第2話


べし!


「いったぁ、何すんの!」


いきなり頭を叩かれて不機嫌になり上を見ると、

親友の

三壁 安奈 anna mikabe

が立っていた。


「いや~、なかなかのにやけどできもいし、次あたしらの番やし。」


「きもいとか恋最中の女子にそれはないわ!」


「はよ、いくで。」


「はぁい。」


安奈は中学からの親友で、さばさばしててなかなかおもろい。


ーーいちについて、よーい、ドン!!--


私は走る走る。


長距離派です。短距離めっちゃ遅いです。


安奈はいつも遅いからほってく~


「お~、結奈頑張れ~」

「結奈、遅いわ、もっとはよ走れ!!」


などなど、クラスメイトから声をかけられて


調子のってピースとかしといたっ。


男子軍からも応援もらって、

ぐっとサイン出すとともに

豆ちゃんの方をちらり。


ほんま目だけちらり。


あ、発見。


え、あ、え、。


こっち見てる。


余裕で一位やからかな?


この場合どうしたらいいん?


A.女子力でちょっと遅く走る。

B.いや、もうそんなん関係なしに走る。


ん~~~


んんんんん


ん~~~~~~~~~


B--------------!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



と、いうことでさらに加速した。


多分めっちゃタイムいいと思う。


うへへへへっ




















































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