軌跡

僕がこの道を辿る過程

それは誰にも分からない


そんな回り道をしなくてもと

言い捨てる人も居るだろう


そんな時 小さな石を見つけた

人は単なる石だと言って 僕をあざ笑う


そんな石を僕は太陽に当ててみた

キラキラ輝いていた


要らない部分は沢山あるだろう

けれどそれは

削り落とせばそれは 綺麗な翡翠だったりする


この石は僕に出会うために

ここに落ちていたのかもしれない


偶然かもしれないけれど

そのために僕は回り道をしたのかもしれない

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