ファイブ・ヘッド、パンプキン・ナイト その2


「んもう……まだ鼻が気持ち悪い……」


 ブツクサと文句を言い続けながら据えた眼でこちらを睨むアニーゼに、俺は思わず目を逸した。

それにしても、視点を変えれば変えるだけ本当に裕福な町だってのがよく分かる。

この石畳の目減りの少なさを見ろ。少なくとも、食うに困ったことなんざ無いに違いない。

向こうでは肉付きの良すぎるマダムが町のあちこちをのっしのっしと闊歩して、店員と丁々発止の交渉を繰り広げている。


「あー……まぁしかし、祭りの会場とはいえ随分豊かなとこだよな。あるもんなんだなぁ、こんな町も」

「何か、理由が有るのでしょうか?」


 まぁ、なんとなくで裕福になれるもんじゃないから、何かしら理由は有るんだろうけどな。

この辺に勇者の技術指導が入ったっつー話も聞いたこと無いから、元からこうだったという事になる。だとすりゃ、楽園も随分近くにあったもんだ。

……町のあちこちに置いてある、この変な石像のセンスだけは正直どうかと思うが。


「おぉ、旅の人。それは我が町のご神体ですじゃ。お触れになるのはどうかご容赦を」

「あ、こりゃスンマセン」


 ベタベタと造形を確かめていたら、通りがかった町の老人に注意されてしまった。後ろから呆れたアニーゼのため息が聞こえる。

しかしご神体ねえ。俺の目にはカメとうなぎを足して二で割ってぶなしめじを加えたのかなんかにしか見えないんだが。


「ちなみにこれ、何の像なんです?」

「かぼちゃをかぶった五ツ首のうぐいす色した竜じゃよ」

「……ワンスモア」

「かぼちゃをかぶった五ツ首のうぐいす色した竜」


 なんだろう。色々とツッコミどころがあり過ぎて、とりあえず「長えよ」という感想しか出てこない。


「仮にもご神体なら異名とか神名とか、もうちょいなんか無かったのか!?」

「いやしかし、相手も知性のある竜ですからのう。こっちで勝手に名前を付けても竜の方が困ってしまうのでは……?」

「要らねえだろ、その気遣いは! 格好良い名前で飾ってやるほうがよっぽど重要だろ!」

「う、うーん。でもなんだかおじいさんにも一理有るような」

「騙されるな、お嬢。知性のある奴はかぼちゃの皮なんてかぶらない」


 少なくとも、かぼちゃ頭はそんなおしゃれ着感覚で装着して人前に出てきたりするものでは無いはずだ。

祭りの場で売っている仮装ならともかく、なんでもない町の中でかぼちゃをかぶっている奴を想像してみろ。

威厳有る竜と言うよりは、どう見ても春先に湧いてくる系のアレな人たちだぞ。


「ま、昔の話ですからなぁ。『五頭龍さま』とでも言っておけば、町の人間なら分かりますし」


 センスが変だ、と言うのは自分たちでも理解しているのだろう。

あまりと言えばあまりな俺の言葉にも怒ることなく、その爺さんは笑い飛ばしてくれた。


「ですが、毎年賑やかな祭りを開いてる内は豊作に恵まれると約束され、実際にこうして食うに困らずやっていけるのです。頭にかぼちゃをかぶっていようと、その御力は本物なのでしょうなあ」

