に判断されない必要があります。緩やかなブレーキに心がけましょう。しかし、危険を伴う際は躊躇わずブレーキを踏みましょう。燃費云々言ってられません。安全が第一なのですから。
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