「かぼちゃドラゴンがねぇ……」

「かぼちゃの面も、慣れてくれば独特の愛嬌があるものですじゃ」


 まぁ確かに、五ツ首のそれぞれに違う表情が刻まれているのはちょっと面白いけどな。

物珍しそうに竜の石像と睨めっこしていたアニーゼが、ふと思い出したように声を上げる。


「……あ、そういえば。看板にありましたけど、今この町にディーちゃんも来ているんですよね?」

「ディーちゃん?」

「あー……デュオーティ様だ。アイサダ・デルフィニィ・デュオーティ」

「おお! それでしたら、夕方にサイン会とやらを開くのだとかで、今はお付きの人と一緒に……」


 と、町のお爺ちゃんがにこやかに言いかけた時であった。




「ほーっほっほっほっほ!」




 どこかで聞いた、空をつんざくバカ笑い。

竜人少女は今日も春爛漫であることを伺わせる、爽やかに頭を痛くさせてくれる声である。


「ふふふ、祭りの人の数に釣られてノコノコとやってきたようね……アイサダ・ネフライテ・アンフィナーゼ!」

「あ、ディーちゃん」


 元気よく人様の家を足蹴にし、デュティは斜め上からこちらを指さして胸を張る。

まったくこいつは、太陽を背にしなきゃ登場することも出来ないのか。ほれ見ろ、爺さんが驚いて口をあんぐり開けているじゃないか。

デュティは掛け声とともに屋根から飛び降りると、前回の反省を活かし、一度ふわりと対空してから足元を確かめつつ着地する。


「……ふぅ」

「足元にビビんなよ、誇り高き竜人」

「ビ、ビビってなんか居ないわよ! てか、誰のせいだと思ってるの!」

「お前」

「キーッ!」


 そして、パァンと甲高い音が町中に響き渡った。

まだ先程の痛みも引いてない尻を押さえて崩れ落ちた俺もそこそこに、アニーゼは腰に手を当てデュティの方を向く。


「もう、おじ様ったら。ディーちゃんに一々つっかからないで下さい」

「うぉ……ぐ……、お、お嬢……」

「よ、容赦無いわね」

「これ以上口を開かせていると、いつまでたってもディーちゃんが言いたいことを言えなさそうなので」


 辛辣になったなぁ。なんだかホロリと涙が出ちゃうぜ。

だが、俺のケツは強く叩けば止まる緊急停止スイッチじゃ無いんだぞちくしょう。


「……ふ、まぁいいわ。敵に塩を送られたこと、それ自体はあくまで事実として認めましょう。誇り高く! けれどアナタは必ず後悔することになるわ! 結果的に、この【白刃銀麗エンチャントマーキュリー】からの挑戦状を受け取ってしまうのだからね!」


 くそ、満足に言葉さえ発せれば、今の発言で10は茶々を入れてやるのに。

そんな事ばかりしてるから黙らせられるのだとアニーゼの目が語っていたが、絶対に止めんぞ。だってアイツ、なんか無闇に偉そうでムカつくんだもん。


「いくつですか、本当にもう……」

「ってちょっと!? 勝手に目と目で通じあってこっちを無視しないで! 決闘よ!? 今日という今日は、本当にワタシとアナタの決着がつくんだから!」

「ええと、はい。決闘ですよね。カエル釣り勝負とかですか?」

「んなワケないでしょ!? もうちょとこう、やる気を持って! 前を見て!」


 デュティが地面をダンダンと蹴りつけるものの、熱意の差は誰が見ても明らかであった。

つか、どうしたアニーゼ。前回はあんなに盛り上がってたのに、今回はやたらやる気が無さそうだぞ。


「……だって、どんなに盛り上げたって結局地上での"チート"同士の私闘はご法度ですし……つまんないです」

「まぁ、そうなんだけどな」


 いくら勇者の血族と言ったって、別に聖人ってわけじゃない。家族同士で普通に喧嘩もあれば、男女関係のもつれなんかで一生いがみ合い続けるようなことだってある。

だが内政屋ならともかく、戦闘型同士が血を血で洗う戦いなんぞしたら周辺被害が酷いことになってしまうのは間違いなしだ。

地上に迷惑をかけない為にも、私闘禁止は俺たちが最低限守らなければならないルールである。

禁を破れば、そいつは最悪「血族」から追い出されることだってありえる。


 勿論、そんな事はデュティにだって、言われずとも分かっているはずだ。

だが彼女は不敵な笑みを崩すことなく、むしろこちらを小馬鹿にしているかのように含み笑いを見せた。


「ふふふ……アナタたちは本当に頭が堅いわね。このワタシが、まさか何の考えもなくこの町で待ち構えていたとでも思うの?」

「違うんですか?」

「ノータイムで聞き返さないで。良い? 要は"私闘"じゃなきゃ良いのよ。地上の者共に許され、地上の者共に乞われた戦いなら……それは、勇者の戦いに相応しい。そうじゃない?」


 そうじゃない、と言われてもな。なんだ、見世物で演武でも披露するつもりなのか?

前はそれでキーキー騒いでたくせに、同行してるトロワに言いくるめられでもしたんだろうか。されてそうだなぁ。


「違うわよ! 特別なことをする訳じゃないの。郷に入れば郷に従え。この町で、このお祭りでの独自の戦いなら……ワタシとアナタにも、決着の機会が訪れるのではなくて? ねぇ、メリーゼ」


 スピ、とアニーゼの鼻が興味深げに鳴るのを見て、ようやっと、我が意を得たりといった風にデュティが薄い胸を張った。

無駄に自信満々のようだし、よほど良い案を持っているのだろうか。人様に指を突きつけるのは、誇り高き行動としてはどうかと思うが。



「さあ、尋常に……この町に古くから伝わる決闘法、『パイ投げ』で勝負よ!」



 何にせよ、この時の俺の心は確かに一つの言葉で埋め尽くされていたと思う。

――そうか、お前バカだろ。






 □■□






 パイ投げ。それははるか昔、この世界の覇者が古代翼人文明で有った頃から連綿と伝わる決闘法である。

誇りある彼らは、己の地面から一番離れた部分、つまり顔を汚されるのを何より嫌ったという。

そして生まれたのが、パイの実――種を繰り抜いたアボガドのような実をぶつけ合う決闘法であった。

顔にべチャリと張り付いた高脂質の果肉は、得も言われぬ不快感と屈辱を産み、さりとて命の危険も無かったので彼らには多いに好まれた。時には、パイ投げ専用の闘技場まで建設されていたともいう。


 ちなみに、この設定はしこたま酔っ払った【設定辞書データブック】の奴がゲラゲラ笑いながら書き上げていたものなので、まったくの事実無根で有ることにご注意されたし。


「『五頭龍祭』、ね。たかがパイ投げ大会に大層な名前つけやがって」


 いわく、腕利き100人が集まり『最強』を決めるためのバトルロイヤル。

山一つ離れた地方からも参加者が集まり、予選会の倍率はなんと10倍だとか言うメインイベント。

なんでも、デュオーティの奴はそんな大会に特別ゲストとして招かれていたらしい。


『でもそれじゃワタシの勝利が決定的すぎるもの。精々、地を這う獣として見所くらい作って見せて、ワタシの勝利を飾っていただけないかしら。ほーっほっほっほっほ!』


 完全に天狗と化したデュオーティは、そう煽るだけ煽ってサイン会へと飛び戻っていった。

――ま、それがつまり昨晩の話だ。今はもう翌日。予選会も終わり、これから本戦が始まるというところである。


「優勝賞金、金貨20枚だ……! 絶対優勝しろよお嬢ー!」


 そしてここは、熱気渦巻く観客席。

……いや、うん、予選の内容が木の盆をパイに見立てた遠投合戦だったんだよね。

「なるべく遠く」に当たるようにチート使ってどうにかしようとしたら、途中で鳥に咥えられてどっか持って行かれちゃいました。判定、失格。


「ふふふ……情けないね、アジンド」

「うおッ!? 驚かすな、トロワ……か?」


 急に後ろから声をかけられ、振り返る。が、目の前にいた姿が、俺には一瞬誰なのだか分からなかった。

本人の趣向と肩書が食い違っているせいで、己の家族に命を狙われる次期魔王、トロワ・ドゥ・ロア(偽名)。

男装しているが、本気を出せば国も傾けられそうな美女である……それ以上にダメな夢追い人エトランゼだけど。


 しかし、デュティに預けて別れたころとフード付きのローブで顔を覆っているのは一緒だが、なんだその金縁の色眼鏡は?

見ればローブにも妙に装飾が増えて、金糸の飾り縫いまでされてやがる。


「いつの間にか成金趣味になりやがって……どうしたんだそれ」

「だって仕方ないじゃん。お金が有るんだもの。唸るほど有るんだもの! どう、羨ましい?」

「あまり俺を見くびるなよ? 死ぬほど羨ましいんでおこぼれ下さい」


 なんだったら靴を舐めるくらいまでならやってやるつもりだったが、元より話す気だったのだろう。

トロワのやつは、俺が交渉するまでもなく驚くほどあっさりと口を割った。


「プロデュースだよ、プロデュース。かわいい女の子がエンタメして『皆に笑顔を……』と唱えるのが最近ホットなのさ。よって、僕の事は今後トロワPと呼んで欲しい」

「なるほど……それ、儲かるのか?」

「ふふふ、デュティという素晴らしい原石と巡りあわせてくれた君だからこそ特別に教えて上げよう。儲かる。めっちゃ儲かる」


 トロワがこっそりと手の平に描いた額を見て、俺は目を剥いた。なるほど、確かに男と言うのはえてして可愛い女の子に弱いもんである。

俺もアニーゼにコケティッシュな衣装を着せてステージで踊らせればあっという間に金持ちに……! うん、なる前に上半身と下半身が泣き別れになりそうだな。この案はボツ。


「いや、実際ただジーステに出すだけじゃそんなに儲からない」

「なんだそうか。じゃあどうすんだ?」

「大事なのはグッズを売ること。僕はね、若い絵描きと交渉して、カードくらいのサイズに彼女の肖像画をしこたま描かせたんだ」

「ほうほう」

「結構な種類を用意してね。中身が見えないよう、封筒にでも入れて売りさばく。ダブったカードは友達とトレードしてくれという売り文句でね。そして見事シリーズでコンプした暁には、少しお色気の効いたスペシャルカードと交換できるという寸法なのさ!」

「なるほど……スゲえ、話を聞いただけでもガンガン射幸心が煽られやがる……!」


 絵姿の即売会とやらも覗いてみたが、一部でやたら盛り上がっていたのはそのトレード会場だったのか。

……しかし、それはかなり大きな商会の助力がないと難しい。なるほど、それでデュティの勇カツ(勇者活動)で手に入れたツテが効いてくるわけだな。

ハマる奴が増えれば増えるほど、全自動でデュティの人気も高まっていく仕掛けか。トロワ・ドゥ・ロア、なんて恐ろしい女だ……!


「ところでお前さ、自分だけの英雄譚を探したいと言ってたけど、手段それでいいのか」

「知らない。聞こえない。だってご飯が美味しいんだもの」


 そうか。まぁお前がそれで良いなら何も言うまい。

ま、特許だ何だという言葉の概念すら存在してないような世界である。

他の商会がこぞって真似しだした後、どれだけ人気が残るかはデュティ次第ってところか。


「お嬢を一過性のブームで終わらせたら実家に殺されそうだしなぁ……残念だが、俺はもう少し地に足のついた手段を取るよ」

「ふふ、楽しみにしてるよ……『能力チート』持ち同士の戦いも含めて」


 トロワはそう不敵に笑って、そのまま俺の隣に腰を下ろした。


『続けて参加者をご紹介しましょう! オーク殺しの肝っ玉母さん、エミー! そして昨年チャンピオン、オルノフ! 彼にはデュオーティ様に負けないよう、チャンプの意地を見せて貰いたいですねー』

『春には結婚する予定だそうですからね。ここは恋人に格好良い所をみせたいですね』


 本選会場の方では、振動増幅珠のついた拡声器(多分、ウチの技術支援で作られたやつだ)を持ったおねーちゃんが声を張り上げて選手の紹介をしている。

最初に特別ゲストとしてデュティを紹介する時間が一番長く、アニーゼは本戦最年少の選手として軽く触れられただけ。

予選の円盤投げの記録も、平均よりちょっと良い程度でしかない――これはまぁ、俺が指示したことなのだが。


 100人が5つのスタート地点に別れ、最初は20人が1つの地点に固まってスタート。

そして勝ち残った奴が中央へ向かう様子とこの町のご神体がかけられ、五頭龍祭と呼ばれるようになったとかだそうだが……


「これだけの人数が居れば、案外あっさり二人とも脱落という展開、ありうるんじゃ?」

「んー、まぁ、なぁ。ちょっと仕組みが分かってる奴が居れば、まず強い奴から落としにかかるだろうし」


 それは所謂、バトルロイヤルの鉄則というものだ。

タイマンで絶対に勝てないような相手なら、数に紛れてぶっ潰す。俺ならそうするし、実際、予選でアニーゼに手を抜かせたのはそれを警戒してでもある。

決して、実力を誤魔化して配当を吊り上げるためではないのだ。ホントダヨ?


「……ま、つってもそんな小細工は殆ど意味を為さないだろうな」

「へぇ? それはまた、一体どうして確信できるのさ」

「いや、確信ってほどでも無いんだが……そうさな」


 今、本選会場に居る連中は、わりと真面目に「腕利き」が多いのだろう。それこそ、パッと見でCランクくらいまでならタイマンでもどうにか出来そうな奴らもちらほら見える。

そんな中、人の雲に混じったアニーゼは、背が低いこともあってどうも見つけづらい。

だが、例え姿が見えなくてもその表情は容易に想像する事ができた。きっと傍目からはおっとりとした佇まいで、姫じみたドレスでにこやかに微笑んでることだろう。

町人に交じるにはやや派手すぎる見た目なので、周りに訝しがられているかも知れないな。


「お嬢はさ、滅多に歯を見せて笑わないんだよ」


 それが、人を恐れさせる仕草だと大婆様に叩きこまれたからだ。

仕草を矯正される前、俺がまだ10代の頃に会ったアイツは、随分と生意気で、プライドが高く、負けず嫌いなガキであった。

いや、その芯は今だって変わっちゃいない。大婆様の「教育」によってちょっとばかし外面を取り繕うのを覚えただけで、アイツは下手すりゃあのデュティよりもよっぽどプライドが高いのかも知れない。

ああ、あのステージ上のアニーゼを見ろ。堪えるように尻尾を揺らし、ニコニコと微笑んでいる。犬歯が見えそうになるまで口角を上げ、つまり、最上級の笑み。


「だから、アイツは今すげーワクワクしてると思うんだよな」


 ……開始が近いのだろう。各スタート地点に散った選手たちが、緊張気味にかぼちゃパイを構えた。


『さぁ、それではー……いよいよ五頭龍祭、スタートでぇす!』


 司会のねーちゃんが大きく手を振り上げ、一斉に鐘の音が鳴り響く。

その瞬間、アニーゼと同じスタート地点にいた参加者の過半数が脱落した。

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